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学生魔導士の騒動録~その力は誰のために~  作者: Dr.醤油煎餅
第二章
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競技会六日目(午後の部)

 ゴールであった競技場には太陽が三人を迎えに来ていた。その前にブルーシート、ジャグとコップを回収後、それを包んで直線距離で飛んできたのだ。

 ゴール地点には休憩用のマットと大きめのバスタオルを用意して、それを使ってケアをしてくれる着ぐるみ人形も用意しておいた。他の仕事もあるが、試合に関しては心配もないので雑事を片付けていった。


「お疲れさん。運んであげるからジッとしててね」

「「え?」」

「寝そべるよりは座っておいた方が良いですよ」


 着ぐるみ人形の数を増やして、マットを持ち上げると彼女達を載せたまま、御神輿のように運び出している。当然目立ち、注目される。そのまま原付バイクのような速度で競技場を出ていくのであった。


✿  ✿  ✿


「うう、恥ずかしい」

「お嫁に行けない………」


 琴乃と小南は顔を赤く染めて俯いていた、御神輿状態で担がれたのが相当恥ずかしかったようだ。


「ま、朝日と我妻さんは明日も試合だし、今日の疲れを取ろう」

「何するの?」


 少し、体が凝っているのか朝日は体を解している。


「柿崎さんもやってくかい?」

「お願いしまーす!」

「じゃ、俺が全員担当できるけど、二人で組んでやってみるかい?」

「りょうかーい」

「あ、ハイ」


 太陽は朝日を担当し、小南は琴乃を担当することになった。肩回りと腰、足が疲れているようなのでそこら辺を重点的に解す。


「むぅ、エロい」

「そうか?」

「顔を赤らめて、荒い吐息、汗ばんだ肌、二人の美少女、性欲旺盛な男子高校生が一人、何も起きないはずはなく」

「ほうほう、では、三人に増やしてやろう」


 その後、選手用の休憩テントには頬を染めた三人の少女が寝ころんでいた。


✿  ✿  ✿


 太陽の仕事は明日もあるので、それ用のMAEの用意もしておかなくてはならない。選手に休みはあってもそれを支える彼に休みはないのだから。


「気合を入れていこう」


 軽くおやつを食べて、明日の最終戦の為に機器のチェックを進めるのだった。

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