異世界の招待状〜魔法世界の戦乱編008〜
異世界はすぐ近くで広がっています。少しの出来事もすてきな物語なのです。
長浜は、日が暮れ始めたのに気づき帰宅する事にした。
その途中。何か騒がしいのに気づき長浜は、そこを目指した。長浜は事件には巻き込まれる事を避けて生きてきたしかし、信条 隆に出会ってからは、好奇心に歯止めが効かなくなっていた。
コンビニの駐車場で大男とさっきの美しい親子が何か言い合っていた。
長浜は助けた方が良いよな、、、でも大男は桁違いに強そうである。
そして大男は親子に近づく。その時だった。
美しい女性の美しい回し蹴り華麗に大男にヒットした。
大男は吹き飛び車にぶつかる。車は異様に凹み警報器とクラクションの音が辺りに響く。
長浜は、何が起きているのか理解できずにいた。
そして親子は走ってその場を離れて行く。
長浜は車にめり込んでいる大男を横目に見ながら親子を追う。
何故か追いかけていた。長浜は親子との距離が縮まらないので、自分でも情けない声で、まって〜まって〜
と言いながら追いかける。
ネルスは長浜の声に気づき立ち止まる。ルナは少し怯えていた。
誰だ?あんたは。
ネルスの質問に答えたい長浜だったが、息も上がり、言葉が出ない。ハアハアと大きく息を吐くだけだった。
あの、その何があったのですか?私は長浜一郎と申します。突然すみません。
何故かほっておけなくて、、、。
あの良かったら冷たい物でもご馳走させて下さい。
変な人と思いながらネルスは人の良さそな長浜に少し可笑しくなった。
今日は変な日だね。
本当変な日〜。ルナは少し警戒もとれた。
ルナ。冷たいパフェでも食べようか?
わ〜い。食べたい!
本当ですか?ではご馳走しますね。
3人はカフェに歩いて行く。
カフェに入り注文を済ますと沈黙がきた。
長浜は人見知りである。自分から人を誘った事など数えるくらいだった。
その時、カフェの扉がひらき。おい何かあったのか?警察げやけに多いけど、、。
ちょっとあったよ。
ネルスが答えて、長浜は男を見た。信条だった。
信条さん!
ん?あ〜長浜くんだったね?
はい!まさか又、会えるなんて、、、嬉しいです!
ネルスは隆に知り合いなの?と軽くきた。
4人は先ほどの話で盛り上がり、急遽、信条の家に行くこととなった。
その途中。
先はどふっとんで車にめり込んでいた大男が現れた。
ひい!
長浜はモンスターが復活して来た様に怯えていた。
なんだ、また蹴り飛ばされたいのか?
ネルスのタンカに大男は豪快に笑うと
頭を下げて一礼する。
先はどは驚かしてすまなかっと。
俺は風見 亮三と言う者だ。
こんな身体だが、正式な日本国の機関の者だ。
風見はニコっと歯を見せた。
車にめり込んでいたのに平気なんですか?
長浜の素直な質問に、風見はバッチリというゼスチャーで言う。
まあ、俺は頑丈にできてるからな。
ロボット見たいだね。ルナも素直に言う。
信条さん!この人は普通では無いです!車にめり込んでいたんだから、、、。
まあ、話だけでも聴いてやろう。
ネルスも警戒を解く。元将軍のネルスは礼の仕方で、その人物をはかる。
それは、ありがたい。
実は私は科学者の端くれなのだよ。
私の身体は改造していてな。目にもセンサーを入れている。
つまりの、特殊能力を持った人間がある程度、わかるのだ。
突然だが聴いて欲しい。風見は身体の痛んでいる部分を触りながら、話を続ける。
私は特殊能力を持った人間を保護する機関に所属しているのだ。
つまりな。保護対象を見つけてはサポートやアドバイスや事件に巻き込まれないようにするのが任務と言うわけだ。
よく言う。お前。いきなり子供を触ろうとしたら誰だって蹴り飛ばされるよ?
いや、ネルスさんの蹴りは死にますよ。
長浜は間髪、言う。
まあ、悪い奴では無さそうだし。日も暮れて来た。
みんな家に来ると良いよ。
隆は終わらない井戸端会議を辞めて帰宅を進めた。
そうだな、ルナも眠そうだしね。
では、訪問するよ。感謝する。
僕も甘えさせて頂きます。
こうして不思議な井戸端会議は終わった。
お拝読、有難う御座いました。