255話 作戦立案なのです。
基本一日置きの更新(18時)とさせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
「みんなを一箇所に纏めたのは作戦だ」
俺は恵ちゃん、呂姫ちゃん、集子ちゃんの顔を見て言う。
三女神たちの顔色は悪い。だけど俺の言葉でちょっと希望が見えたような表情になる。
「作戦ですかっ? なら早くっ」
「なにをするのかしら? できれば早めにして欲しいわ」
「ふぉふぉふぉ。いつ襲われるかわからんからのう」
女神たちからは、切実な焦りが感じられる。
それは無理もない。グダグタしていたらゴブリンたちに性的に襲われるからだ。
「個別にばらばらで襲われたら俺はひとりしかいないから対応できない。だから一箇所に纏まってもらう方が守りやすいんだ」
「確かにそうですねっ」
「それはそうね。でもどうやって守ってくれるのかしら?」
「ふぉふぉふぉ。理にかなっているのう」
恵ちゃんが幼い全裸を隠しながら言う。
ほんのりとした胸を右手で、まだ幼い体型の大事な部分を左手で押さえている。
そして呂姫ちゃんはダイナマイトボディだ。
豊かで白い胸を右手で覆い、大切な下を左手で防いでいる。
同じくたわわで白磁のような肌を持つ集子ちゃんも豊かな胸を右手で隠し、恥ずかしい下の部分を左手で塞いでいる。
……う、ぐぐぐ。
まともに見たら駄目だ。
俺の理性は押さえられなくなってしまう……。
俺は微妙に三女神たちから視線を逸して言う。
「ショットガンを使う。広範囲に一斉攻撃できるようにするにはアサルトライフルじゃ不向きなんだ」
「わかりましたっ。使ってくださいっ」
恵ちゃんは足元に置いたショットガンに手を伸ばす。
そして俺に手渡すのである。
で、俺は視線を真下に向けた。
それは恵ちゃんがショットガンを拾うのに右手を伸ばしたからだ。
まともに見たら恵ちゃんの胸を見てしまうから……。
「ああ。ありがとう」
俺はアサルトライフルを床に置き、ショットガンを手にした。
そして身構える。
幸いここは臥留子が作った異空間だ。同士討ちはないので安心して撃てるのだ。
「三人くっついて動かないでくれよ」
すると三女神は頷く。
そしてまるで抱き合うかのように互いに寄り添うのだった。
……なんかエロい。
三人とも美少女なのだ。
しかも全裸である。
妙に百合っぽくて絶妙にエロいのだ。みんなの柔肌がどうにも目に焼き付いてしまう。
作戦を考えたのです。(`・ω・´)∩
よろしければなのですが、評価などしてくださると嬉しいです。
私の別作品
「勇者パーティを追いかけて_~転倒魔法しか使えません~」連載中
「生忌物倶楽部」連載中
「夢見るように夢見たい」完結済み
「四季の四姉妹、そしてぼくの関わり方。」完結済み
「固茹卵は南洋でもマヨネーズによく似合う」完結済み
「甚だ不本意ながら女人と暮らすことに相成りました」完結済み
「墓場でdabada」完結済み
「甚だ遺憾ながら、ぼくたちは彼の地へ飛ばされることに相成りました」完結済み
「使命ある異形たちには深い森が相応しい」完結済み
「空から来たりて杖を振る」完結済み
「その身にまとうは鬼子姫神」完結済み
「こころのこりエンドレス」完結済み
「沈黙のシスターとその戒律」完結済み
も、よろしくお願いいたします。