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ザ・レッドクルス  作者: あばたもえくぼ
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第45話  スーパーコロニー00での休暇

「ハドソン川の奇跡」をDVDで観ました。

第45話  スーパーコロニー00での休暇


 スーパーコロニー00の軍港に、レッドクルス号が入っていった。

そこには地球軍第7艦隊が集結していた。

巡洋艦や駆逐艦、空母が揃っている。

グラデュアル軍と戦う軍艦たちのおかげで、このコロニーは無傷で済んでいた。

スーパーコロニー00は、黄金比的なループ状の形をしている。

アルファベットでいうところの〝C″の形だ。


 レッドクルス号は軍港へのドッキングを完了する。

私たちは、コロニーの人たちに迎えられた。

大勢の人々に歓迎される。

軍港はコロニーの人たちでいっぱいだった。

火星を落としたことは、ここの人々にも速報で伝えられたのだ。

レッドクルス号の搭乗員たちや、私たちナースは、用意されていた軍のトラックに乗せられ、移動を開始した。

何台ものトラックが、私たち用の軍のホテルに連れて行かれる。

このコロニーでは、ほとんどの男たちが木星へと向かい、木星の地球軍基地がある衛星に戦闘準備を整えているらしかった。

いずれ私たちも、彼らと合流して木星に行くのだろう。

その間、火星で消耗した地球軍の新しい編成にかかる時間は、数か月を要する。

私たちはその準備が整うまでの間、このスーパーコロニー00に滞在するのだ。

滞在というか、ほとんど休暇に近かった。

ナースとしての訓練は、ここでも続けられたが、それ以外の余った時間には、出掛ける許可も与えられた。

 

 いきなり戦火の真っただ中から、こんなに発展したところへ来たのだ。

私たちは自由な時間をどう潰せばよいのか、分からなくなった。


 私たちの休暇が始まった頃、木星の近くの宇宙で、宇宙戦闘が起こったと聞いた。

グラデュアル軍の軍艦、500隻と、地球軍の軍艦、1200隻の攻防戦だ。

この宇宙戦闘は、圧倒的な物質量の差で、地球軍の勝利となった。

始まる前から数で、勝敗は決まっていた。

武力の差、火力の差で、地球軍は優勢になったのだ。

それもこれも、火星を落とせたからである。

成果はちゃんとあったのだ。


 グラデュアル軍の軍勢を打ち負かした地球軍は、大破させられた物も含めて、引き上げた。

その情報も、私たちにはちゃんと伝えられた。

 

 その後、第二次宇宙戦闘が勃発した。

この宇宙戦闘も最初は劣勢だったが、地球軍からの応援部隊が来て、形勢は逆転した。

数日の戦闘で、敵の軍艦をかなり仕留めた。

地球軍にも被害は出たが、それでも圧倒的な戦力の差で、打ち負かすことが出来た。


 グラデュアル軍は木星を前線として、軍備を固めているようだった。

基地を強固な要塞として、あちこちに造っているらしい。


 スーパーコロニー00では、株価が上がっていた。

戦争での地球やコロニーでの総生産が上がっていたのだ。

地球軍はあちこちで軍需工場を展開させていた。

国家総動員での軍備の強化。

それを一番に優先させていた。


 私とシュシュは、自由時間や休日になると、出掛けることが多くなった。

他のナースたちも同じだろう。

私服に着替えると、外へ出て、癒しを求めるかのように、戦争の無い空気を吸っていた。



読者の皆様には感謝しかありません!!

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