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Stage5ボス『水流淡子』

○5面ボス 生まれ治す漂う体


水流 淡子

Tsuru Awako


種族:人造人間

能力:舟を作る程度の能力


深宵園ではじめに造られた人造人間。

生まれる以前は深宵園周辺の海を漂う水子の霊だった。当時は死後の世界の海をさまよい続けていたが、その姿が深宵園の管理人の目に留まり、人造人間の肉体に入る魂として選ばれることになる。

造られた肉体は不完全で苦しみも多かった。しかし淡子自身は生きる機会を与えてもらったことに恩返しをしようと、どれだけ過酷な出来事が待っていてもしぶとく生きていこうと決心している。


不完全な肉体を安定させるために、生命維持機能のある液体に浸かりながら生活してきた。そして時折、深宵園の管理人自身から研究の成果による肉体の調整がされ続けている。数百年という長い時間を経て少しずつ肉体は安定してきている。

基本的に水槽の中から出ることができないため、外の世界には強い興味を持ちつつも知らないことが多い。その反動なのか、御子之宮に住民が来ると旺盛な好奇心を発揮して質問攻めをしている。


葦で編まれた舟を作り出す力を持っている。葦の舟はどのような環境にあっても乗っているものを保護することができる。本来なら行き来することのできないような、異界と異界を繋ぐ空間でさえ安全に移動することが可能。

また、鸞層で生まれた住民たちは、まず淡子の舟に乗って月から御子之宮に降りてくることが決まりになっている。そのため新しい住民が生まれた日は御子之宮に皆で集まり、新しい住民を迎えることが慣例になっているとか。


深宵園の住民の最年長ということもあり、何かと他の住民の世話を焼きたがる。住民たちが荷物が重くて困っているときなどは、頼んでもいないのにどこからともなく舟がやってくるとか。


深宵園で内乱がはじまった時、淡子は様子を見守ることにした。ただ阿闍世たちを抑えつけるだけでは、いつか同じことが繰り返されると考えたのだ。

しかし関与に消極的だった淡子も、争いを望まず戦渦に巻き込まれるままの小さな住民たちを見過ごすことはできなかった。

深宵園の管理人は、外へ住民たちを出すことを良しとしていない。しかし淡子は、生みの親へ初めての反抗をした。淡子にとっては母親の言葉も大事だったが、それ以上に自分と一緒に時間を過ごした住民たちが大切になっていた。


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