全く全然わからない
A
夏の暑さと冬の寒さから一番遠い日に
優しい日差しを楽しみながら
視界に広がる雲のましろを流れていく鳥
長すぎること短すぎることどちらも嫌いで
ちょうどよければ記憶に残りはしない
B
これって言うほど語るべきものはなく
気づけば夕日を眺めていた
S
人生で何がいいのか全くわからない
苦しかった記憶はいつでもよみがえる
何となく楽しかった記憶だけ曖昧だ
何となく気取りたいけど全くわからない
飾りたかった記憶はどこかにいっちゃった
虚勢で胸を張るのもどうやら違うみたい
こんなもんなのかと世界に問い詰めたい
A2
暇な仕事と不意の修羅場から一番遠い時間
ふざけたダルさを楽みながら
視界をちらつく光の淡さだこれがアルコール
長すぎること短すぎることどちらも苦手だ
ジャストなビートで埋め尽くしてくれ
B2
人に見せるほど音楽センスはなく
気づけばノートをゴミに出していた
S2
人生で何がいいのか全くわからない
歌えなかった記憶はいつでもよみがえる
何となく楽しかった記憶だけ品薄だ
いつまでも頑張れる人が全くわからない
並び立ちたい憧れはどこかにいっちゃった
借り物スキンでいきるのもなんだか違うよな
こんなもんなのかと自分を問い詰めたい