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厨二系飼育係の成り上がり -異世界で厨二病が最強だった件-  作者: どらぬこ
第一部 大騒動な大氾濫編 第五章 樹海大氾濫
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第62話 そして、また・・・。

魔物の大氾濫(モンスター・パレード)から一週間が経ちました。


あの時の状況を簡単に説明すると、


迫り来る魔物の大群に、従魔たちの唸る新技大技オンパレード!


はい終了。


ああ、はい。

もう少し真面目に解説しろと?


ドラゴン化したクロの魔法、地裂ラーワという魔法で大地が裂け、溶岩が噴き出してウィンテン方面の群れが文字通り滅殺めっさつされました。


ハム太が百花繚乱ひゃっかりょうらんで無数(百体?)に分身し、ドゥルハテ方面に向かった群れを蹂躙じゅうりんしました。


モコちーの火属性大魔法、爆炎の支配者(バスタード)で炎の壁が魔物の別動隊を焼き尽くし、あえなく撃滅げきめつされました。


ピーちゃんの拡散式波動砲メガ・レーザーで、扇状に走った光線により、本体の万を超える大群が一瞬で殲滅せんめつされました。


そして俺は、厨二魂ソウルを存分に発揮する!


街に背を向けた状態で両手を天に向かって大きく掲げ、マントを風魔法で大袈裟おおげさなくらいにひるがえし、光魔法でゲームみたいにど派手な効果エフェクトを演出。


そして、そして!


新開発の極大魔法エクストリームス威風堂々(いふうどうどう)と発動!


するハズだった俺の魔法が、


ぽふゅっ


とか情けない音を立てて不発に終わりました。


ぽふゅっ、て。


だって、もう敵がいないんだもん。

これで魔法使ったら、ただの自然破壊かんきょうのてきだしさ。


男の子でも、泣いていいですよね?


しくしくしく



戦争は後始末の方が大変とはよく言ったものです。


まあ、その後がどうなったかと言うと、まず、街の人たちの生活は変わりないです。

被害はまったくなかったですからね。


ルドルフさんやクラウディアさんたちは、領都や帝都への報告の書類に埋もれていました。

殲滅した魔物がのこしていった魔石の回収も、ちゃっかり守備隊と雇われた人たちでやってたようです。


ああ、そうそう。

あのクソエルフは、極刑は免れたものの犯罪奴隷として一生強制労働のようです。

異世界の強制労働と言えば、やはり鉱山働きなんでしょうか?


本人は貴族としていさぎよく死にたかったようですが、望んだ名誉の死なんて甘いことは許されないらしいです。


あと、実家の貴族家もかなり重い罰を課せられたとのこと。

因みに、クソエルフが自殺したらその貴族家には更に重い罰が追加されるそうです。


容赦ないですね。


クルメール商協同盟は知らぬ存ぜぬで押し通してるみたいです。

まあ、国なんて早々非を認めたりはしないでしょう。


そして、俺たちはと言うと、大樹海にある迷宮へと旅立つところです。

クジマ兄妹に屋敷と冒険者たちのことは一先ひとまず任せ、俺と従魔たちだけでの旅立ちになりました。


「ま、マグナ殿!」


馬車で街を出立すると、西門を出るところでクラウディアさんに呼び止められました。


振り向けば、彼女は真っ赤な顔をしていました。

瞳がうるうるしています。


「また、またこの街に戻ってらっしゃったら、その、ぜひ私を訪ねて欲しいのですわ! そのっ、め、迷惑でなければ、ですが・・・」


ごにょごにょと呟いた最後の方は、聞こえなかった。


「ああ、また寄らせてもらうことにしよう。なあ、カルマよ」


『キュイ!』


「あ、ありがとう・・・です、わ」


こ、これは、このどことなく甘い雰囲気ふんいきは!

今度こそ、で、デレたのか!?


デレたのか!?


流石に三度も窮地きゅうちを救えば、デレるのか!?


デレたのか!?


ひゃっほい!!


そして、クラウディアさ--いや、クラウは感極まったように口を開いた。


告白ですか?


ばっちこい!!


あっ、出発するの保留にした方がいいかな?


イチャイチャラヴラヴライフの章が始まりますか!?


始まっちゃいますか!?


「また、またぜひ、カルマ殿たちを抱かせて欲しいのですわぁ!」


・・・あー、やっぱりそういうオチですか。


そうですよね。


分かってましたともさ!


ずーーーーん



そうして、しばらくもふもふタイムを堪能たんのうしたクラウディアさんは、満面の笑顔で守備隊の詰め所に戻っていきました。


なっ、泣いてなんかないんだからねっ!


こ、これは心の汗だもん!


俺にはピーちゃんたちがいるもん!


いるもんねっ!!



確かに、異世界で厨二病は最強だったかも知れません。



ただし、思い描いていた俺無双チートとしてではなく、召喚した学校で飼育してた子たちが。



だ、か、ら、責任者(召喚したやつ)、


いい加減に説明しろーーー!!





こうして俺は、ぼっち(+従魔)のまま旅立った。


再び、馬車に揺られて仔牛の如く。



荷ー馬ー車ーが、ごーとごーと♪


マーグーナーを、乗ーせーてー♪



馬車に揺られ、揺ら・・・・・・




わーすーれーてーたーーー!!





第一部、完。





第一部、大体ラノベ一冊分を書ききりました。


感無量です。


12万字程度の予定が、予定外にキャラクターが増えたりして15万字になっちゃいましたが・・・


今後は閑話をちょろちょろ投稿しつつ、第二部をある程度書き貯めたらまた連続投稿する予定です。


つい先月まではロム専だったのですが、毎日投稿よりはある程度キリがいいとこでまとめて更新したらいいのに、とか思ってたので。


あまりにブクマ少ないと分かんないですが(汗)


続きが読みたいと思った方は、ぜひブクマしといて下さると嬉しいです。(姑息)


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

ひとまずはこれにて。


どらぬこ拝



あっ、こっちもよろしくお願いします!

明日昼から公開!


スライムさんと幼女メイド

http://ncode.syosetu.com/n4507eb/


ここまで読んでくれた読者なら、読んでくれるハズ!

多分、きっと・・・、読んでくれるといいな。


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