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学生魔導士の騒動録~その力は誰のために~  作者: Dr.醤油煎餅
第二章
50/115

競技会二日目(深夜の部)

●本日の成績●

女子スピードショット(本戦)

一位:伊月台、二位:原手亞、三位:城不、四位:原手亞、五位:霜月、六位:謝屋、七位:水七、八位:城不、九位:伊月台、十位:謝屋

女子タッチチェイス (本戦)

一位:霜月、二位:福原、三位:柳偶、四位:城不、五位:空柱、六位:謝屋、七位:伊月台、八位:帝王落、九位:和国、十位:水七

10987654321


●中間成績●

・国立伊月台総合教育高等学校(東京都)

獲得pt:23(+12)

総合pt:35

・国立原手亞総合教育高等学校(愛媛県)

獲得pt:21(+16)

総合pt:37

・国立城不総合教育高等学校(千葉県)

獲得pt:0(+18)

総合pt:18

・国立霜月総合教育高等学校(岩手県)

獲得pt:16(+16)

総合pt:32

・国立木庭高等学校(北海道)

獲得pt:1(+0)

総合pt:1

・国立福原高等学校(山形県)

獲得pt:6(+8)

総合pt:14

・国立柳偶高等学校(福島県)

獲得pt:9(+8)

総合pt:17

・国立水七高等学校(兵庫県)

獲得pt:8(+5)

総合pt:13

・国立空柱高等学校(島根県)

獲得pt:6(+6)

総合pt:12

・国立謝屋高等学校(北海道)

獲得pt:12(+6)

総合pt:18

・国立帝王落高等学校(鹿児島県)

獲得pt:4(+3)

総合pt:7

・国立和国高等学校(沖縄県)

獲得pt:3(+2)

総合pt:5


✿  ✿  ✿


 伊月高の選手首脳陣は頭を悩ませていた。確実と思われた競技で上位を取れなかったからだ。当事者の冬華が一番難しい顔をしている。


「今日は残念だったね」

「油断はしなかった、けど、予想をひっくり返された」

「やっぱり今日の主題は………」

「そうね、月隠兄妹の事ね。戦ってみた感想はどう?」


 直に実力を感じ取ったであろう冬華に、吹雪は実力の程を尋ねてみる。


「正直、どうやって負けたのかもわからない位に実力は開いてたわ。どうやって、戦っているのかもわからないし。少なくとも、開けた場所じゃないと何をやってたのかもわからない程だったよ」

「貴女がそこまで言うとわね」

「他に兄妹いるんだっけ?」

「本戦に一回、新人戦でもう何回かって感じですね。ウチの月隠に聞いてみます?」

「そうね、意見だけでも聞いてみましょうか」


 話し合いは進み、太陽は会議室へ呼ばれることになった。


✿  ✿  ✿


 会議室に来た、太陽はティーポットを抱えてやって来た。


「お呼びでしょうか? 生徒会長」

「ええ、今日の選手の事で貴方に聞きたい事があって」

「答えられる物でよかったら、お答えしますよ。あ、良かったら、紅茶とクッキーもどうぞ」

「ああ、どうも」


 太陽は首脳陣に配膳すると自分にも紅茶を淹れて、席に着く。


「昨日、今日と競技にはあなたの兄妹が出場していましたね」

「はい、その通りです」

「失礼は承知ですが、貴方の兄妹たちの能力をお教えいただけませんか?」

「それはダメです。答え合わせ位なら付き合いますが、教えろというのであれば先に予測を立てていただきたいです」

「………冬華、どう?」

「引力、といった所だね。私が引き寄せられる事も多かったけど、あっちが寄ってくる事もあったからね」

「おー、まぁ、正解です」


 やる気のない太陽は乾いた拍手を鳴らす。当てられたのは少し不満そうだ。


「補足説明とかはないの?」

「そーうですね………」


 太陽は一瞬で話してもいいラインを考えて、兄妹ならだれでも使える範囲の事を答えることを決める。


「俺達と正面切っての戦いはしない方が良いですね。全員、常人を超える身体能力を持ってますから。何もしていなければビンタで一撃ですね」

「それは、どういう意味で」

「朝日が一般人にビンタで首が物理的に飛んでいきます」

「どんな力よ」

「話せることは以上です。何かありましたらまた呼んでくれれば付き合いますよ」


 太陽は紅茶を飲み干すと、ティーポットをもって部屋を出て行った。


✿  ✿  ✿


 太陽が作業車に戻ってくると、そこには朝日、心美、琴乃、彩の選手組に加えて、理子、七海、純二、陽斗たち応援組が来ていた。


「あー、茶でも淹れるか」

「頼むー」


 太陽は簡易キッチンから水を出して、魔法で加熱すると茶葉を用意してお茶を入れていく。それを紙コップに注ぎ、各人に配る。


「何話していたの?」

「いや、太陽君の話の続きを聞きたいなって思ってて」

「ああ、まぁ、今は敵対になってるからな聞きづらいか」

「そうなんだよね」

「そんなに聞きたいか?」

「気になると言えば気になるじゃない」

「話してやろうか?」

「へっ?」


 突然現れた男子生徒の声に理子が間抜けな声を上げる。そこにいたのは太陽の弟で霜月高の選手である、月隠日輪である。

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