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金メッキ

 おれがその昔

 高校に入りたての頃に

 クラスの担任だった

 男性バカ教師が

 みんなの前で

 こんなことを言った


 「たとえメッキであっても

 金を分厚く

 何層にも重ねれば

 いつかは本物の

 金になれるんだよね

 だから皆さんも 

 本物の金に

 なって下さい」


 ちょっと聞けば

 そんなモノかと

 もっともらしく

 感心するかも

 しれないが

 実際には

 とんでもないことだ


 要するに

 裏を返せば

 こんなことだ

 

 たとえ偽物であっても

 厚化粧を

 ベタベタ塗りたくれば

 いつか本物なれると

 そう言いたかったんだろう


 だけどおれはこう思う

 いくらメッキを

 施しても

 メッキはいずれは剥げるし

 本物の金には

 なれない


 いくら偽物が

 頑張っても

 本物には

 なれないんだ


 「ウソも100回つけば

 いつかは本当になる」というのは

 ナチス政権下での

 ヒットラーの言葉だが

 たとえウソを

 100回も1000回も

 繰り返しついたとしても

 ウソはウソだし

 ウソは絶対に本当には

 ならないんだ

 

 メッキはやがては剥げる

 ウソは何回ついても

 ウソはウソだ

 

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