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学生魔導士の騒動録~その力は誰のために~  作者: Dr.醤油煎餅
第二章
37/115

練習風景~ウォー・ファイト~

◆干支戦におけるウォー・ファイトのルール◆

□基本のルール

・六つのエリアに二チームに分けて計十二チームでサバイバルゲームを行う。

・全エリアの総面積は短辺100m、長辺300mの長方形。建物地帯、山林地帯、工場地帯、草原地帯、河川地帯、岩場地帯の順に端から並んでいる。

・選手一人につき1pt、チームに渡されるフラッグには3pt、タイムアップで生き残っていた人物は生存点で1pt。

・選手は気絶又はヘルメットの奪取か破壊でptを獲得

・フラッグは破壊か獲得でptを獲得

・各校一チームずつ選出。

・一チーム最大四人編成。オペレーターも人数にはカウントする。

・フラッグが破壊または奪われた場合は、そのチームは全選手が脱落。

・一ゲーム45分、試合は一ゲームで終了。

・相手選手に再起不能な怪我を負わせた場合は失格、永久退場。

□その他のルール

・選手にはアーマーとヘルメットの着用が義務。

・アーマーにはバイタルサインを測定する機能があり、それで気絶を判定する。

・ヘルメットには撮影用のカメラと発信器が付けられている。

・レーダー、ドローンは貸し出される。

・ドローンは自作しての持ち込みが可能。

・通信機は使用に関しては各校自由。

・オペレーターの選出は自由。チーム人数には反映する。

・オペレーターはドローンの操作やレーダーによる情報共有を行える。


✿  ✿  ✿


「今日の練習は連携の確認、後はオペレーターの選定だけど」

「どうするか?」

「オペレーターは東海で良いんじゃない?」

「そうかね」

「だったら、どうすればいいか教えてくれない?」


 辰馬はチームメイトの一人にオペレーターに推薦され、その上で意見を求められた。


「正直、この面子で優勝するのは不可能だな」

「………どうしてだ?」

「俺の知り合い、太陽、知ってるか?」

「ああ」「おう」「うん」

「あれと同じようなのが二人、別の学校にいる」

「うーん、いまいち実感がわかない」

「………試してみるか?」

「何を?」

「襲撃してみてアイツの実力を見て見るんだよ」

「良いのか?」

「あいつはよほど理不尽だったり、妹に対して何もしなければ特に怒んないから」

「何させる気だよ」

「作戦を立ててアイツを防衛側の陣営として扱って試合さながらの実戦」

「いや、しかし」


 辰馬は渋るチームのメンバーを説得して太陽襲撃を計画した。


~10分後~


「つ、強すぎだろ~」

「動かす事すらできなかった………」

「怪我すらさせないのはすごかったな」

「これが、あと二人、対戦相手になって現れるね」


 ただの一人に、手も足も出ずにやられた事で自信とプライドをズタズタにされた。


「まぁ、目標は明確になったんだし分かりやすいんじゃない?」

「そう、かもな」

「努力していこうぜ」

「頑張るぞー!」

「「「おー!」」」


 辰馬たちは気合を入れて練習に臨む。

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