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プロローグ

 俺こと生方義武は入社一年目で仕事が少しは手についてきたがまだまだなため変な疲労感が残りつつも帰路についていた。

 俺の帰宅道は近道していくので基本裏道なので午後8時を既に回ってもう周りは真っ暗とはいかずとも足元は街灯頼りにするしかなかった。

 疲れてヘトヘトだった俺は重大なミス・・・いや致命的なミスを犯した・・・。

 工事中の看板が暗くてよく見えず何もないものだと思いスルーしてしまったのだ。

 10メートルくらい歩いていると急に右足が地面に着いていないと思い顔を足元に向けようとした瞬間浮遊感を感じやっとマンホールの蓋が見え、蓋が開いてたのか・・・と気づいた時はもう遅く

義武「落ちたら死んじゃうのかなぁ・・・臭いのは嫌だな」と考えてるうちに激しい衝撃とともに意識が沈んでいった。

義武「ん・・・なんで目が覚める、俺はさっき死んだはずでは?しかもマンホールの下が森に繋がってるとか意味がわからないんですが・・・」

 そうなのだ、目が覚めると回りは木・木・木と明らかに意味がわからなかった。

 そうして悩み続けること30分程・・・

義武「わからんっ!考えててもしょうがないから周りを歩いてみよう」

義武「ここはどこだろう なんか日本では見かけない木がたくさんあるんだけど・・・」

 周りには赤や黄色といった日本ではありえない色をした木がたくさん生えていたのだ。

義武「ちょ・・・ちょっと待ってーー!!!ここは日本じゃなくてやっぱり異世界とかそんなのなのかぁぁぁぁ!?」

 そう、義武は厨二病的展開等を仕事の辛い日。暇な休みの日を自分が勇者だったら等と恥ずかしいことを妄想して時間を潰すことが日課だったのだ。

義武「てことはあれかっ?俺はトリップして魔王とかそんなのを倒せばいいのか?やばいぞ喜んじゃいけないんだろうけど顔がにやけるのを止められないぜ!」

 するとポっと重要な件を思い出す。

義武「フフッ俺にもとうとう運が回ってきたようだな、今日から俺の最強道まっしぐらだぜ!」

 義武は、さっそく能力などを確認してみることにした。

義武「俺が勇者なら木の枝でも聖剣に早代わりだぜ!」

 と意味のわからない結論に達した。

義武「ふっふーんこう棒を持ってると子供のときを思い出す・・・友達と一緒にチャンバラごっこをしたあの日を・・・!あ・・・友達いなかったんだっけ・・・」

 自分で言い出し自滅してしまった義武ひざをつき惨めになる心を奮い立たせ再び立ち上がった。

義武「友達なんて・・・いなくても俺は強くなれるんだっ!早くこの森から抜けようここが異世界なら魔物とかいるはずだからね!」

 義武が聖剣もとい木の棒を手に入れてから1時間後

義武「一向に森から抜けれないんですけどーしょっぱなから手詰まりとかありえないわー」

 勇者気分だったものが一気に盛り下がりもう飽き飽きムードになってしまっていた。。。その時

 バキ 木の枝が折れる音がした。

義武「!!なんだおい驚かせるなよ猫かな?いや何も見えないけど」

 と自分なりに落ち着かない心をなんとか落ち着けようとしたが見事に無駄に終わってしまった

 グルルゥ・・・

義武「え・・・犬?あれ犬だよね・・・?あはは目がおかしくなってるのかな、三つ?普通は二つなのではないかな・・?しかも何あの大きさどんなもの食べたらあんなに大きくなるんですか?」

その狼は2メートルほどの大きさであった

 小説や物語では何度も出てきたような魔物だが実際会うのと文字を通してみるのとでは全然違っていた。

義武「えあ・・・あ・・・嘘だろっ・・・無理無理無理だって!常識的になって考えるとこんな木の棒で何ができるんだよ!!!なにが聖剣だ!1時間前の俺を殴りてぇよ畜生!」

そうこうしてるうちに三つ目の狼がノシノシと足音を立てて義武を喰らおうと近寄ってきた

義武「く・・・くるなぁ!俺はおいしくなんてないぞ!このっ!このっ!」

義武はないよりマシと言わんばかりに木の棒を必死に狼に振るっていた。

義武「このっ!エイっ!」ボキ

木の棒はあっさりと折れてしまった。

義武「終わった・・・開始2時間もしなうちに終わってしまった。なんだこれ難易度高すぎるだろクリア無理だって・・・」

義武はもう諦めていた・・・狼は爪を大きく振り上げて・・・そのまま振り落とした

グサッ!ボト・・・

「ボウズ、生きてるかオイ?」

えっ と顔を上げた

義武「誰・・・?おっさん・・・?」

「おっさんとは失礼だな。これでも35歳になったばかりだぜ!」

ニカッと険しい顔に笑顔が浮かんでいた・・・

義武「あえ・・・助かったのか・・・?あ・・・ありがとう・・・・ありがとう・・・うぅ・・・うわぁぁあぁん」

義武はあまりの怖さに泣いてしまった。

「うおい!いきなり泣くなって!そりゃグレートウルフと鉢合わせしちまったのは運がなかったがこうして助かったじゃねぇか元気になりやがれっ!」

15分後そこには知らないおっさんの胸で眠るように気を失った義武の姿があったのだった・・・


 

 

次回に現時点でのキャラ紹介。

初めてなので頻繁にあるかもしれませんがお許しください


難しいな小説って・・・

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