ー前書き
献辞
24時間 不具合とメンテナンスと不正操作に敢然と立ち向かう
管理者のウメさんに
今現在も前3作品に
毎日アクセスして下さる読者の皆さんに
感謝を込めて
かつて
作者の大好きな君だった
あゆみちゃんと
愛犬ミミちゃんに
本作品を捧げる
君はあの日のまま戻ってきた
ー前書き
前作の予告で切ないラブストーリーになると書きましたが、結果的にあんまり切なくなりませんでした。また竹山の視点で描きましたので、女性の方には感情移入しにくいかなと思ってます。もう少し竹山を悪い奴にするつもりでしたが、悪い奴を装っている優しくて頑固なキャラにしました。そうしないと、頼る人物のいない15才の清美がどうやって生活するのか…という問題を解決できないからです。最初はヒドイ扱いをしつつ次第に…というのがセオリーなんですが、それも不自然かなと言った所です。30年も捜し続けた彼女に冷たくする理由はないのも確かではあります。
本作品は多次元宇宙という仕掛けで30年前と現在を結んでいます。登場人物は30年前と現在のそれぞれ同じ人物が登場する訳ですが、犯人だけはただ一人で30年前と現在を移動しています。この多次元宇宙の仕掛けについては、作中で登場人物が説明してますので、そちらの方で理解して頂きたい。
また、2話で主人公がウォークマンで小田和正さんの♪大好きな君にを聴くシーンがあります。
もし読者さんの方でこの歌を用意できるようであれば、聴けるようにスタンバイして読んでみて下さい。他には1話でネルソン レンジのシティライツが流れ始めたとあるので、それも良ければ流してみて下さい。
さらに11話を読み終えるタイミングで、小田和正さんの♪たしかなこと を流して頂くと、かなりいい感じになります。よろしければ、やってみて下さい。
途中訳が判らなくなっても、一気に読んじゃって下さい。仕掛けがどうなっているかは、後から考えてもらっても良いと思います。
お互いを想う気持ちが作りだす奇跡の物語です。
竹山 透と共に、12月23日のバー“バタフライ エフェクト“に まずは御案内します。
2008年2月10日
武上渓