第1話入学式から波乱の予感?
どうも黒さんです。
うーん不定期更新と言った割に一日おきに出してしまった...これで一日おきに毎日更新するんだろうなと勘違いはしないでくださいお願いします。ほんとに不定期なので悪しからず
ーーー七年後ーーー
そして今俺がいるのは王国の王都の東側にある日本で言う見た感じ高校みたいなレンガ造りの学園の正門の前に立っていた。
「ここが王立魔法剣術学園...」
そう俺は今日からこの学園に通うことになっているのだが...
「うぉぉぉぉ!!!ユキィィィ行かないでくれぇぇずっと父さん達と一緒に居てくれぇぇ」
今呼ばれたのは俺の名前だ、
俺の名前はユキ・カグレザカ
俺は元々小さな村の夫婦の娘であったが夫婦が金貸し屋の金を返せなかった事により代わりに俺を金替わりに引き取った、そしてカグレザカ家が俺を養子として迎えた。
今はカグレザカ家の御令嬢なんて呼ばれてるがその中身は前世の記憶と人格をもった男だ。
カグレザカ家に養子として引き取られてからカグレザカ家で不自由なく暮らせた、
外ではカグレザカ家の御令嬢としての名に恥じぬように振舞うようにはしている。
前世では男だった俺だが今世では女だったそれも美少女と言えるくらい容姿が完璧過ぎてちょっとナルシストになりかけた時期もあった位だ、
だって容姿だけ見ると美少女で自分で自分に惚れそうな程可愛いのだから仕方ない、そして俺の髪の色はこの世界では珍しい黒で髪の長さはロングで目の色も黒であり肌はアルビノ体質なのか白かった、
白い肌に黒髪とかすごく萌えるんですけどぉぉぉぉ!と心の中で俺の性癖にどストライクな事を叫んでいた。
さっきみっともなく騒いでいたのは俺の父アキヤ・カグレザカである。見た目はヒョロヒョロしたもやし男みたいだけどカグレザカ家ではおじいちゃんに継ぐ実力の持ち主でもある。
カグレザカ家の家系は今のところすべて養子だ父様は女運がないのかそういう話が一切ない。
昔父様は孤児で森で倒れているところをおじいちゃんに助けられて養子として迎えられた。
父様はカグレザカ家では一番頭が切れるので基本的にはおじいちゃんの営んでいる金貸し屋を情報面で支えている。
おじいちゃんが俺を養子として迎え入れたときは少し嫌な顔をしていたが今では溺愛するほど可愛がられている。
「そんな一生の別れでもないんだから、たまには帰ってくるから...ね?」
クスッと笑いながら言うとおじいちゃんも
「そうだぞ、ユキの言う通り一生会えないわけでもないんだから騒ぐのをやめろ馬鹿息子みっともない」
そう言い少し笑いながら父様の頭を叩いた、この人は俺のおじいちゃんでカグレザカ家当主のカナリ・カグレザカ種族が魔族なのはこのあたりでは珍しい事だ。
おじいちゃんは昔王国の王様を戦場で助けた褒美として貴族の地位を貰い、今では裏の金貸し屋を営んでいる、たまにその現場を見るのだけれど前世でみた刑事ドラマに出てくるヤクザみたいな感じだった。
「じゃあ行ってきますおじいちゃんに父様」
踵を返し学園の正門に向かって歩き始めた。
「結構大きいんだな〜東京ドーム1つ位の広さはあるのかな?」
東京ドーム行ったことも見たことないし広さも分からないけどな、学園を見渡し独り言をつぶやきながら新入生の集まる体育館に向かっていった。
「ーーーーーー新入生の皆さんご入学おめでとう御座いますーーーーーー」
新入生は全員椅子に座っていて壇上には学園長がいて話をしている。学園長の長い話を話半分に聞き流していると...
「それでは入学試験魔法科1位のユキ・カグレザカさん壇上へ」
ふぁ!?いきなりのことで体がビクッとなってしまった、
ちょっと待て何で俺なんだ俺は普通に規定値ギリギリの威力で魔法を使っただけでそこまで騒ぎになることはしてない筈...なんだがなぁ...
チョイチョイ
ん?誰だかわかんないが俺の背中を指でつつかれていた
「あなたじゃないのユキ・カグレザカって?」
指でつついてきた人物は俺がユキ・カグレザカだと思い小さな声で質問してきた。
「ああ、すいませんボーッとしていてお気遣い有難う御座います」
と小さな声でお礼を言って椅子から立ち上がりすぐに移動し演壇の端にある階段から壇上へと登り学園長の前まで来た。
「それでは入学試験魔法科1位のユキ・カグレザカさん皆さんに一言」
えぇーヤバイ脳がフリーズしてきたここで変なことを言えばこれからの学園生活に支障が出るし、皆すっげぇ静かにしてるしどうすれば...
「そう緊張しなくても大丈夫」
学園長は辛うじて俺に聞こえるか位の声量で言ってきた、ってか大丈夫ってなんだよ!いきなり言ってきてそりゃねーよ!もうどうにでもなれ!
「えー私が入学試験魔法科1位となりましたユキ・カグレザカといいます、皆様には一言いわさせて頂きます」
「皆様良い学園生活を・・・これで終わりです。ご静聴頂き有難う御座います」
そういった俺は演壇の上から階段を使い降りて元の席へ戻った
「凄い...綺麗...」「ヤバイあの人見てから心臓の高鳴りが止まらねぇ」「...ユキたそ可愛いフヒヒ」「魔法科1位手応えありそうね」
容姿への意見が8割魔法科1位についてが二割程まぁ十人十色の意見がチラホラでていた、俺が一言言った後から視線が殆ど俺に向いていて少し煩くなっている。まぁこの容姿だからしょうがないとはいえこの騒ぎようはなんか軽く引くレベルだわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後も学園長が剣術科の1位と技術科の1位に一言を言わせた後体感にして1時間位学園の内容について語り始めたのだが、その話が長かったせいか壇上の袖裏からメイドっぽい人が出てきて学園長を強制的に袖裏に引きずり込みそこで入学式は終了した。
入学式が終わったあとはクラスの確認とクラスメイトとの顔合わせだ、
俺のクラスは魔法科1年A組だ1年のクラスは校舎の2階である。
「なんか良いな〜高校生に戻った気分だわ」
なんて独り言をまた言ってしまった、学園ではこの独り言を無くさないといつボロが出てしまうかもしれないからな。
さーて俺のクラスにはどんな奴がいるのかな?少し楽しみだ。