第十五話 二次テスト開始
ベットに横たわっているナル。
すると医者がやってきて
「今回はこちらを装着していただきます」
点滴のような物を腕に注す。
◇
目の前に青いドア
「よしっ」
ドアノブに手をかけドアを開けるナル
そこには見渡す限りの森が広がっていた
自然の奥に木がない場所があり多くの参加者が集まっている。
◇
前には審査員が5人並んでいる
22名の一次テストを合格した参加者がいる
「一次テストお疲れさまでした。まずは昨日のテストの順位を発表いたします」
審査員の背後にモニターが現れ、1位から名前が発表されていく
1位 51番 サイト選手
1位 8番 ミクトル選手
3位 27番 オオシ選手
4位 55番 ヒデマ選手
5位 80番 シュウサ選手
6位 101番 アント選手
7位 10番 ホンケ選手
8位 22番 シン選手
9位 39番 シーダ選手
10位 121番 アラミ選手
11位 99番 マツヨ選手
12位 30番 ドル選手
13位 18番 エルス選手
14位 58番 キーラ選手
15位 35番 トヨタ選手
16位 79番 アキ選手
17位 40番 ヒミヨ選手
18位 81番 ナル選手
19位 78番 キヨダ選手
20位 102番 イント選手
21位 42番 ドンタ選手
22位 68番 アリ選手
「そして今回の二次テストの発表をします。今回の二次テストは3日間のサバイバルです。」
参加者が少しざわつく。
周りを見渡すナル。
「ただのサバイバルではありません。まず、食事は開始前につけられた点滴から取れますので心配はありません。そしてこの森には多くの怪獣や罠などあなた方の生存を拒む仕組みが多く用意されています。尚、ここからは選手同士の攻撃も可能です。とにかく3日目の朝10時にこちらに戻ってきていただけたら合格となります。」
「出発は公正を期す為に22個のドアからそれぞれランダムな場所に送り出されます」
すると選手達を囲むように22個の長細いドアが周囲に現れる。
「では1番の方から好きなドアの前にお立ちください」
1番のサイト選手が顔色も変えずに一番近いドアに向かって歩いて行く。
その後続々と選手がドアの前に着く。
「やべーなんか楽しそう」
各々順に、ドアの前に向かう。
最後に68番のアリ選手が残り一つのドアの前に立つと
「それではドアにお入りください。二次テスト開始です」
皆が一斉にドアに入っていく。
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