3話
宿屋に行く道中・・・
オイオイ!あのガルムが子供連れてるぜ?ついにやっちまったか?
ちょっと奥さんっ!!ガルムさんが子供を攫って来ちまったよ!
私、ガルムさんのこと信じてたのに裏切られた気分だわ・・・
と様々な誤解をされていた義武一行
「ちげーーよ!俺が子供攫うわけねーだろっ!誤解だチクショー」
「オヤジなんかごめんな・・・」
「あやまるなよ余計に辛くなる・・・よしあと少しだぜ」
「どんな宿屋なんだ?」
そこでガルムは渋っている
「お・・・おいそんなあぶねーとこなのかよ?」
「あぶねーっていうより個性的なやつが多いなうん」
「個性的・・・ようは変態の集まりかよ」
「ガッハッハ簡単いやーそうだな お、ここだここだ」
「ん・・・外見は普通だなちょっと古いけど泊まり心地は良さそうな宿だね。ん名前が・・・サリバンの宿・・・安直だな・・・」
「そうだろうそうだろう、俺達冒険者は普通は安くて機能性にあふれる宿に泊まりたいからな。さ、さっさと入ろうぜ」
「わかった」
二人は宿の扉を開けてガルムはカウンターに行き
ガルム「おいサリバン! 飯くれ!お勧め二人前で頼む」
サリバン「わかったよ、いきなりきて注文とは慌しいね。ん?そっちにいるのはもしや・・・!ミリー!ガルムが子供攫ってきちまった!衛兵に連絡しろーー!」
ミリー「あらあなたどうしたの?あらあらガルムさんその子供どうしたのかしら?」ゴゴゴゴッ
「ヒッ!い・・いやちげーんだ本当にちげーんだ・・・だからミリーさん信じてくれっ!こいつはマリヌの森で魔物に襲われてるとこを助けてそのまま息子にしたんだよ!」
「本当・・・?そこの坊や本当にガルムの息子に・・・?」
「はいっ!オヤジには感謝してます!」
「あなた、本当に親子になったらしいわよ?本当にびっくりしたわねー」
「びっくりしたなこりゃ、そっかぁガルムおめぇ結婚よりさきに子供持っちまうとか順序逆だな」
「うっ!気にしてること言わないでくれよ・・・だけどよ後悔はしてねーよこいつは責任もって育てるさ」
「聞いたかミリー?ガルムがまじめに育てるんだと。こりゃ応援してやるしかねーな」
「そうね、あの乱暴物でどうしようもないガルムさんが子供育てるなんて吃驚したけど応援するしかないわね」
「おい・・・馬鹿にされてるとしかおもわねーんだけどよ・・・まぁいっか。それじゃこれからよろしくたのむぜ!」
「よろしくお願いします」
「任せろって!ちょっとおまけしてやるぜ」
「さぁこっちよ席に座って待っていてね」
「いくぜほらこい」
「う・・・うわぁ~」
席に座った二人
「なぁオヤジ、PTの人ってどんなやつなんだ?」
「ん?なんだ気になるのか?」
「気になるから聞いてるんだよ」
「それもそうか!んーとな基本的には俺 魔術師 弓士 治療師の4人だな。PTの組む人数は指定されてないが普通は4~6人って所だなあまり多すぎると動けねえからな」
「へー、俺も冒険にでてみてーな」
「おうおう、出ろ出ろ俺も一肌脱いで鍛えてやるぞ」
「マジでか!ありがとうオヤジ!」
上半身を乗り出し感謝してると
「はいはい、料理できましたよ」
色々な料理がガルム、義武の周りに揃えられていく
「ふひゃーうまそうだなもう他の宿にはいけないぜ」
「嬉しいこといってくるわねゆっくり食べなさいな、ヨシタケちゃんゆっくりたべてね」
「わかりました!」
食事中見たことも無い魚や肉を食べてると異世界なんだなぁと思いながら食事は終了した。
「よし、今日は部屋に戻って今日は寝るぞ。」
「え?オヤジもう寝るのかよ?」
「あたりまえだ、明日早いからなおめーは俺のベッドだ」
「(養われてるみだから文句は言えないか)わかったよ」
「こっちな」
二人はガルムの部屋へと歩いていく
「ここだ」
「結構広い!すげー!」
「フッさ電気消すぞー」
「おやすみ~」
「ん?お・・・おうおやすみ?」
そして夜は更けていった
今日はこれで終わりです亀更新かもしれないのでよろしくお願いします