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学生魔導士の騒動録~その力は誰のために~  作者: Dr.醤油煎餅
第二章
32/115

練習風景~タッチチェイス偏~

◆タッチチェイスの干支戦におけるルール◆

□基本ルール

・対戦形式は一対多

・各校三人出場

・三ラウンド行い、一ラウンド各校一人ずつ出場

会場の範囲は長辺百メートル、短辺五十メートルの長方形のエリア

・一ラウンド毎に会場を建物地帯、山林地帯、工場地帯に分けて行う

・特殊なグローブとアーマーを着用する

・対戦相手に触れる事で1pt、触れた後はお互いにその場を離れる

・触れられた人間は10秒間の無敵時間が与えられ、その間は干渉する事もされることもない

・試合時間は15分

・順位は三ラウンド行った後に、合計獲得ptの多かった校順に順位を付けていく。

□その他のルール

・相手に対して気絶したり、長期の回復が必要な怪我を負わせるような攻撃はしてはいけない。

・武器の使用は禁止。煙幕、催涙スプレーなどの妨害用の道具は使用回数一回分をこちらから支給する。

・アーマーは常に着用する事

・一度出た人物はその試合中は出場禁止


✿  ✿  ✿


「こんな感じか、ルールは?」

「はい、そうです」


 太陽は朝日にルールを確認すると、夏日は頷いた。


「さてさて、必要な魔法は移動と消音の魔法かな、後はパルクール用の魔法とか?」

「別名で鬼ごっこって呼ばれてますからね。それみたいな魔法を用意してくれればいいんじゃないかなと」

「先ずは実戦だな、夏日、火凛、紅火やってみようか」


 太陽は校内の演習を行うための人工森林でやってみようという事になった。


「じゃ、森にある程度散らばった段階で開始の合図を出してやる」


 12の人影が人工森林に入っていき、数十秒後、太陽が空に向かって黒帯を使って花火の様な合図を出す。


✿  ✿  ✿


 太陽の妹の一人、紅火は茶髪で茶色の瞳を持ち、その顔立ちも日本人とはかけ離れており、朝日や火凛とも顔立ちは似ていない。しかし、それでも可愛い顔をしている。不審者太陽の妹とは思えない。


(こういうのは先ず索敵がセオリー、けど、火凛姉と夏日姉相手に索敵するのは下策)


 森林内には他に練習している人間はいるが、そういうのを全く紅火は警戒していなかった。

 すると、嫌な予感がしてその場から飛びのくと、さっきまでいた場所に黒い人影が手を振り下ろしていた。空中に黒帯の足場を作って空中移動で黒い人影を触れるとその場から木の枝を伝ってその場から移動する。


(あっぶない、兄さんのアレは、まぁいいか。夏日姉たちもあれに会っているだろうから。どこかしらでもう一回会うかもな。試合の感じを補強させるなら連携では襲って来ないよね)


 紅火はそのまま森を捜索しつつ黒い影からptを獲得し、生身の人間や黒い影からptにされたりと試合終了の十五分間を頑張った。


✿  ✿  ✿


 試合終了後、取りあえず全員を自分の元に集めた太陽。それぞれの感想を聞いてみる。


「で、どうだった?」

「索敵用に集音の魔法が欲しいですね。装備で補完するなら軽さと動きを阻害しない物を要求します」

「動きを阻害する魔法が撃たれる可能性もあるけど、私達への魔法はほとんど意味ないし。そこは大丈夫かな」

「森林ならある程度の空間の光量を調整して目くらましとかできそうですね」


 そこから幾つか案が出てきてその通りに太陽はMAE内に格納されている魔法を調整していく。

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