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save the gene  作者: ふい
14/22

第14話 女装子

Part 1 甘利康之

土曜日の午前中、終わりを告げるチャイムが鳴り響く。高校一年生の一戸天馬は、その音を聞くと同時に、机の上に置かれたスマートフォンに手を伸ばした。今日の午後の予定を確認するためだ。そこに表示されたのは、友人である山崎國男からのメッセージと、桜木葉子とのグループPINE。内容は至ってシンプル。「豊島区池袋で遊ぼう」というものだった。


隣の席の葉子が、くるりと振り返り天馬に笑いかける。彼女もまた、自分のスマホを片手に持っていた。


「天馬、國男から連絡来たね。池袋だって」


天馬はひとつため息をついた。國男の誘いには、いつもどこか一筋縄ではいかない匂いがする。


その國男が、教室の入口から顔を覗かせ、ニヤニヤしながら手招きしている。


「おい、天馬!葉子も!早く来いよ!」


天馬は立ち上がり、葉子と共に國男のもとへ向かった。


「なんだよ、國男。急に呼び出して」天馬は腕組みをして言った。


國男は普段よりも少し神妙な顔つきで、しかしその目に悪戯っぽい光を宿しながら言った。


「ちょっと天馬の力が必要なんだよ。ちょっと葉子と一緒に来てくれる?」


天馬は即座に言い返した。


「意味深なことをいちいち言わなくていいんだよ。どうせ遊びの次いでだろ?」


國男は「まあまあ」と手をひらひらさせたが、表情は崩さない。そんな國男の態度に、葉子が不安げな声を上げた。


「國男!池袋に行って何するの?」


ここぞとばかりに、國男は少し声をひそめて言った。


「ちょっとね、俺の友達を紹介するから仲良くしてやってくれ!池袋のモックで待ち合わせしているから早く行こう」


「友達?」天馬は首を傾げた。國男の交友関係は広いが、わざわざ自分たちまで呼び出すような友人は珍しい。しかも「力を貸してくれ」とはどういうことなのか。疑問は尽きないが、國男の言葉には人を引きつける妙な力があるのも事実だった。


「モックって、あのファストフードの?」葉子が尋ねる。


「そうそう!駅前にできたばかりの新しいとこ!」國男はそう言うと、天馬たちの返事を待たずにさっさと歩き出した。


天馬と葉子は顔を見合わせる。結局、國男のペースに巻き込まれる形だ。


「まあ、仕方ないか」天馬はそう呟き、葉子と一緒に國男の後を追った。


天馬はスマートフォンのメビウスに『emergency』の『e』を入力した

特に意味はない。なんとなくだ。


学校から池袋までは、電車を乗り継いで数駅。山手線に揺られながら、天馬はスマホを取り出し、池袋の地図アプリを立ち上げた。目的地は「モック」。池袋東口を出てすぐの場所にある、最近オープンしたばかりのファストフード店だ。


(一体、何の用事なんだか…)


隣で、葉子が興味津々といった様子で窓の外の景色を眺めている。彼女は、新しい場所や物事に触れることを楽しむタイプだ。國男の誘いにも、天馬のような疑心暗鬼な態度は見せず、純粋な好奇心を抱いているようだった。


「池袋、久しぶりだなあ」葉子が嬉しそうに呟く。


天馬は彼女の横顔をちらりと見た。葉子が楽しんでくれるなら、今日の誘いも悪くない。


電車が池袋駅に到着し、ドアが開いた。ぞろぞろと降りていく乗客の波に乗り、天馬たちもホームに降り立つ。


「よっしゃ、急ぐぞ!」國男が先頭に立って改札へと向かう。


池袋駅は相変わらずの人混みだ。様々な人々が行き交い、賑やかな声が飛び交う。天馬は人波を縫うように歩きながら、周囲を見渡す。


東口を出て、駅前の広場を進む。待ち合わせ場所の「モック」は、すぐにその姿を現した。真新しいロゴと、活気あふれる店内の様子がガラス越しに見える。揚げ物の香ばしい匂いが、わずかに外まで漂ってくるようだった。


「ここか」天馬は呟いた。


國男はすでに、モックの入り口前で誰かを待っているようだった。背中を向けた人物の隣で、しきりに周りを見回している。


天馬と葉子が國男に近づくと、國男は満面の笑みで手招きした。


「遅いぞ、お前ら!こっちこっち!」


國男の隣に立つ人物は、天馬よりも少しばかり大柄で、しかし華奢きゃしゃな印象を受けた。どこか怯えたように俯いていて、髪で顔が隠れていて、表情はよく見えない。國男は、その人物の肩をポンと叩いた。


「紹介するぜ、天馬、葉子!こいつが、俺の友達の甘利康之あまりやすゆきだ!」


甘利康之は、國男に促されてゆっくりと顔を上げた。その顔は緊張でこわばり、視線は地面をさまよっている。人見知り、というよりは、コミュ障という言葉がぴたりと当てはまるような雰囲気だ。その大きな体躯とは裏腹に、まるで壊れやすいガラス細工のような繊細さを感じさせた。


天馬は國男を睨んだ。どうやら國男が「力を貸してほしい」と言っていたのは、この甘利康之の件のようだった。そして、この状況から察するに、國男は甘利康之のコミュ障をどうにかしたいと思っているのだろう。


葉子は、そんな甘利康之を見て、少し戸惑った様子を見せたが、すぐに柔らかな笑顔を向けた。


「こんにちは、甘利くん。桜木葉子です。一戸天馬くんの家でお世話になってます」


葉子の明るい声に、甘利康之は小さく「あ、あの…よろしく、お願いします…」と蚊の鳴くような声で答えた。


Part 2 國男の野望

モックの店内は、季節外れの酷暑と週末の繁華街の賑わいが相まって、ごった返していた。しかし、運良く四人掛けの席を確保することができ、天馬たちはようやく腰を下ろした。冷房の効いた店内に、ほっと一息つく。


「あー、生き返るわ」葉子が額の汗を拭いながら呟いた。


天馬も深く頷く。外の蒸し暑さから解放され、しばらくはこの涼しさに身を委ねたかった。甘利康之は、相変わらず俯き加減で、テーブルの表面をじっと見つめている。その大きな体躯は、どこか居心地が悪そうに小さくなっているように見えた。


しばらくの静寂を破ったのは國男だった。興奮を隠しきれないといった様子で、ニヤニヤしながら甘利の肩を叩いた。


「なあ、甘利ってばけるよな?ははははは……ダイヤの原石って感じですごくいい!」


葉子が首を傾げた。


「それって勉強?卓球?」


國男は満面の笑みで首を振る。


「どっちでもない!」


天馬は、ちらりと甘利の顔を見た。髪の毛が目元にかかっていて、表情ははっきりとは見えないが、整った顔立ちをしているのは確かだ。


「髪に隠れてあまり顔が見えないけど、イケメンだと思う。まさか甘利をメイクオーバーするの?」


天馬の言葉に、國男はしたり顔で答えた。


「それに近いことするんだよ?じゃあ今から目的の店に向かおうか?」


國男の前のめりな態度に、葉子がちょっとむっとした。


「何焦ってるの?外暑いし……もうちょっと涼んでから行こうよ」


國男は慌てたように言った。


「ちょっと興奮してすまねえな!」


天馬は、そんな國男の様子をじっと見ていた。(今日ちょっとテンション高いな。慌ててるし何かあるな?)普段の國男も騒がしい方だが、今日はそれ以上の熱量を感じる。一体、甘利の何を変えようとしているのか。そして、それを自分たちに見せることに、なぜここまで焦っているのか。


疑問は尽きないものの、葉子の言う通り、もう少し涼んでから動くのが賢明だろうと天馬は思った。四人はそれからしばらく、各々飲み物を注文したり、スマホを触ったりしながら、モックで過ごした。甘利は相変わらずほとんど喋らなかったが、時折國男が話しかけると、小さく頷くような素振りを見せる。


十分ほど経って、ようやく國男も落ち着きを取り戻したようだった。


「よし、そろそろ行くか!」


國男の声に、天馬と葉子は立ち上がった。甘利も、ゆっくりと椅子から腰を上げた。


目的の店へ向かうため、四人は再び熱気を帯びた池袋の街へと繰り出した。


Part 3 コスプレショップ

モックを出た四人は、池袋の雑踏をかき分け、目的の店へと向かった。國男が足早に先を歩き、その期待に満ちた背中を天馬は訝しげに見つめる。やがて、彼らがたどり着いたのは、鮮やかな色彩の衣装や装飾品がウィンドウに飾られた、いかにもコスプレショップといった外観の店だった。


天馬は思わず口にした。


「國男と甘利ってコスプレするんだな?」


國男は振り返り、満面の笑みで手招きした。


「まあそうだな!さあ入って入って!」


四人はコスプレショップの自動ドアをくぐった。店内は、所狭しと並べられた色とりどりのアニメキャラクターの衣装や、キラキラとした飾り物で埋め尽くされている。まるで異世界に足を踏み入れたかのような光景に、葉子すら目を丸くした。


そんな中、甘利康之が震える声で呟いた。


「ほ、ほんとに……女装するの?」


その言葉に、葉子の表情が曇る。彼女は強い口調で言った。


「要は國男の趣味に付き合わされたってわけね……はぁ」


葉子は盛大にため息をついた。天馬も、これで合点がいった。國男が「力を貸してほしい」と言っていたのは、甘利に女装をさせて何かを企んでいる、ということだったのか。


甘利は、國男に促されるまま、コスプレ衣装や装飾品をいくつか選び、試着室へと消えていった。しばらく時間がかかったが、やがて試着室のカーテンがゆっくりと開く。


「これで……どう?」


甘利の声と共に現れた姿に、天馬も葉子も、そして國男までもが、言葉を失い、口をあんぐりと開けたまま固まってしまった。


そこに立っていたのは、先ほどまでコミュ障で俯きがちだった甘利康之とは似ても似つかない、あまりにも可愛らしい少女だった。


沈黙を破ったのは天馬だった。


「正直可愛いな……」


葉子も感嘆の声を漏らす。


「そこら辺の女の子より可愛いんじゃない?」


國男は、まるで自分の手柄のように胸を張って言った。


「ほらな!俺の見込み通りだろ?さてここからが本題だが……」


國男は、にわかに真剣な表情になると、天馬の方を向いた。


「お前以前悪霊退治してただろ?」


天馬はギクリとした。それは、かつて國男が巻き込まれたトラブルの際に、自分がジーンの力を使って解決した一件のことだ。しかし、あれはgene社の任務外の、個人的な範疇で行われたこと。


「なんだよ……それの私的利用は禁じられてるんだぞ!」


天馬の抗議にも、國男はひるまない。


「これもダチだと思って付き合えよ。俺が天馬を狙わないように俺が甘利とくっつくためだぞ!」


國男の一言で、天馬は大分理解してきた。國男は、たまに天馬に対して恋愛感情めいた視線を向けてくることがあるのだ。以前、「もう天馬には手を出さない」と約束したはずだったが、欲求不満がたまるとその約束をたまに破るところがある。ナチュラルを倒して、性格を矯正させる。つまり、甘利を女装させて魅力的な「男の娘」にすることで、自分の欲求不満をそちらに向かわせ、天馬への執着を断ち切ろうとしている、ということか。なんて身勝手な理由だ。


天馬はため息をついた。國男の暴走には慣れているとはいえ、ここまでくると呆れるしかない。しかし、この場を収めるにはジーンの力を借りるしかないだろう。だが、ジーンにばれるとgene社の規定に反する私的利用になる。速やかに終わらせなければ。


「じゃあジーン呼んじゃったから来る前に手短にすますよ。『男の娘 可愛い save the gene!!』」


天馬がプロンプトを唱えると、あたりにピンク色のハートマークが飛び交い、店内は一気にいかがわしい雰囲気に包まれた。そして、空中に半透明のゆらめく影が形を成す。それは、ナチュラルと呼ばれる存在――人の強い感情や思念が具現化したものだった。


その発現したナチュラルが、甲高い声で叫んだ。


「我は色欲のディザスターリュクス!我は美少女と同じ顔をしているのに男性として生まれてきてしまった……だから私は男性でも女性と同じ格好をし、男性からも女性からもちやほやしていいはずだ!それを否定するのならば私はこの多様性のない時代を許さ……」


ディザスターリュクスが長々と演説を始めようとしたその時、天馬は即座に次のプロンプトを頭の中で入力した。


「erase!!」


天馬の短い命令と共に、ディザスターリュクスの体が光の粒子となって崩れていく。リュクスはそのまま透明になって消滅した。いかがわしい雰囲気も、ハートマークも、一瞬にして消え去る。


すべてが片付いたことを確認すると、國男はここぞとばかりに甘利に体を向けた。


「甘利!好きだ!付き合って!」


國男の勢いのある告白に、甘利は一瞬戸惑った様子を見せたが、なんとそのコミュ障が少し改善されたかのように、はっきりと國男に言葉を返した。


「俺、女装には興味あるけど、男性と付き合うのには興味ないんだ!ごめんな!」


國男は、まさかの返答にガクッと膝から崩れ落ちた。完璧に振られたのだ。あまりのショックに、天馬の足にしがみつく。


「天馬!やっぱ俺と付き合ってよ!」


天馬は咄嗟に後ずさりながら言った。


「いきなり告っても急すぎるだろ?だからって俺に振るな!」


葉子は、そんな二人のやり取りに、盛大なため息を吐いた。


「はぁ……男ってなんでこんなに行き当たりばったりなんだろう?」


そうこうしている内に、空間がわずかに歪み、一筋の光が現れたかと思うと、ボーリング玉サイズのぬいぐるみのようなキャラクター、ジーンが、天馬の頭の高さで宙に浮いて姿を現した。


「よう!」


ジーンの唐突な登場に、天馬はかなり動揺した。


Part 4 みんなで遊ぼう

突然のジーンの出現に、天馬は動揺を隠せない。コスプレショップの店内で宙に浮くボーリング玉サイズのぬいぐるみ。周囲の客が訝しげな視線を向けているのが分かる。


ジーンは天馬の周りをくるりと回り、まるで人間のように両腕を組むような仕草をした。


「何で呼んだのか説明して!」


天馬は咄嗟に、言い訳にもならないことを口走った。


「これはだな……みんなと遊ぼうかと思って」


しかし、そのたわごとを聞いたジーンは、意外にも納得したように頷いた。


「そうだね!さっき君ディザスター倒したよね!僕なしで倒すなんてすごいじゃん!」


まさかのべた褒めに、天馬はきょとんとした顔をした。ジーンはいつも、仕事のことか屁理屈しか話さないはずなのに。


葉子が、まるで母親のようにジーンを咎める。


「ジーン!あんたまた天馬連れてく気?」


ジーンは、葉子の言葉には答えず、何やらピコピコと電子音を立てながらサーチを始めた。


「何やってんだ?」國男が尋ねる。


サーチが終わると、ジーンは誇らしげに胸を張る(ように見えた)。


「今、映画をやってる『鬼門の刀』の第一部の予約5人分取っておいたから、後終わったら池袋の高級ブッフェに行こう!もちろんこっちが持つよ!」


ジーンのこの提案は、あまりにも予想外だった。いつも効率や規定を重視するジーンが、まさかこんな遊びに誘うとは。


しかし、その提案は、甘利の心に火をつけた。


「鬼門見れるの?混んでて殺到してたのにやった!」


普段は無口な甘利が、感情を露わにして歓喜の声を上げたことに、天馬は驚いた。


國男も興奮気味に叫んだ。


「あれ!動画配信サイトで見ようと諦めていたのに嬉しいな!」


葉子に至っては、悲鳴のような歓声を上げてジーンに飛びついた。


「きゃああ!鬼門が見れるジーンありがとう!」


葉子はジーンに抱き着き、スリスリと頬を擦りつけている。ジーンは少し困惑した様子だったが、特に拒むこともない。


天馬は混乱したまま尋ねた。


「へ?俺に罰則が下るわけじゃないの?」


葉子から解き放たれたジーンは、フワリと宙に浮き直すと、涼しい顔で答えた。


「ディザスター単独討伐!これは優遇するしかないよね?たまにはみんなで肩の力を抜いて遊ぼう!」


ジーンの言葉に、天馬はますます困惑した。ディザスターを一人で倒したことが、そこまで評価されるとは。


そしてジーンを含め、五人は映画館に向かった。チケットもスムーズに発券され、ジーンはさらに意外な言葉を発した。


「ポップコーン、ホットスナック、ドリンク全て僕持ちだから好きなの選んでいいよ」


ジーンを除く四人は、これには大はしゃぎした。甘利も、目をキラキラさせてスナックを選んでいる。それぞれ好きなものを買い込み、指定席はバラバラだったが、念願の『鬼門の刀』を鑑賞することができた。


上映後、映画館のロビーで合流すると、興奮冷めやらぬ様子の三人が感想を述べ合う。


「面白かった……第二部も楽しみだ!」天馬が言った。


「お侍さんかっこよかった!大正ロマンっていいわねえ!」葉子も興奮気味だ。


「ジーンさえいりゃ次も優先席取ってくれるぜ」國男がジーンを見上げてニヤニヤする。


甘利も、満足げに小さく頷いた。


「嬉しい……」


ジーンは、自分に内蔵されている高精度カメラを使って集合写真を撮ろうと、空中で体勢を整えた。


「四人で並んで!」


言われた通り、四人は横に整列した。甘利も、先ほどよりは緊張が和らいだ顔で、隣の國男に少しだけ身を寄せている。


「はい撮るよ!はい!」


パシャ!


シャッター音が響き、四人の笑顔がジーンのカメラに収められた。


集合写真が撮られると、ジーンは再び電子音を立てて何かを操作し始めた。


「暑い中歩き回ったら熱中症起こすでしょ?車でブッフェまで送迎するから」


ジーンのあまりの厚遇ぶりに、天馬は再び疑問を投げかけた。


「何でそこまで今日はいい風にしてくれるんだ?ちょっと調子狂うな」


ジーンは、まるで当たり前のように言った。


「ディザスターを倒したとなるとgene社での扱いもよくなるから、結果は賞賛される。君も国立行ったらわかるよ」


ジーンの言葉に、天馬は俄然やる気が出た。国立——それは、将来への大きな目標だ。今日の出来事が、そこに繋がるというのなら。


「俺は……これからも頑張れるところは後悔なく頑張ろう!」


その後、四人はジーンが呼んだ送迎車に乗り込み、高級ブッフェへと向かった。お腹いっぱいになるまで美味しい料理を堪能し、心身ともに満たされた四人は、それぞれ自宅まで送ってもらった。


To be continued!!

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