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第6話 制服と甘味

どうも最近睡眠時間を削られてると自覚しているのに直せない黒さんです。


今回もちょっと短い上に説明が入ります、いつになったら説明がなくなるんだ...

 寮出て右側は食堂で左側は体育館で正面を進むと学校というふうになっている、そして俺は食堂へと歩いた。


 食堂へは少し長く考え事をするにはいいかもしれない、そう言えばさっきのヴィクトリアの挙動がおかしかったけどなんでだろうな?


ドン


 考え事を始めた瞬間に人にぶつかってしまった、それも女性にだ。


 「すいません、大丈夫ですか?」


 ぶつかって倒れたのは彼女の方なので俺はその人を起こそうと手を差し延べながら言った。


 「......ありがとう」


 そう言い女性は俺が差し出した手を握り少し力を込め立ち上がった、そして起き上がった女性は見た目も整っていて銀髪ロングの赤目とこれまた綺麗な方だ、ファンタジーならではの色合いに感動し興奮している自分の叫びを心にしまう。


 「...?何か変なものでもついていますか?」


 ジッと顔を見つめてしまったので疑問に思われたのだ。


 「いいえ、ただ綺麗だなと思いましてね」


 俺は変な事を考えてるのを悟られ内容に適当に誤魔化したのだ。


「...そう、ありがとう、それでは」


 そう言い彼女はまっすぐ進んでいた道を歩いたのだ、俺も食堂に行かなきゃ。



ーーーーーーーーーーーーー



 食堂で朝飯を食べた俺は先程部屋へと戻り昨日は着ていなかった学生服を取り出し着た。


 学園では入学式までは自分の服を着れるのだ、だがそのあとは校則として学制服を着なければならない、学生服はブレザーみたいな感じでネクタイの色で学年を分けている、この学園の在学期間は3年である。


 1年は赤で、2年は緑で、3年が青だ

俺は1年なのでネクタイの色は赤だ。


 時間的にはもうすぐ皆が起きる時間だ今の時間は7:00だ、ルームメイトのヴィクトリアはまだ食堂だな、とりあえずまだ時間があるので家から持ってきた荷物を漁りティーセットを取り出した。


 この世界でも紅茶はあるようだがこれもまた希少なものである、甘味があるものは希少なものなのでこの紅茶も手持ちは数が少なくもって1ヶ月である。


 火や水などを生み出せる魔法はやっぱ便利だな、この便利さが魔法を覚える切っ掛けの1つでもあるんだけどな、おっ、いい頃合いかな♪


 そうこれこそ俺の寛ぎの時間誰かに邪魔されることなく紅茶を飲む至福だぁ、前世で甘党だったから少し物足りないけどこんなスッキリした甘さもたまにはいいかな、と思っていると部屋のドアが開いた、帰ってきたかな?だが俺の至福の時間は邪魔させない!だから煩かったら無視しよう、そうしよう。


 「え?何この甘い香りは?」


 疑問に思ったヴィクトリアは匂いを辿るように部屋を進み俺のとこまで来ると。


 「紅茶?なんでそんなものが

?」


 まぁ疑問だよな、だが俺に常識はもう通用しない!と心で勝利宣言みたいなのをしていたが所詮心の中の出来事ヴィクトリアには伝わらない。


 「私が持ってきたんですよ、いけませんか?」


 煩くしないようなので無視はしない


 「いや、いけない訳ではないけど...」


 チラチラこっちを見てくる。


  「言いたい事があるならハッキリ言ってください」


 俺はウジウジされるのは嫌いだから直球で勝負する、だから俺はハッキリ言う。


 「じゃ、じゃあ私も飲みたいな...紅茶」


 何だそんなことか、その程度だったら悩む必要もないだろうに昨日はクッキー貰った恩もあるし断るわけが無かろうにそれに一番は煩くないからな。


 「じゃあこっちに来て座ってください、今作りますので」


 そして学校の登校時間まで二人で無言でゆったりした、その間よく観察したけど気づいたことが何点かあった、まず一つ目は髪が金髪縦ロールじゃないのだ、次はお嬢様口調ではなく普通に喋っているのと、あとは猫舌な位しかわかんなかったわ、だけど今日俺がストレートのほうが好きだと言ってからストレートなのはなんなんだろうな、あれか俺の事を信じたように見せかけて後でなんかするという上げて落とす作戦なのか?まぁそんな事やってきたら無視より酷いことしてやるんだがな。


 これが素なのか?昨日とは打って変わって性格が違うからさ、ほんとなんでだろうな、聞いてみようかな...でもなそれをきっかけに煩いキャラにされても困るしなどうしよ。


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