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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

友達

作者: 僕
掲載日:2016/10/09

僕と君は一生友達だよ。

僕の友達は、みんなには見えない。

みんな僕をおかしい子だと言うが、構わない。

だって本当にいるんだ。

僕の友達は。


今日も僕と友達は一緒に学校に行った。

友達はいつも僕のランドセルに乗ってくる。

重い。

学校に着くと、下駄箱にゴミが入っていた。

また誰かがゴミ箱と間違えたんだろう。

下駄箱を綺麗にして、僕と友達は教室に向かう。

僕の机に落書きがされていて、机の引き出しはゴミでいっぱいだった。

またここでもゴミ箱と間違えてる。

僕は友達とゴミを片付けて机に座る。

友達は教室中を飛んだり跳ねたりしてキャッキャと騒いでいる。

いつもの事だ。

僕は暇になって本を取り出して、続きを読む。

すると、誰かが僕の本を取り上げた。

えーっと、誰だったかな?

とにかく本を返してもらおうとしたけど、なかなか返してくれない。

困ったな。

続き気になるんだけどな。

僕の後ろで何か叫んだ誰かが僕の背中を押した。

バランスを崩した僕は、地面に倒れてしまった。

痛いな〜もう。

顔を上げると、友達がケラケラ笑っていた。

君が遊んでくれないから、僕は暇なんだぞ。

その時、先生が教室に入って来た。

直後、本が頭に落ちて来た。

良かった。

本が帰って来た。


授業が終わって、僕と友達は家に帰ろうとした。

でも、校門を出ると、誰かに引き止められた。

えーっと、誰だっけ?

服を掴まれたりして、僕は無理矢理丘の上の公園に連れて行かれた。

公園か〜最近来てなかったな。

友達は人気の無い公園でも楽しそうだった。

独り占めの気分なんだろう。

僕も遊ぼうかな。

そう思ったが、誰かに頭を叩かれたり、蹴られたりして全然遊べない。

友達が羨ましい。

いいな〜。

しばらくすると、誰か分からない人達が帰り出した。

五時のメロディが流れたもんね。

僕と友達も帰ることにした。

友達は満足そうに遊び疲れてランドセルの上で寝ている。

贅沢な奴だな。


家に帰ると、お母さんに怒られた。

自分の服を見ると汚れていたのだ。

遊んでも無いのに汚れるのは、損した気分だ。

遊んでも汚れていない友達は、さっさと僕の部屋に帰って行った。

僕も行こうとしたが、お母さんに風呂に入るよう言われ、しぶしぶ風呂に入った。

体を綺麗にして、僕は夕食を食べた。

友達はテレビを観ている。

僕も早くテレビが観たくて食べ終えた。

友達と一緒にテレビを観る。

お母さんとお父さんが騒いでて聞こえない。

音量を上げるが、お父さんにうるさいと叱られた。

そっちのがうるさいよ。

友達もその通りと頷く。

気が合うな、君とはやっぱり。

君と僕は死んでも一緒だよ。

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― 新着の感想 ―
[一言] とても良かったです。 主人公が本心を隠してイジメを淡々と語り、そして見えない友達についても淡々と語るので、押し付けがましさがなく、最後まで興味深く読み終えました。 この『なろう』で私はめっ…
2016/10/09 20:43 退会済み
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