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全てを筋肉で解決する物語

全てを筋肉で解決する赤ずきん

作者: 翁もずく

 赤ずきんより早くおばあさんの家に着いたオオカミは、おばあさんをぱくりとひと口で丸呑みしてしまうと、おばあさんのベッドにもぐりこんで、赤ずきんがやってくるのを待ちました。


「おばあさんのお口は、どうしてそんなに大きいの?」


 赤ずきんの割と確信をついた質問にキレたオオカミは、遂に彼女に襲いかかりました。


「おまえを食べるっとらそうぅ!!へいっ!」


 ですが赤ずきんはその攻撃をカウンターで返し、顎にパンチを食らったオオカミは、せっかくの宣言の語尾が世界水泳みたいになって、ベッドの向こうにすっ飛びます。

 不意の攻撃にダメージを受けつつも立ち上がるオオカミに、赤ずきんは更に、次の攻撃への構えをとります。


「くっ、俺の変装を見破っていたのか!!」


 オオカミの悔し紛れの問いかけに、赤ずきんは冷静に答えました。


「おまえのようなババアがいるか」

ほんとごめんなさい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ウルトラソウ!ヘイ!! [一言] 勢いが素敵です!!!
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