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春休みを数えて。  作者: 銅鑼の鳴る部屋
夜更かしサイクリング編
7/10

春休みを帰り道にばら撒いて。

帰り道。主人公は何を思うのか。

 とても、美しかった。だから、帰り道は違った。あの道も、この道も。雰囲気というものがまるで違った。もちろん、音なんてしないし、寒いままだ。夜はまだ十分に暗い。

 春休みの夜、まさにこのようなものだった。これ以上分かりやすく例えることはできないだろう。語彙がどうであるとか、疲れているとか、そんなものは関係ない。これ以上の表現はできない、のだ。

 もちろん、テレビ番組ではないので、帰るところまでがセットだ。

「ワァ~」

 なんだか、眠くなってきた。そうだろうな。こんな時間に体動かしたら疲れるから。

「ワァ~」

「ワァ~」

「ワァ~」

 あー眠い。とりあえず帰ったら寝るか……ん?

 そういえば……

 忘れてた。春休みを数えないと。

 僕がここにいるのも、きっかけはこれだった。

 「バタフライエフェクト」。蝶の羽ばたきがやがて竜巻を引き起こす。つまり、風が吹けば桶屋が儲かるの親戚みたいな。些細なことがやがて大きいことにつながる。ただ、春休みを数えただけなのに、神社まで外出するという大きなことにつながっていた。こんなことあるんだ……

 もう、夜は折り返しだ。

 「ワァ~」

 わかった……速度をすこし上げることにしよう。

このあとどうなるんでしょう。それは、作者も知りません。

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