第63話 いざ、大樹海へ!
初レビュー頂きました!
ありがとうございます!
でもすみません。
ピーちゃんたちの活躍は暫くないです(汗)
お久しぶりです。
厨二病を拗らせたあげく、異世界に勇者として召喚されたのに、ステータスを確認したら勇者のゆの字もなかった孤高の大魔導師アルス・マグナです。
あっ、最初は魔法が使えなかったので厨二病の延長線で魔導師とのたまってただけでしたが、今ではちゃんと使えます。
本当ですよ?
まあ、召喚した従魔たちが無双しまくるせいで、戦闘で活躍したことは未だにないんですけどね?
ORZ
それはそれとして、今、俺たちは絶賛飛行中です。
は?
って感じですよね?
グロニゲンの街を馬車で旅立ったじゃん!
ってね?
いや、すまん。
マジ無理。
腰は痛いわ足はつるわ、酔うわ吐くわで、ぼーっとしていて終いには馬車から転げ落ちました。
死ぬかと思ったわ!!
一応、創作物では召喚された異世界人は色々あれど主人公ポジションだと思う訳ですよ。
あんまり活躍してなかったとしてもね?
でもね?
馬車から落ちて死ぬってのはどうかと思うんです。
もし死に戻りがあったとしても、復活の呪文があったとしてもね?
馬車から落ちて死んで、
「ああ、マグナよ。死んでしまうとは情けない」
とか司祭のおっちゃんに言われたら、生き返ってもマジで即自殺ものでしょう!
いやぁ、馬車の車輪が頭の横を通り過ぎた時には、冷や冷やしました。
そして、俺は決意したのです。
バネ入りの新型が出来るまで、馬車には絶対に乗らん! と!!
まあ、そんな訳で、一週間の予定だった旅行気分の馬車の旅は半日足らずで終了しました。
冒険者たちなんかは徒歩が普通らしいのですが、えっちらおっちらと歩いて行くのもなんなので、ここは当然にして必然の異世界の乗り物の出番です!
魔法の絨毯、引出物として貰う船、ダチョウちっくな鳥、飛空挺、エトセトラ!
そして、幻想系厨二病の憧れのひとつ!
そう!
地竜王のクロティルド様ですよ!
優雅で安全!
しかもめっちゃ速い、最高の、の・り・も・の!!
我が頼れる従魔のクロさんです!
はい?
ならなんで最初からそうしなかったかって?
いや、俺もそう思ったんですけどね?
目的地の樹海の迷宮都市は、なんか知らないけど不思議空間になっていて、空からだと方向感覚が狂ってしまい、クロですらちゃんと着くかどうか分からないって言われました。
バミューダ・トライアングルか富士の樹海かっ!
あっ、樹海か。
しかも大が付くわ。
ということで、仕方ないのでせっかくの異世界でもあるので、旅行気分に浸って馬車の旅をすることにしました。
その時は馬車がキツいのすっかり忘れてましたけどね!
で、話を戻すと、樹海の迷宮都市にクロに乗って直接行くのは無理なんだけど、途中の町までなら可能との言質を取ったので、今、空の旅を満喫中です。
なんか改めて聞いたら、馬車で行けるのもその前のハルリングという町までで、樹海に入ったらどっちにしろ徒歩になるらしい。
理由は行けば分かるってさ。
なので、馬車で一週間の予定の旅は、立ち寄るハズだった三つの町といくつかの村を経由することも無く、クロのお陰で一時間くらいの超速の旅になりました。
まる。
†
そして、やって来ました樹海島!
インドラじゃないよ?
インスラだよ?
怒って都市に雷落としたり、調和の女神様に反逆したりはしないよ?
えっ、ネタが古い?
配信サイトで見たら面白くてね?
最初の数話が無料って、阿漕だよね?
樹海島ってのは、大樹海にある大きく拓けた場所のことで、まあ、海にある島みたいな感じ?
そのままやん!
と、どうでもいいツッコミはこのくらいにしておいてと。
今、俺と従魔たちの前には、グロニゲンの街よりも高い町壁が聳えてます。
でかっ!
グロニゲンでも五メートルくらいあって威圧感が半端なかったけど、この砦町オストエントは八、十メートルくらいある?
流石は砦って言うくらいですね!
圧倒されました!
もうここは島の町とはいえ大樹海の中。
大魔導師アルス・マグナの新たな伝説が始まっちゃうのかな?
かな?
まあ、これまでに伝説があったか知らないけどね!
みんな、大、魔、導、師、アルス・マグナのこれからの活躍を期待してくれよな!
あっ、なんか説明ばっかりになっちゃったね!
でも仕方ないよね?
だって、唯一喋れる従魔のクロには乗ってたし、ピーちゃんたちはそもそも喋れないから!
俺の属性は変わらないのかな!?
おい、俺を異世界召喚した責任者!
あんたは相変わらず出て来ないんですか!?
ねぇ!?
新章です。
よろしくお願いします!
※モコちーは一人しか乗れないので断念してます。
乗り心地は別として。




