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ザ・レッドクルス  作者: あばたもえくぼ
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第77話  意外な攻略戦

ご感想やレビューもお待ちしております!!

第77話  意外な攻略戦


 私たちが地球にいる間、土星では敵の前線基地を潰す作戦が行われていた。

前線基地を火炎放射器で火あぶりにするという、大胆で非人道的なやり方だったが、それでも効果はあった。

火炎放射器といっても、ほぼナパーム弾級の威力のある、大規模火災を起こせる兵器だった。

これの投入により、前線基地は押さえることが出来た。

火だるまで外へ出てきたグラデュアル軍の兵士たちを、空から爆撃して、全滅を促すのだ。

これでは敵は、たまらないだろう。

敵兵の多くが、前線基地を捨てて、飛行場があるジャングルの中央へ向かって走り出した。

そこをロブスターRを使って、レーザー弾で掃射する。

グラデュアル軍は大混乱に陥り、そのほとんどが撤退した。

それを追う地球軍兵士たち。

土星は地球軍の手によって、陥落に追い込んだ。

勝利は我が手に!だった。

あれだけ苦戦していたのに、敵を撃退できたのは、作戦のおかげだ。

地球軍は前線基地を破壊して、飛行場を乗っ取る。

ここまでいけば、あとは容易い。

土星での戦闘は終わりを迎えた。

戦果大なり状態で勝ったのだ。

それでも負傷兵はけっこう出たらしい。

レッドクルス号は今、地球にいるため、助けには行けないのだが。

それでもそれは、トップニュースとして扱われ、地球にもその情報は伝えられた。

土星を取ったので、これからは地球軍の逆襲が始まる。

すべての軍艦や兵力を土星に集めて、ここを基地として、一気に天王星に大規模な兵を送る。

そしてグラデュアル軍の植民惑星になっている天王星と海王星を、攻撃するのだ。

その先は惑星グラデュアルだ。

本土への空襲が待っている。

形勢が逆転した今、攻撃に全勢力を投じるのだ。

そうすれば、敵は全面的に降伏するだろう。

先は明るい。

大型爆撃機を地球から、1000機呼び寄せるのだ。

土星を拠点に敵本土の爆撃を開始する。

それが決まったのは、レッドクルス号が土星へ出発する頃だった。

これからもっと、戦争は続く。

それでも終わりがないわけではない。

グラデュアル軍が降伏すれば、終わるのだ。

地球軍が終わらせてみせる。

それだけ勝利は目前なのだ。

それでも戦いたいのなら、無人爆撃機を惑星中に飛ばして、絨毯爆撃を行うだけだ。

絶滅させるくらいの勢いで戦う。

それが地球の魂なのだ。

グラデュアル軍がどんなに抵抗しようとも、地球側には敵わないと思い知らせることが大事だ。

それこそ戦争の在り方なのである。

太陽系を荒らした罰は重い。

負ける戦いを仕掛けたのも悪い。

奇襲攻撃してきたのも悪い。

だからグラデュアル軍が憎いのだ。

地球にケンカを売って、ただでは済まないと、思い知らせてやるのだ。

勝利は地球の手に委ねられている。

徹底抗戦がこれから始まろうとしているので、私たちの出動も手早く行われないといけない。

とにかく土星へすぐに戻ることだ。

レッドクルス号が行くのは、その大規模作戦の後方支援のためだ。

すぐにでも土星には着きたい。

ワープで、一気に土星へ行くのだ。

そして、敵を打ち砕く兵士を助けるのだ。

私は気を引き締めて、その現実に身を任せた。



読者の皆様に幸あれ!!

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