射撃適正・D S.アリスガワ・ライカ
私の雷獣号はアリスガワ三姉妹の地上戦、そして射撃戦の担当。当然、雷獣号をメインに合体した形態『トリギガス・トネール』の戦い方も地上を走り回りながらの射撃戦だ。
地上を駆け抜け敵から距離を取る。そのスピードは迅雷のごとく。
一方、こちらの再合体中に敵も再合体していた。
再び大蜘蛛が動き始める。背中のレールキャノンがこちらを向く、が、
「それはこちらの距離でもあるのだわ!」
私はトリギガス・トネールに、右手にくっついた銃を構えさせる。
ドリルのように螺旋を描く長銃身が狙うのは、敵の巨体の上半身、機体全てを制御している黒いEDAのコクピット。
「三連EMOリアクター! ENをD・S・Rに! 視聴者さん! もっとイイネを私たちに!」
《使うのか!? D・S・Rを!》
《D・S・R?》
《説明しよう! D・S・Rとはライちゃんの雷獣号、及びトリギガス・トネールが装備している銃身がドリったレールガンのことだ!》
《あのドリってる銃身は弾丸に強烈な回転を加えるためのもの! 螺旋の力を得た弾丸の弾速と貫通力は並のレールガンの数倍である!》
《ましてや3体分のEMOリアクターが生み出すENを充填すれば、トリギガス・ドレイクの大斧を防いだ防御フィールドでも一撃よ!》
《へー》
《リアクションが薄いぞ! もっとダイナミックに反応せんか――――ッ!》
そう、このD・S・Rの貫通力はENさえ十分ならばあらゆる防御フィールドを突き破る。これならば!
「D・S・R、シュート!」
雷光と共に発射! 弾丸はドリルのように回転し、空気の壁を貫いて、一直線に突き進む!
そして! ……敵に当たることなく、どこかへ飛んでいった。
「外した――――!?」
《敵の巨体の遥か頭上を飛んでいったな》
《あのデカイ的を相手に外すの!?》
《ふん、アリスガワ三姉妹初心者が混ざっているようだな》
《教えてやる、三姉妹の射撃担当ことライちゃんは実は射撃がめっちゃ苦手だ。むしろ格闘戦の方が得意》
《なんで射撃担当やってんの!?》
《ジャンケンで負けたからに決まっとろうが――――ッ!》
《アリスガワ三姉妹はトリギガス計画の発動に際し、3つの機体と3つの形態にそれぞれ空戦格闘型、陸戦射撃型、海戦防御型というコンセプトを設定した》
《で、誰がどれに乗るかとなった時、タツ姐とライちゃんは共に格闘型を希望》
《どちらが格闘型に乗るかを駆けた漢女の真剣ジャンケン勝負の末にライちゃんは敗北、消去法で射撃型の雷獣号担当となって至る現在》
戦闘でテンション上がりすぎて、自分が射撃苦手なのを忘れていたのだわ……!
そして、こっちがD・S・R発射の反動で動けなくなっているところに、お返しとばかりに敵の背中のレールキャノンが放たれる。
砲弾は見事こちらに着弾、その衝撃が周囲の地形ごと私たちの機体を粉微塵にした。
「ぎゃー!?」
「あうぅ……」
決闘決着。
私たちが、トリギガスが負けるなんて……!
~今日のEDA~
●トリギガス・トネール
HP:5800 EN:350
装甲値:900 運動性:100 移動力:7
特殊能力:EMOリアクター(大) サブEMOリアクター(大)✕2 分離 変形
空:不可 陸:A 海:不可 宇:B 機体サイズ:LL
操縦者:アリスガワ・ライカ
●武装
・格闘
攻撃力3000 射程1 EN消費5
・ドリルスパイラルライフル
攻撃力3800 射程1~7 EN消費80
操縦者コメント
「ライカの雷獣号をメインに合体したトリギガスよ。メインドライバーもライカ。ドリルスパイラルライフルに貫けないものはないのだけれど……離れると当たらないのよね……射撃は苦手よ……あ、それとブクマと評価よろしく、なのだわ。おねがいしまーす」




