4話
ガルムが寝て数時間後・・・
「もう・・・寝たかな?」
義武はガルムの体を突っついてみる しかし起きない・・・
「こんなので森で野宿とか大丈夫なのか?まぁ今生きてるんだから大丈夫なんだろうけど・・・俺もさっさと用事済ませよう」
そう言うと義武はベッドから降りて窓際に置いてあるイスに腰掛けた
「やっぱり、星とかは地球と変わらないんだなぁ・・・よし、昼間は死線がいきなりきて確認できなかったからなよくある己の中にある力を確認してみよう 絶対あるはずだから!たぶん・・・」
そうして義武は目を瞑り意識を体に巡らせ・・・られなかった・・・
「なにこれ・・・・いつもと変わらないんだけどやっぱり俺には才能ないのかな・・・俺もさおかしいと思ったんだよ?だって一般人だった人がいきなり体に流れる魔力を探してみろだなんて無茶振り過ぎるだろ!」
義武は文句を言いながらも自分が魔法使いたいがために挑戦していた・・・
「あれ・・・なんか外明るいんだけど・・・え・・・・徹夜しちまったのか!?」
余りにも吃驚して叫んでしまった
「うーウルセー!朝からなんだってんだこのヤロウ!」ドガッ
「クッ・・・ふ・・・ふんいつまでも利くと・・・・ウッ(涙目)大丈夫泣くな俺・・・」
なんとか押しとどまった
「ん?おいなんでそんな目にクマ作ってやがる?それに思ってみれば窓際になんでいるんだよ?」
やばい・・そこに気づいたかオヤジ・・・
「え・・・えーとね!そうだ朝日が見たかったんだ!俺の村じゃもうちょっと前から起きて働いてたから朝日眺めるなんてしなかったしねっ!キラッ」
「おぇ、男のクセに気持ち悪い声だすなまぁいいか朝飯食いに行ってそのまま仲間のいるギルドにいくぞ」
「(気持ち悪いとか言うなよな・・・俺も思ったけど)了解っと」
宿の階段を降り食堂の席に座った
「おはようございますミリーさんサリバンさん」
「あら、おはよう良く眠れた?」
「はい、もうぐっすりですよ!」
「そう、よかったわ今作るわね」
ミリーさんがキッチンに行くのを見送った
「なぁオヤジ今思ったんだけどよ俺もギルドに登録できるのか?」
「はぁ?あたりまえだろ15から成人だからな成人すればなんだってできるさ」
「(オヤジに言われるとイラっとくるなうん)そ・・・そうなんだぁ!なんか試験とかするんだ?」
「するぜ魔力の測定・紙に記入で終わりよ!」
「そうなんだ!楽しみだな」
「あらあら朝から何を話しているの?ご飯できたわよ」
「あ、ありがとうございます」
「おう、話は後だまず食っちまえ!」
食事中・・・・終わり
「やっぱりうまいなこの街にいる間はここにいたいなオヤジ」
「俺たちの拠点はここだからな滅多に移らないから安心しろ」
「うし!そんじゃそろそろみんないるだろ、いくぞー」
「おう」
義武はギルドに向けて足を運んだ
「邪魔するぜーおいサーシャ今日ギルドに登録するやつ連れてきたから相手してやってくれや俺は仲間の所行ってるからよ」
サーシャ「もう!なによこんな朝早くに来なくていいでしょ?まぁいつものことよね・・・で?あなた誰?」
「俺はヨシタケ=グレンシアだ森でガルム・・・今はオヤジかオヤジに助けられてお世話になってる」
「そうなの・・・・ん?ガルムにしては珍しいわね~まぁ今の世の中何あるかわからないわね」
「(初めて驚かない人に会った気がするぞ)それで俺でも登録できるのか?」
「あたりまえよっ!さぁこっちきて~」
受付代の前には書類がたくさんあった
「たしかこのへんだったわねーあーあったこれだこれだ、これに生年月日 特技 名前 性別 使用武器 最後に血判ね」
「ふむふむ、わかりました記入しますね」
「それじゃ終わったら声かけてねやることあるから」
「(生年月日かまぁ深くは考えずそのまま書いていこう 名前・・・性別は男っと使用武器・・・!まだわかんねーじゃんか!これは空欄っと)サーシャさん終わりましたー!」
「はーい!えーと ん?武器わかんないの?」
「はい、まだ武器に触ったことないのでオヤジと相談して決めようかと」
「そう、まぁそういう人もいるから大丈夫よさぁこのナイフで指をスパッとやっちゃってね。女性職員にお願いするとオプション代がかかるわ。」
「(自分でやればいいのに・・・気持ちはわかるが)いや、自分でやります」サクッ
「よしこれでいいわねこれで登録完了よ。魔物とか倒したら部位を持ってくれば換金できるわここで、扉の横に魔物のどこを持ってくればいいかとかを書いてある本も置いてあるわ」
「わかりました、あのオヤジどこいったか知りません?」
「たぶんあそこよゴニョゴニョ」
「わかりました。ありがとうございました。」
「いいのよ仕事だしね死ぬんじゃないわよ~あ!それと依頼を受ける場合はカウンター横の壁に張ってあるからランク分けされてるからわかりやすいと思うけど、あなたのランクはF そこからEDCBAとランクがあがっていくは
基本ランクは一個ずつしか上がっていかないので注意するのよ。このくらいねあとわかんないことあったら聞きにきてちょうだい」
「わかりました(忘れるなよ!すごく重要なところだっよ!?ま・・・まぁ落ち着け俺)」
ギルドの端が淀んでいた
「あ…あそこの淀んでる場所は!さっき教えてくれた場所だ…すごく行きたくない…」
「ん?おー!ヨシタケーこっちだー」
大の大男が手を振ってきている必死に回れ右しないだけでも偉いはずだ!
「う…うん(汗)今いくよー」
淀んでいたもといオヤジの席に来た
「なーおいみんな聞いてくれこいつが森で拾ったやつよそれで今日から息子な」
「なんとこの方がガルム殿に助けられた少年か・・・興味深い色をしておる」
ジロジロと髪と目を見てくる
「おお、すまんかったワシはこのパーティーで魔術師として大活躍しとるオリバー=クラストフ歳は前に66歳になったばかりじゃ仲良くしてくれ若人よ」
「(自分で大活躍とか言いやがった!なんだこのじいさん)あ・・・あぁこちらこそよろしくオリバーさん」
「次は私ね、まぁ治療士をやってるルビー=カストよ怪我を治すことに誇り(快感)を持ってるのまぁ仲良くしてちょうだい歳聞いたら」○すわよ
「も…もう僕の番…ぼ…僕は弓を使ってるんだ…名前は…うぅ恥ずかしい…テラ=リフトスって言うんだっこれからもよろしくっ!」
「(なかなか個性的な人たちだな頑張るしかないか)ヨシタケ=グレンシアだこれからお世話になるかもしれないけどよろしく」
「おうおう紹介も終わったことだし結果どうよ?」
「あ、まだギルドカードもらってないもらってくるよ」
「しっかりしろよここにいるからな」
受付に戻ってゆく義武
「サーシャさん!カードもらいたいんですけどー!」
「あ!私としたことがこんな凡ミスするなんて!決して忘れていたとかじゃないわ今渡そうと思ってたのよ?」
「う…うん そうですよね!ありがとうございます」
「の前に魔力測定よこの水晶に手を当ててちょうだい」
「わかった」
水晶に触れた途端水晶に数字が表れた
「えーと何々…967万!?」
サーシャが驚いてイスから落ちてしまった
「え?そんなに凄いんですか?」
「すご…凄いなんてものじゃないわよ!あんた舐めてるの!普通の一般人で10万~20万 魔術師を本業にする物で50万~80万 宮廷魔術師が100万前後と言われてるわ」
「え!?そんなに高かったんだ!?(キタキタキターーーー!ここにきて俺に運が回ってきた!)」
「それじゃ魔力開通するから手首出して」
「魔力開通?」
「知らないの?はぁ…呆れたこんなに高いくせにそんなことも知らないとかどんなど田舎からきたのか…まぁいいわ説明したあげる」
要約するとこうだ
魔力開通とは、昔の人はこの方法をしなくても魔力を感じれたんだけど血が薄まっていくうちに魔力開通用の機械を使わなくては魔法を使えなくなってしまったようだ。
「わかりました。」
「(イテッ!!)ヨシタケの顔が引き攣る
「これで終わりよ、あとは調度いいところにガルムの所の魔術師にでも魔力の使い方を教えてもらいなさい」
「わかったよありがとう。」
「べ・・・別にお礼なんて言わなくていいわよ当然のことをしたまでだしっ!?」顔が真っ赤
「(こ・・・これはツンデレなのかっ!いや詳しくないからわからないが俺はこの世界ではモテるのでわ?と考えた所で冷静になった…ねーわ顔変わってねーしニコポとかないからなぁ…ま、魔力いっぱいあるみたいだし
地球じゃできなかったことしてみよう最強の魔法使いとか全世界を回るとかな)それじゃまたよろしくね」
「気をつけるのよ~」
そして義武はオヤジもとい父さんの所に向かっていった
いやーすみません、作者の都合上オヤジから父さんに変更させていただきますすみません。
更新は二日に一回ということになりそうです