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記憶喪失の悪役令嬢は、攻略対象のヤンデレお義兄様から逃げられない

作者: 瑞音

激しい頭痛に襲われながら目を覚ますと、見慣れない天井が目に入った。

ここはどこだろうと思っていると、


「レティシア、あぁ、良かった」


声のした方を見ると、見知らぬ人々が私のベッドの周りを取り囲んでいた。


「誰?」


「!?」


「レティシア、お父さんとお母さんがわからないのか?」


私は首をかしげます。


医者らしき人が

「高熱で記憶障害が出ているのかもしれませんね」

と言っていた。

私の母を名乗る女性が

「レティシア」

と言いながら泣き崩れてしまった。



目が覚めて数日たったが、未だに何も思い出せない。

私は三日間、高熱を出して寝込んでいたらしい。

ここはランジェサン公爵家で私はそこの一人娘のレティシアという名前みたい。

家族はお父様、お母様、そしてクロヴィスお義兄様がいるらしい。

一人娘の私が王子の婚約者になったので、公爵家を継ぐ男児として私より一つ年上の分家筋のクロヴィスお義兄様が養子になったらしい。


レティシアに婚約者がいるのはわかったけど、高熱を出して寝込んでいたというのに、お見舞いの花束すらこないなんて上手くいってなかったのかしら。



私はお義兄様と同じ学園に通っているらしい。

記憶がないので、お義兄様に学園の事を聞くことにした。

お義兄様の部屋のドアをノックすると、お義兄様が顔を出した。


「何の用だ」


「あのお義兄様、私、学園に通っていたと聞いたのですが、どんなかんじだったのか知りたくて…」


「はぁ、入れ」


お義兄様は面倒そうにしながらも、部屋に入れてくれた。

ソファーに座るように言われ、お義兄様の向かいに座る。


「本当に何も覚えていないのか?」


「はい…あのぉ、もしかして私とお義兄様はあまり仲が良くなかったりしましたか?」


「…嫌われていたと思うが」


「申し訳ありません。聞きたいことを聞いたら出ていきますので…」


私は学園でのクラスや勉強の進み具合などを聞いて部屋を出ようとしたら、本棚が目に入った。

難しそうな本ばかり並んでいて、お義兄様が努力しているのがわかる。


「お義兄様は勉強熱心なのですね。お邪魔してすいません。ありがとうございました」

と言って私は部屋を後にした。



♢♢♢



久しぶりに学園に登校することになった。久しぶりって言っても記憶がないのから初めてみたいなものだけど。

心配なので、お義兄様に一緒に行ってもらうことにした。


学園の門をくぐると注目の的だったので、お義兄様の後ろに隠れながら歩いた。

学園の中に入ると、一人の少女がお義兄様に話しかけてきた。


「あの~、私、昨日転校してきたリゼット・モンテと言います。教室の場所がわからなくて…教えてもらえませんか?」


彼女の名前を聞いた時、私の頭の中を物凄い勢いで記憶が駆け巡った。

私はこの世界を知っている。ここはゲームの世界で、主人公のリゼットが王子・公爵令息・騎士団長のご子息などと恋愛を楽しむ話だ。たしか、公爵令息の名前がクロヴィスで、その妹が王子の婚約者でもある悪役令嬢のレティシアで…。


そこまで思い出したところで、自分の名前が悪役令嬢と同じだと気が付き、めまいがして思わずお義兄様の服を掴んでしまった。


「レティシア、どうした?顔色が悪い」


「いえ、大丈夫です。お義兄様」


「大丈夫なわけがあるか。すまんが別の者に教室の場所を聞いてくれ」


お義兄様はリゼットに断りを入れ、私を保健室に連れて行ってくれた。


「レティシア、大人しく寝ていろ」


「はい、お義兄様、すいません」


「俺は授業に行ってくる。先生、レティシアをお願いします」

そういってお義兄様は保健室を後にしました。


「レティシアさんは病み上がりですから、少し休んでから教室に行きましょうね」

と先生が言ってくれたので少し休ませてもらうことにした。



ここで、先ほどの記憶を整理しょうと思う。

レティシアは一人娘とあってかなりのわがままで、王子の婚約者になりたくて両親にお願いし、婚約者の座に収まる。レティシアが王子の婚約者になったことで、公爵家は分家からクロヴィスを養子として迎えるが、レティシアは義兄とは認めず、嫌っていた。


はぁ~、ここまで思い出すとお義兄様に嫌われていて当然だわ。

なのに、記憶のない私に親切にしてくれるなんて優しい人なのね。

婚約者も高熱を出している時にお見舞いもこないはずね。

わがまま放題で無理やり婚約者になった子なんて好きになるはずないわ。


たしか、悪役令嬢のレティシアは断罪され、国外追放される途中賊に襲われ死んでしまう。


私は死にたくないので、とにかくリゼットには関わらないようにしないと。




具合が良くなったので、先生にお礼を言い教えてもらった教室へ向かう。

教室に入ったはいいが、どこに座ったらいいのかわからない。

たしかお義兄様から席は自由だと聞いていたけど、前に行く勇気がなく後ろの席に座ることにする。

隣の少女に

「こちらの席に座ってもいいですか?」

と聞いてみると、少女は驚いた顔をしながらも

「どうぞ」と言ってくれたので、遠慮なく座ることにする。


ランチタイムの時間になり、私はどこへ行ったらいいのかわからず、中庭に来ていた。

すると、教室で隣の席だった少女が三人の令嬢たちに囲まれていた。

何やら因縁をつけられているようだ。

どうにかして助けないといけないと思った時、私が公爵令嬢だと気が付いた。

貴族の中で王族の次にあたる公爵家。私が話しかければ助けることが出来るかも。


私は三人の令嬢のところへ近づき、

「あら、ここにいらしたの。ランチをご一緒する約束をしていたのに見当たらないから探していたのよ」

と言って少女を連れ出した。


「レティシア様」

と三人の令嬢に声を掛けられたが、

「彼女に何か?」


「いえ…」

と言っていなくなってしまった。公爵令嬢恐るべし。


そこへお義兄様が走ってやってきて、

「レティシア、どこに行っていた。探したぞ」


「申し訳ございません」


すると少女が、

「レティシア様は私を助けるためにこちらへ来てくれたのです」


「君は?」


「私はレティシア様と同じクラスのアンナです。平民なので、家名はないです」

私はアンナが平民と聞いて、

「アンナさんはすごいですね。平民なのに貴族が入る学園に入学できるなんて。相当努力されたのでは?」

お義兄様が驚いた顔をしています。


「いえ、レティシア様、平民は嫌じゃないのですか?」


「なぜ?平民も貴族も同じ人間でしょ?アンナさんの家はどんなかんじなのかしら?」


「うちは家族でパン屋をやっています」


「パン屋なの!今度買いに行ってもいいかしら?」


「レティシア」

お義兄様が慌てています。貴族が軽々しく買いに行っていいなんて言ってはいけなかったのかしら。


そんな話をしていると、男性グループがこちらへ近づいてきました。

お義兄様が小声で、

「レティシア、あの方は婚約者のレイモン殿下だ」

と教えてくれました。


王族なのだから挨拶しないとまずいわよね。


「ごきげんよう、レイモン殿下」

レイモン殿下は嫌そうな顔をしながら、

「レティシア、記憶喪失になったそうだが、どうせ俺の気を引きたいだけだろう。平民なんかとつるんでクロヴィスもおもりが大変だな」

と言うと去っていきました。


レティシアがレイモン殿下から嫌われているのはわかったけど、それにしては性格悪すぎないか。平民のおかげで国が成り立っているのに馬鹿にした発言。

レティシアはこの男のどこが良かったのか。それとも、王妃になりたかっただけなのか、私には理解できなかった。



♢♢♢



それから、私はアンナと一緒に行動を共にするようになった。

公爵令嬢と平民という組み合わせに周りからは変な目で見られるが気にしない。

リゼットはというと、レイモン殿下と急速に仲を深めている。

よく二人で一緒にいるのを見かけるが、レイモン殿下が私を睨みつけるのはやめてほしい。



そして、念願かなって、アンナの家のパン屋に行けることになった。

何故かお義兄様も一緒についてきた。

たしかクロヴィスルートで、街へのデートイベントがあったような気がするけど…。


アンナの家は家庭的で温かい雰囲気のパン屋だった。

一番のおすすめがクリームパンだというので購入して、公園のベンチでお義兄様と食べることにした。


パンはクリームが甘すぎず、甘いのが苦手な人でも食べられそうな味だった。

クリームパンを食べ終わるとお義兄様に

「クリームがついているよ」

と言われ、お義兄様が私の口元から指でクリームを取るとペロリとなめた。

その仕草に思わず赤面してしまった。



アンナの家に行った後から、学園では私がリゼットに嫌がらせをしていると噂になっていた。私はリゼットと関わらないようにしているし、レイモン殿下と仲良くしていようが何とも思わない。


アンナと一緒に学食に来ていた時、リゼットが私の近くにやって来て持っていた食事を落とした。


「レティシア様、酷いです」


「えっ?」

私、何にもしていないのですが…。あなたが勝手に落としただけでしょ。


「男爵令嬢の私がレイモン殿下と仲が良いからって、嫌がらせはやめてください」

そういうとリゼットは泣きながら行ってしまった。


私は何が起きたのかわからず、立ち尽くしていると周りからは「やっぱりレティシア様が…」

「記憶を無くしたって言っても前と何も変わっていない」など話しているのが聞こえる。

アンナが心配そうにしているので、

「大丈夫よ」

と言って学食を後にした。


最近お義兄様とも会うことが少なくなった。家でも忙しそうにしている。

せっかく仲良くなれたと思ったのに…寂しくなった。


そんな中、リゼットが階段から突き落とされるという事件が起きた。

なぜか私が嫉妬に狂ってリゼットを突き落としたことになっていた。



♢♢♢


ゲームでレティシアが断罪される卒業パーティーが近づくにつれ、眠れない日が続いていた。


卒業パーティーには在校生も出席しなければならない。

憂鬱な気持ちのまま会場に入ると、レイモン殿下がリゼットを伴ってやって来た。


「レティシア・ランジェサン公爵令嬢、貴様は私の愛するリゼットに嫉妬し、嫌がらせの数々をし、しまいには階段から突き落とすなどの暴挙にでた。よって、貴様との婚約を破棄し、国外追放とする」

レイモン殿下が高々に叫びます。


私は何もしていないそう叫ぼうとした時、


「お待ちください」

とお義兄様が会場に入ってきました。


「クロヴィス、何だ」


「お伝えしたいことがあります。陛下もこちらへお越しください」


「ち、父上」


「愚息が何かやらかしたようだな」

まさかの陛下の登場にレイモン殿下が驚いている。


陛下が入場し終わるとお義兄様は、

「ご報告したいことがございます。モンテ男爵が隣国の間者と密会しているという情報を掴みました。詳しく調べると、そこにいるリゼット男爵令嬢は隣国のスパイで我々高位貴族を惑わすために送られてきたようです。王子を懐柔し、公爵令嬢であるレティシアを陥れることで公爵家の力を弱めたところで、わが国に攻め入るつもりだったようです。証拠の書類はこちらに」

そういうとお義兄様は書類を陛下の側近の方へ渡します。


「そして本日、レティシアを国外追放して賊に襲わせ亡き者にしようとしていましたので、騎士団の協力を得て賊を捕らえました。尋問したところ、依頼主はリゼットだと吐きました」


リゼットは舌打ちをすると、この場から逃げ出そうと走り出しましたが、衛兵たちに捕らえられました。


「ランジェサン公爵令息、よく暴いてくれた。さて、愚息よ、お前はスパイに騙され婚約者であるレティシアを陥れようとしたな」


「ち、父上」


「お前に次の王は任せられぬ。王位継承権のはく奪及び謹慎を命じる」

レイモン殿下はがくっと肩を落としました。



私は死ぬ運命を回避できたのです。


帰りの馬車で、お義兄様にお礼を言いました。

お義兄様が何か話をしてくれていますが、数日ちゃんと眠れていなかったのと、安心感からウトウトしてきてしまいました。

それに気が付いたお義兄様が肩を貸してくれたまでは覚えているのですが、それからの記憶がありません。


気が付くと何か温かいものに包まれていました。

意識がはっきりしてくると隣にお義兄様が寝ていました。

「えっ⁉」


「レティシア、おはよう」


「お義兄様、なぜここで…」


「あぁ、レティシアが服を離してくれなくてね」

よくみると私がお義兄様の服を掴んでいました。


「ご、ごめんなさい」

私は慌てて手を離しました。


「赤くなって、レティシアは可愛い。婚約者になるのだから構わないよ」


「へっ?私はたしかレイモン殿下と婚約していたはずでは…」


「昨日レイモン殿下は盛大にやらかしたから、婚約は白紙になったよ。義父上と義母上にレティシアと婚約したいってお願いしたら、レティシアが外にお嫁に行かないで済むと喜んでいたよ。レティシアは俺が婚約者なのは嫌かい?」


私がお義兄様と婚約…。

記憶を失う前の私がひどいことをしていたにも関わらず優しく接してくれて、私の無実を証明してくれた。


「嫌じゃないわ」


「レティシアに義兄としてではなく男として、俺を好きになってもらえるように頑張るよ」

そういってお義兄様は私の額に唇を落としました。


あれ?たしかゲームのクロヴィスってヤンデレキャラだったような。





♢♢♢

クロヴィス視点

♢♢♢


俺はランジェサン公爵家の分家の三男として生まれた。優秀な兄が二人もいたので俺は家族から相手にされることはなかった。

ランジェサン公爵家から養子の打診が来た時も惜しまれることなくすんなりと事が進んだ。

ランジェサン公爵家の養子となっても後継者として大切にはされるが、家族としては愛されてはいなかった。

特にランジェサン公爵家の一人娘で義妹になったレティシアにはゴミを見るかのように邪険にされていた。


ある時レティシアが高熱でうなされていた後、記憶喪失になった。

俺は半信半疑だったが、俺の事をお義兄様と呼んでくる。初めてそんなふうに呼ばれちょっと恥ずかしかった。


俺の部屋に来て、学校の事を教えてほしいと言うので当たり障りのないことを教えた。

部屋を出る時レティシアが俺の本棚を見て、

「お義兄様は勉強熱心なのですね」

と言ってきた。

レティシアの一言で認められたくて努力してきたことが報われた気持ちになった。



レティシアが登校する日、一緒に付いていくことにした。

校内に入ると知らない女が俺に話しかけてきた。

また公爵家の爵位目当ての女かと思っていると俺の後ろにいたレティシアが俺の服を掴んで不安そうにしている。

何だこのかわいい生物は。

変な女はほっておいて、顔色の悪いレティシアを保健室に連れていく。

俺は授業があるので、レティシアを先生に任せて教室に行く。

授業中もさっきのレティシアが頭から離れなかった。


昼休み、レティシアの様子を見に教室向かうが見当たらない。

中庭に行ってみると、レティシアが平民と一緒にいるではないか。

しかもその平民の家に遊びに行きたいと言い出した。

そこへレティシアの婚約者であるレイモン殿下が通りかかった。

いつものレティシアなら猫なで声で駆け寄るのにただ挨拶をするだけ。

それどころかレイモン殿下の発言に不快感を示している。


俺はレティシアに興味を持つようになった。

まずはレティシアが行きたいと言っていた平民の家に行けるよう義父上にお願いしてみた。

やはり、いい顔はされなかったが俺が責任を持つと言ったらしぶしぶ許可を出してくれた。



平民の家に行く馬車の中、レティシアがとてもうれしそうにしている。その姿を見ているだけで俺は気持ちが温かくなってくる。

平民の家でクリームパンを買い、公園で食べることにした。

レティシアの方を見ると、顔にクリームが付いていた。

俺は、

「レティシア、クリームがついているよ」

と言ってレティシアの頬についたクリームを指で取るとぺろりとなめた。

その様子にレティシアが赤面していてドキッとしてしまった。




学園ではレティシアと一緒に登校した日に話かけてきた変な女がやたらと俺に話しかけてくるが、面倒なので相手にしていなかったら、あの女はレイモン殿下に纏わりついていた。

なぜかレティシアがその女に嫌がらせをしているという妙な噂まで出てきた。

何かがおかしい。

ランジェサン公爵家には影となる者が存在する。それは当主のみに知らされたことで、次期当主になる俺にも教えられていることだ。

レティシアが関わっていることだ。念の為義父上に話をして、影の協力を得ることにした。



モンテ男爵を調べると面白いことが分かった。

隣国の間者と密通していて我が国を乗っ取ろうとし、リゼットとかいう養子は隣国のスパイである事も判明した。

レティシアの妙な噂もリゼットが故意に流したものだった。

全ての証拠を揃え、義父上に報告し義父上から陛下へ伝えてもらうことにした。

これが公になれば、レティシアの婚約も白紙になる。

俺は、義父上にレティシアの婚約者にしてもらえないか頼み行こうと思っていた。

そんな時に影から、隣国の間者達が卒業パーティーでレティシアを国外追放し、賊に襲わせ亡き者にしようとしていると連絡が入る。

許せない!!俺の大事なレティシアを。


俺は義父上にお願いして騎士団の協力を得てレティシアを襲おうとしている賊を捕らえてもらうことにし、卒業パーティーで俺がモンテ男爵の悪事を暴露する許可を得た。

そしてこれが上手くいったらレティシアの婚約者にしてほしいと願いでた。


義父上はレティシアが良いと言えば婚約者として認めると言ってくれた。



卒業パーティーの日、義父上のおかげで陛下がパーティー会場に来て下さり、モンテ男爵の悪事を暴き、リゼットとかいう娘を捕らえることが出来た。

これでレティシアを悩ますものはなくなった。

帰りの馬車で安心したのかレティシアがウトウトしていたので、肩を貸してやる。

レティシアの髪を撫で髪に唇を落とす。

レティシアは俺のものだ。俺だけが彼女を幸せにできる。


お読み頂きありがとうございます。ヤンデレキャラは初めてだったのですが、どうだったでしょうか。

上手くヤンデレ感が伝わていれば良いのですが・・・。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公視点以外に義兄視点あるのよかった。 主人公の亡くなる原因もわかってよかった。 ハニートラップとかのこともわかって面白かった。 [気になる点] 兄(義兄)視点よかったですが、内容があっ…
[一言] 大丈夫です。 お兄様はヤンデレ度は低そうです。
[一言] 文章が読みやすくて面白かったんですが、こざっぱりし過ぎているなぁ、と。 特に義兄視点。
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