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第零話 プロローグ

初投稿のため、右も左もわからないのでまずはプロローグのみです。多分第0話ってやつです。

めちゃくちゃ短いです。

 生きるためにはどうしたら良いか分からなかった。齢十六の幼すぎる私の思考では、反逆以外の結論を見いだせなかったのだ。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。私はただ生きている意味を見出したかっただけなのに。こんなことを振り返ってももう遅いのは分かっている。横には共に歩く彼の姿はなく、歩いているのは私だけ。


「何の為に戦ってたんだっけ……」


 私の問いかけに答える人は誰もいない、そりゃぁそうだ全員死んじゃったんだから。こんな意味不明な思考を繰り広げながら私は目的もなく、ただ歩き続けた。暫くして突然体が傾きだして地面にひれ伏した、おそらく瓦礫にでも躓いたか体力に限界がきたのだろう。私は体を起こそうとするが下半身が動く気配がないため、朦朧とした目で足を見た。


「これじゃぁ歩けないよね……」


 私の足にはちらほらと穴が開いており、赤い湧水が染み出していた。穴には異物感があり、弾丸だろうと推測する。結局私は、私たちは国家に潰されたのだ。


――プツン


 その瞬間、私の意識が途切れ始めた。五感も途切れ、視界に暗幕が下ろされていく。私は世界という舞台から退場することを悟った。退場する刹那、私は走馬灯を見る。そこに上映されたのはかつて私たちが笑っている日々だった。


「あぁ……私は、こんなことを繰り返さないために戦い始めたんだっけ」


 終わらない上映に繰り返すフラッシュバックの嵐、落ちていく意識とは裏腹に私の記憶が鮮明になる。


 「懐か……しい、な……」


 恐らく私の命の長さから考えて、今上映されている風景が最後の映像だろう。その最終上映は彼と初めての邂逅の瞬間だった、神の慈悲(いたずら)だろうか。


「レイが最初に話しかけたんだっけ……」


 それは懐かしい過去、戻りたくても戻れない私の思い出。

 その日を境に一人の少女が破滅へと向かう物語の幕が開けた――。


初めまして、マキシ・M・太郎です。最近ひょんなことから小説に興味を持ち、書いてみようと思いました。けどまぁ間違いなく下手だと思います。執筆に関しては右も左もマジわからないです。なんで、この文章表現はやめたほうがいいとか、ここはこういう書き方のルールがあるんだよぼけぇ!とか、感じたことがあったら教えていただけると幸いです。忙しいので投稿頻度は低いかもしれませんが、右往左往しながら頑張ってやってみます。

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