場違いなスキル
「このあたりのスキルはどう言ったものなんでしょうか」
「それらは役に立たない、というより意味がないとされているスキルですね」
そんなスキルもあるのか。
「例えば【発砲】:銃を射つことができる。など、スキルがなくともできるようなものであったり、【乗馬】:馬に乗ることができる。など、多少の補助になろうとスキルとして得るほどではない、と言った感じです」
「そのスキルは銃や馬が現れたりするものだったりはしないんですか?」
「でしたら、説明文に銃や馬が現れると表記されるはずです。発動に道具を必要とするスキルは珍しくありませんよ」
「すると【剣術上達】も努力すれば必要ない気がしますがどうなんですか?」
「確かに努力すれば必要ないかもしれませんが、あちらの世界で剣は主流な武器であり、剣で戦うほとんどの人がこのスキルを得ます」
なるほど、インフレが起きしまったのか。なら仕方ないな。
さて、話を聞く限り必要ないかもしれないがとりあえず目を通しておくか。
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消費ポイント:10
【水泳】:水の中で泳ぐことができる。
【乗馬】:馬に乗ることができる。
【発砲】(◆):銃を射つことができる。
【切断】(◆):刃物で物を切ることができる。
【読書】:書物を読むことができる。
【パンチ】(◆):拳で相手を殴る。
【キック】(◆):足で相手を蹴る。
【ガード】:攻撃を防御する。
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*
「…………」
…ん?ちょっと待て。
なんか今とんでもないスキルがあった気がする。
もう一度見てみよう。
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消費ポイント:10
【水泳】:水の中で泳ぐことができる。
【乗馬】:馬に乗ることができる。
【発砲】(◆):銃を射つことができる。
【切断】(◆):刃物で物を切ることができる。
【読書】:書物を読むことができる。
【パンチ】(◆):拳で相手を殴る。
【キック】(◆):足で相手を蹴る。
【ガード】:攻撃を防御する。
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「…………」
うん、間違いない。何でこんなスキルがこんなところにあるんだろう。
よし、僕はこの2つに決めた。
何にしたんでしょうか。一度考えて見ましょう。




