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春休みを数えて。  作者: 銅鑼の鳴る部屋
夜更かしサイクリング編
8/10

春休みを溶かして。

「真実」へ———————

 着いた。帰るまで遠足という概念は正しかったのかもしれない。

 ——やることがある。忘れていたけど。

 「ワァ~」

 眠いのはわかっているが、これをしないとなんだか眠れないと思ってしまう。本能みたいな。感覚的な、何かが。

 いち、に、さん、し……

 春休みの日数を数え始めた。あの時のように、人差し指で一つ一つ指しながら。

 にじゅういち、にじゅうに、にじゅうさん、にじゅうし、にじゅうご。

 二五日間。まあまあといったところであろうか。まあ、あと二十日以上ある。宿題はあとでやろう。それでいいや。……ん?

 一つ気づいてしまった。



 

「3月の18日にあれだけ桜が開花しているだろうか。」

 おかしい。そんな早い訳がない。おかしい。

 ……もしかして。

 カーテンを開け、真っ暗な夜空を見た。そこには、満天の星ときれいに半分になった月があった。右側は闇に浸食されてしまったのか、光っていない。

 


 この時期に半月なんて妙だな。半月なんて普通……

 上弦の月とか、下弦の月とか、忘れた。なので、理科の教科書を急いで用意した。ん?

 この月は本来、下旬に見えるはず。今、夜に出ているのは上弦。おかしい。




 もしかして……





 一番最初に春休みを数えたとき、22日と23日の間に指が来てしまった。この日は下弦の月が出る頃。

 嫌な予感がする。

 「ワァ~」

 なんか急に睡魔が。

 「ワァ~」

 「ワァ~」

 あーーーーーーーーーーーーー眠い。

 目が半開きになる。

 「ワァ~」

 「ワァ~」

 あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー眠い。

 「ワァ~」

 「ワァ~」

 「ワァ~」

 「ワァ~」

 「ワァ~」

 あ———————————————————————————————————————

















—————————ん?

 青い空。太陽。朝。ん?

 寝落ち、かな。でも、ベットに言った記憶ないし。開けたカーテンが閉まってる。夢、なのか。

 「魔法書が本棚にある……」

 なんだ、夢だったのか。

月についてですが、2024年、3月18日くらいは上弦の月でした。まあ、きれいに30日じゃないからね。

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