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第5話 異世界の魔法事情と彼女の事

はいどうも黒さんです。


今回も説明が入ります、話を進めながら少しづつ世界の事について説明していきたいと思ってますので、

たまにこれどういうことなんだよ!と思うところもあるかもしれませんが、後々説明が入ってくるのでそこを見てあそこはこういう事だったんだと理解してくれると助かります。


あと文章力なくてすいません。(´・ω・`)

 朝の日差しが寝ていた俺の顔に差し込み眩しさで目を覚ました、とりあえずベッドから起き部屋のドアの上に掛けられている時計を見た、隣のベッドではヴィクトリアが寝ている、この世界の時計は前世と同じで24時間だ。


 時計は6:00を指していた。この世界では早い時な様で殆どの人はまだ寝てるだろう、そしてこの世界の殆どの学校は9:00から登校が始まり17:00位には下校だ。


 学園に来てからの2日目、昨日は色んなことがあり過ぎて今でも嘘なんじゃないかと思える程だ。


「はぁ...」


 思い出すだけでため息がでてしまう、1位の肩書きにルームメイトとのいざこざに自分のチート性、あはははは...乾いた笑いしか出ないや、とりあえず顔洗って食堂で飯食べようか、この寮は食堂があり朝と夜はここで食べるようになっている。


 部屋の一角の洗面台に立ち魔法で水球を生み出し顔を洗った、こういう風に水を生み出せる魔法使いは一々川などに水を取りに行かなくて良いのだ何と便利なんだ魔法とは、それに普通は詠唱か媒体のどちらかを使用しなければ魔法は使えないのであるが、幼少期に親から買ってもらった魔法書をよく読むと詠唱せず媒体を必要としないで魔法を使うことが出来る事を知りその日から詠唱と媒体使用しないで魔法を使える様になるまで訓練した、

では詠唱も媒体も使わずにどうやって魔法を使うかそれは想像イメージである、想像イメージは大事だこの世界の魔法はゲームやアニメのように決まっていないからである属性は存在しようと使う魔法の想像イメージが漠然としていたら弱く脆いモノにしかならない。


 想像イメージとは魔法を現実のモノそしてその想像イメージを扱えるようにするのが呪文スペルである、

呪文スペル想像イメージを身近なものとする為のもの。


 呪文スペルというのは古い魔法使いの人が人々に魔法を教えるために作ったモノがあるがそれは生活に使う様な利便性に長けたものばかりでどれも戦い等に使われるものでは無かったが、ある時魔法を覚えた者がある戦いの中核に立っていてその戦いで、その者は殺されそうになっていたその時身を守る為に魔法を生活の一部としてではなく攻撃として使ったのだ、これをきっかけに戦いにも魔法が導入され魔法が攻撃的なものになって元々あった生活の為の呪文スペルは攻撃の為の呪文スペルへと変えられてしまい、

国の書記官等がそれらを本とし少ないながらも量産し売るようにしたのだ。


 俺は想像イメージが出来るので毎回詠唱なんかしなくても魔法を使える、もしかしたら学園の先生でも出来ないかも知れない、それほどまでに詠唱と媒体は馴染んでる魔法使いが多い。


 部屋の洗面台の壁には鏡が置いてありその鏡で自分の姿を見ると昨日の服のままだったので、着替えることにする。


 着替えはすんなり終わり部屋の時計を見るとまだ6:40であったがお腹が減ったので早く飯を食べたいから食堂へ行こうとすると


 「...うぅ...ん」


 ヴィクトリアが起きたようだった、まぁ煩いのは嫌いだけど昨日は優しくしてもらったのでとりあえず挨拶位はしよう


 「おはようヴィクトリアさん」


 俺の挨拶に反応して布団をバサッと上げベッドから立ち上がろうとしたけど寝起きなのか倒れそうになった。


 無視してもいい事なさそうだしとりあえず倒れそうになったところを抱き締めるかのように支えた。


 「大丈夫ですか?」


 こんな形で支えるのは俺もどうかと思ったが俺女だし大丈夫だろと自己解決を促した。


「......あっありがとう」


 昨日もこれくらいお淑やかなら無視なんかしなかったんだがなぁ...

なんか昨日と見た目に違和感を感じていると、そう髪型が金髪縦ロールではなくストレートな金髪だったのだ!

 あれ?縦ロールではなくストレートの方がなんか良いかもと思った俺は何を思ったのか。


 「こっちの髪型の方が好きだな」


 と言ってしまったのだ、まぁ寝起きだから聞いてないだろうと思いまだ支えていたヴィクトリアの顔を見ると様な顔をしながら頬と耳を少し赤くしていた。


 しっかり聞いていたようだ、ヤバイこれは非常ヤバイ、これあれだろ俺が今言ったことを噂にされるとかだろ?うわーやっちまったよ!こんな事でキャラが崩壊するのやだわー、いっそのことヴィクトリアを闇へと葬り去るか?それだとルームメイトの俺が一番怪しまれるし大貴族が学園から消失したとなると国家問題となってしまって俺が目立つ可能性があるから止めておこう。


 「そ、そう言う事他の人にも言ってるの?」


 ヴィクトリアの口を封じる方法を考えているとヴィクトリアから質問された。


 「いや、言うわけ無いわだって言う人が居ないもの」


 とりあえず自虐を混ぜながら言えば引いてくれると思ったがそれは外れてしまった。


 「そ、そう!なら良いわ」


 昨日のテンションが戻ってきた様で声が少しでかい、煩くならない内に支えを解き、食堂へ行こうそうしよう。


 「あ...」


 支えを解いた瞬間そんな言葉が聞こえた気もするがいいや、そんなことより腹減ってたんだもう限界食堂行こう、そう思い部屋を出ようとしたその時、


 「ねぇこっちの方が好きなの?」


 なんかもう昨日とキャラ違くねぇか?

そう思った俺は。


 「昨日と違うようですけどどうしたんですか?昨日はもっと金属音の様に煩かったですけどもしかしてなんかありましたか?」


 今からキャラを立て直されても困るけどちょっと調子狂うからしょうがない。


 「え?き、金属音...金属音って何よ!そんなに煩かったの!?」


 朝食食べる前から耳に響く声を聞いたらちょっと眉間にシワを寄せてしまった、だって本当に耳に響いたもんだからついな。


 「あ、ごめんなさい...」


 やはりおかしい何だろうな俺が居なかった時にでも何か変なもの食ったのだろうか?


と思っていると腹がなってしまった。


 またかよこれじゃ本当に噂にされかねんな。


「とりあえず私はお腹が減ったので食堂へ行ってきます、後の話は夜にでも」


 ヴィクトリアも俺の腹がなった事と発言によりそれ以上は何も言ってこなかった、

なんか女心はよくわからないなと思いながら俺は部屋を後にした。

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