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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

人は愛なくして生きられないのではないかと思うのだ。

 

 終わりの日には対処しにくい危機の時代が来る。戦争、飢饉、地震、疫病、ノアの時代の様に不義と暴虐に満ち、大半の者の愛は冷える。

 世界は悪い方へ悪い方へと向かう。

 今、そう預言された事柄は世界のあちこちで見られる。今は「終わりの日」と呼ばれる「時代」なのだ。

 愛じゃ世界は救えない、と人は言う。

 愛が何になるのか、と。

 だが、その一方で人は愛に焦がれ、欲する。

 こんな話を聞いた。

 野戦病院で親のない赤子を集めた部屋で、生存したのはただ一人。

 世話も食事も条件は何ら変わらない。ただ、宿直が見回りの度、入り口の側に居たその子を抱いてあやした、という事を抜かしては。

 人は愛なくして生きられないのではないかと思うのだ。

 貴方が生きているのは、きっと受けて来た愛が支えてくれているのではないだろうか。

 そう考えると、素敵だ。

 周りや人生ですれ違って来た人からの愛や、もしかしたら小さな親切かも知れないが、そういったもので己は生かされて来たのかも知れない。

 そして、己の周りの人にも少しずつ愛を示せたかも知れない。

 貴方は隣人を自分自身の様に愛しなさい。愛は自分の隣人に対して悪を行いません。

 イエス・キリストの示した愛の黄金律があれば、人は救われる筈だ、と思う。

 人が救われるなら、きっと世界も救われるのではないか。そうなる事を願って止まない。


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