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Stage1『あんたは良い子だねんねしな』②

「見つけたわ! あんたたちが異邦人……って、眠りながら歩いてる?」

魔法の森の奥まで進み、ついに数人の異邦人の列を見つけた霊夢。しかし彼らは皆眠りながら歩いてた。ただ一人、先頭に立って指揮者のように杖をふるう魔法使いを除いて。

「あらら、博麗の巫女だ。これは面倒くさいことになったぞう」

 そのパジャマ姿の魔法使いは困り顔を浮かべる。彼女の名前は北原ういり。魔法の森に住む魔法使いだ。

「怪しい奴らよりも怪しいやつね。ぶっ飛ばせば怪しい奴らが一気に捕まえられるボーナスタイムみたい!」

「子どもが寝る時間は私の時間さ。博麗の巫女にだって、少しのボーナスもやるもんか!」

 真夜中の魔法の森で、二人の弾幕が重なり合う。


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