表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
厨二系飼育係の成り上がり -異世界で厨二病が最強だった件-  作者: どらぬこ
第二部 大迷惑な大迷宮編(前)第一章 美少女勇者
84/116

第72話 皆さんと合流です。

うっわぁ


マジですかー。


つい、軽いノリでオッケーしちゃった。

マグナ、反省です。


攻撃命令を出した当のエルメさんも、後ろから着いて来ている騎士団の皆さんも、目が点です。

もちろん、俺もです。


主砲のとこ--えっと、砲塔でいいのか?に股がってたエルメさんは、発射の衝撃でころんと後ろに転がっている。


想像以上に戦車の砲撃って威力あるんですね。

びっくりです。

思ってたよりも反動とか衝撃が少ないのは、最新式だからか?


「す」


「す?」


「すごーい! クールマさんすごーい!!」


『ミューー!!』


エルメさんって結構根性あるね?

騎士団の皆さんは完全に引いてるよ?


たまっちは褒められて上機嫌みたいだ。

なんか車体の揺れ方が心なしかぽよんぽよんとしてる気がする。


まあ、ちょっと高威力の魔法を放ったみたいなもんだろう!

ピーちゃんたちの必殺技に比べればなんとことはない!


よし!

そういうことで気にせずにゴーゴー!


あっ、そういえば、たまっちも必殺技あんのかなぁ。

あんだろうなぁ。


まあ、今はいいか!


問題の先送りも異世界でのマグナ・クオリティーです!



ということで、やって来ました新迷宮!


巨大な大樹のこれまた巨大なうろがぽっかりと口を開けて、これぞ世界樹の迷宮って感じです。


といっても、周りの大樹よりもちょっと大きいくらいですけどね。


でもまだ入れません。

グロニゲンの守備隊が来て、合流してからの攻略開始の予定です。


一日半くらいかけて長細かった樹海島を進み、大樹海に入ってからはたまっちの快進撃のお陰で遭遇エンカウントした魔獣にもまったく悩まされず、三日くらいかかる予定が二日かかりませんでした。


エルメさんはたまっちがお気に入りらしく、ずっと乗ったまま魔獣を見つけては主砲を撃ってきゃっきゃとはしゃいでいました。


勇者って度胸があるんですね。

騎士団の皆さんは最初みたいにドン引きではないけれど、まだ乗ったりはしてません。


この迷宮はグロニゲンの街からの方が近いので、予定通りなら今日の夕方前にはあっちの皆さんも到着するハズです。


まあ、地竜王のクロが一緒なので心配はいらないでしょう。


ウチの従魔さんたちは一騎当千--実際に一騎当三千ですからね!

あっ、ピーちゃんは万夫不当ばんぶふとう


騎士団の皆さんが夜営の準備をしていますが、俺たちはたまっちの中で寝ることになったので手持ちぶさたでぼけらっとしてます。


最初は手伝おうともしたのですが、知識も経験もないので邪魔にしかなっていませんでした。


料理系のチート主人公なら、ここで豪勢な異世界あっちの料理を出して騎士団の皆さんのハートを鷲掴わしづかみにするんでしょうね。

残念ながら俺にはそんなスキルはありません。


あっ、でも、騎士団の約半数はこれ以上気に入られると身の危険が増えるので、やっぱり料理チートはなくて良かったです。


とか考えながらしばらくしたら、樹海の向こうに人影が見えました。


おおっ!

あれは麗しのエロフ--もとい、エルフの姫騎士のクラウディアさんではないですか!


やっぱり彼女も参加ですか。


ひゃっほぅ!


その後ろで手を振っているのは--


ん?


フィロメナ師匠?

と、〝三美姫ビューティー・スリー〟の面々?


んん?


その後ろを歩いてるあの大鬼族オーガのような大柄な男ってまさか?

まさかですよね?


「おお、マグナ! 久しいな! と言っても一週間程度か! がはははははっ!」


グロニゲンの筋肉のいきん領主キターーー!?


「な、何故なにゆえにご領主のルドルフ殿が?」


「ふむ、実はな--」


何か領主が直接来るような重要な問題でもあったのか?


「あの一件で書類の山に囲まれて辟易へきえきしていたのでな! 気分転換に迷宮で暴れようと思ってな! がははははははっ!!」


やっぱりただの脳筋か!


「く、クラウディア殿?」


「はあ、一応私も止めたのですが、ルドおじさまは最高決定権者なので・・・」


「そうか。その、きっと大変だったのだろうな」


「はい・・・」


クラウディアさんが疲れた顔で頷く。


くぅ


かける言葉が見つからない!


この場合は【詐術】スキルは役に立たない!

会話系のスキルは覚えられないのか、俺!


「クロ、ご苦労だったな。して、フィロメナ師匠たちはどうして?」


クラウディアさんには悪いけど、話をクロと三人組に振る。


「問題ありません。マスター」


「ん、新しい迷宮、興味ある」


「私たちも探索者ですからねぇ」


「そういうことだな」


まあ、それはなんとなく分かる。

冒険者や探索者は好奇心旺盛じゃないとね。


「クジマたちもご苦労だな。修練は順調か?」


「はっ! 我が主! 滞りなく進んでおります!」


ざっ!


と、冒険者たちが一糸乱れぬ敬礼をする。

ウォッカたち元襲撃者組に加えて〝鮮血の三兄弟(ブラッディ・スリー)〟もいた。


うん。

その、やっぱり軍隊?


特別訓練ブートキャンプはやっぱり調子に乗りすぎたかなぁ。


まあ、ごろつきみたいな冒険者だった頃よりはまともでいいか。


うん。

そういうことにしておこう。


ブクマ、感想などお待ちしています!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ