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プロローグ
初投稿です。
俺は子供の頃歌が上手かったらしい。
保育園に通っていたころは良く誉められたし、小学生低学年の時にあった歌の合唱でもソロを任されたこともあった。
けれど中学に上がる頃になると真面目に歌を歌うのがどこかカッコ悪いような気がして中学生活の3年間一度も真面目に歌わなかった。
部活も一生懸命頑張るのも同じように感じてひいらなかった。今思うと中学生にしては枯れてたと思う。初恋もまだだったし、エロい話題にも興味はそれほどなかった、。
そんな思春期を送っていた俺は、熱中できるようなものもなく、ただ平凡な毎日を惰性で過ごしていた。
友人も多くはないけどそこそこいたからボッチではなかったし 、女の子の友達も何人かはいた。
平凡な毎日に自分でも気付かなかったけど、心で何か燻っていたんだと思う。
そんな俺の平凡な毎日を吹っ飛ばす出来事は、高校に入学してすぐにあった。あれが俗に言う人生の転機って言うんだと思う。
ご指摘などよろしくお願いします。