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shisakuhin No.3

作者: 遠藤 史緒

バイクの音が鳴り響く

真夜中零時のことでした。お前はどこへいくんだい?だからどうしろというんだよ


どこまでいったって

何もないんだぜ

なにを探して

走りつづけるんだ


電話の音が鳴り響く

真夜中零時のことでした

友達を探して

泣いている人がいます


人間生まれた時から

死ぬ時まで

結局はひとりぼっちさ


電話の音が鳴り響いた

真夜中零時のことでした

人死んだとききました

その時ばっかりは

僕も泣きました


悲しい泣き声が響く

真夜中零時のことでした

毎夜必ず聞こえます

人は毎日死ぬんです


誰にもかえられない

神さまの時間





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― 新着の感想 ―
[一言] はじめまして、立木と申します。作品拝読させていただきました。 便りの無いのはなんとやら、と言いますが、今までの人生で、深夜の報せが良かったためしはありません。 そんなことを、読みながら自然と…
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