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第2話 王立魔法剣術学園《ヴィヘイリム》の科目と授業内容

どうも黒さんというものです。


今回はちょっとした説明回です。


 俺は引き戸式の扉をガラッと開けて教室に入っていったのだがどうやら俺が一番最後らしく教室内の視線が全てこちらに向いた、縦6横5のキチンと並べられた机の椅子にほとんどの人が座っていた、

教師もまだ来てないようなので先程までは皆騒がしかったが俺が入ってきた途端に教室が静まり返った。


 一斉に視線を向けられ静まり返った事で背中と服がしっとりと付くような汗をかいた気分になったのだがしかしそんなのさっきの一言と同じ様な事なので少しなれたので表情を動かさずに平然としながら自分の席へと向かうとそこには


「あのユキ・カグレザカさん」

「はい、何でしょうか?」


 一人の男子生徒が俺の前まで来て呼んだ。

お、いきなり俺に告白かな?告白だとして見た目は美少女だけど中身は男だからドキドキなどはしないけどさ...まぁ可愛いは正義だからしゃーない


「あの僕と付き合ってください!」

「お断りします」


 即答即断である、貴族だからとか王族だからと外面で見る事を俺は嫌いだからか容姿だけで告白されてもちっとも嬉しくないし逆に冷めるわけで、

だけどここまでさっき思ったとおりになったのは少し笑いそうにはなったけど、表情は動かさないようにした、振ったことに対して笑ったと思われ、こんなとこで今まで作ったキャラが崩されるのは御免だ、顔合わせは初めてだろうとな。


ガラッ


「おーい席につけ!」


 っとここで先生が来たので先ほどの男子生徒を無視して自分の番号と同じ席を見つけ座った、先ほどの男子生徒も諦めたのか自分の席へと戻った。


「さぁこれからお前らの担任をするミカザイ・エレーノだ気軽にミカ先生と呼んでくれて構わない」


 ミカ先生はちょっと跳ねている茶髪を後ろで束ねていて大人の女性と言えるほど出るとこは出て出さないところは出してないグラマラスな体型であった白衣を着ていてより俺の興奮度を高めるものとなっている。


「よし!人の話を聞けるいいクラスだから、もう授業の内容について話を進める」


こうして先生がこの学校 王立魔法剣術学園ヴィヘイリムの特徴ともいうべき科目について話をしたのである。


ーーーーーーーーーーーーー


要はこの学校の特徴の科目 魔法科、剣術科、技術科と3つに分けられていて王立魔法剣術学園ヴィヘイリムに入学した生徒達はこの3つの科目の内一つを中心的に学園生活を送ることになる。ただし3つの内一つを中心的にするだけで他の科目の基本や基礎位は覚える為に他の科目もやらなければならない。


そしてこの学園の入学試験というのが選んだ科目により変わるシステムで魔法科なら入学試験時に使える魔法の威力そして魔力量の測定によって決まる。

早々うちのクラスのA組というのは入学試験上位者の集まりである他の科目でも例外ではなくA組は優等生の集まりということである。


 剣術科は先生と1対1をして勝ち負けや流派の段数によって決まり、

技術科は入学試験当日までに自分で作った物の持ち込みにより決まる。

技術科なら買った商品持ち込めば余裕じゃね?と思ったりした者も居たのだが、

この世界の商品は自分の作った物に自分の名を入れることを義務付けられていて、名を入れてないと不正商品と扱われ厳重に処罰を下される、不正商品は闇取引等では重宝されていたりするが家では取り扱っていない前におじいちゃんに聞いてみたのだが『こんなの作る奴の気がしれねぇや』とのこと、まぁ俺も人為的に不正商品作って何が面白いのか良く分からないものだ。


先生の科目説明が終わると次は授業説明だった、

この学校での授業は科目事に内容が少し違う。


魔法科だと算術、王国物語、体育、研究、実践の5つだ、算術と王国物語と体育実践は全ての科目にある。

算術は名の通り計算をするすべを身に付ける為のものだ、王国物語は王国の歴史の本を毎回読み歴史的偉人等について触れていく授業、体育は基礎体力作りには欠かせないものなので魔法使いになる者でもやらなければいけない。

実践は魔法科と剣術科は魔物モンスターを狩りに技術科は街へ売り込みとなっている。


研究は魔法科専用の授業で主に四元魔法エレメンタルについて研究するもの 四元魔法エレメンタルについてはまだ謎な事もあるのでそこの所を研究していくものである。

魔法は基本的には四元魔法エレメンタルの火、水、土、風の4つのみであるがまだその理由が判明されていない。

剣術科は流派という授業がある、いま自分が使っている流派の段数をあげたり新たな流派を身につけたりする授業なんだが多流派になると心がぶれるとも言われているので基本的には段数しか上げないようだ。

技術科は無し代わりに実践が他の科目より多く王都の商売人達に顔を売れたりするので技術向上に繋がっている。


「よし、これでだいたい分かったな次はお前らの名前を覚える為に自己紹介をしてもらいたいついでに自分の夢なんかも言えるとなお覚えやすいからな番号1から順に言っていけ」


ミカ先生は授業の内容を言い終わると俺らに自己紹介をさせてきた、

うわぁ...またこういうのかよ今日で何回目だよ!俺は目立ちたく無いのになんで毎回こう上手くいかないんだよ、人生とは理不尽だな。と独りで問答してるうちにもう直ぐ俺の番だ、今日二回目くらいの覚悟を決めた


「じゃー次ーユキ・カグレザカ」

「はい」

「私はユキ・カグレザカといいます、ここへは夢を叶えるために入学してきました、私は夢を叶えられるように精進していきたいと思いますので皆さんどうぞ宜しくお願いします」

「ん、オッケーじゃあこれで終わりだな本格的な授業は明日からだから今日はもう終わりでいいか、じゃこれで終わり~」


 そう言うとミカ先生は教室から出ていた

俺も帰るか今日から住む王立魔法剣術学園の寮に。

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