魔法生徒のりゃいむ君
ここ学園ビギニングでは
数々の生徒が魔法のことを勉強していた。
生徒ランキングというものがあり、今りゃいむは生徒ランキング3位と戦おうとしていた。
「君がりいむ君か?」
「りゃいむだ!」
「おっと失礼言いにくいもんで」
挑発をしてきた、生徒ランキング3位のクラドンはこの学園のカリスマ的存在である。
「ではパーティーの開催だ」
クラドンの左右の腕には赤と青の炎が、クラドンは炎系の魔法を自在に操ることができる。
一方りゃいむはそれほど強いってこともない所詮魔法ランキング162位である。
「ほらほらどうした!」
クラドンの自在に操る炎がりゃいむに襲いかかる。
「ちくしょう、あの炎にあたったらひとたまりもないぞ…」
制限時間は4分、その間戦うのであるりゃいむが逃げ切ればその試合は引き分けである。
「今から今日だけの特別販売スフレオムレツだよ〜」
「なに!?」
試合中のりゃいむは早く決着をつけないとスフレオムレツすら買えないのであった。
「よそ見をする…いい度胸だ。だがこれで終わりだ!」
「終わるのはお前だウロボロス!」
りゃいむの腕から大量の蛇が出てクラドンに襲いかかり数秒で試合が終わった。
スフレオムレツを何とか買うことができたのであった。
そんな魔法学園ビギニングのりゃいむの日常であった。