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太陽系興亡史  作者: 双頭龍
第1章 始まりは何時も唐突に (旧第名 転位)
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第1話 転移

 基本妄想垂れ流しです、初投稿初執筆になるので句読点の位置、有り無し、その他、見にくい箇所多々あると思います。

現在多数、文章間の空白、ならび改行を修正中です少々見にくくなっているかもです。

2015年5月15日 アメリカ合衆国ニューメキシコ州 次世代宇宙推進装置開発研究所 メイン実験棟

俺は川西孝司かわにし こうじ専攻は宇宙空間物理学28才。

今はCaltechカルテックとMIT合同の研究所の責任者リチャード・ローガン教授の研究チームの一員である。

「あれ、どうしたんだ。上院議員先生方への説明終わったのか?」

コントロールルームに入って来た少し疲れ顔の俺にジョシュアが尋ねた。

彼は同僚のジョシュア・スタンリー、歳は一回り上 専攻はシステム工学で今研究中の装置のチーフプログラマーである。

俺のジョシュアに対する答えに、その部屋で作業をしている数人が耳を傾けている。


「うんにゃ、教授に丸投げしてきた」


「まじか、よくやるよ」

ジョシュアは肩をすくめモニターに向かいながら目を押さえた。


「ああ、政治の話が出てくるんじゃ俺にゃ重すぎるよ。第一なぜ急にしかも今頃、宇宙、科学小委員会と、予算委員会の議員先生が揃いも揃って視察に来るんだ? しかも予算関係の話を俺にしてもわかるかっよ」

俺は肩を揉みながらジョシュアの横のデスクチェアに腰を下ろした。


「あれじゃないか、また国からの補助金減らす、って話」


「それはないだろうと言えない俺がいるが、てかまあ、現実的にそれぐらいしか可能性、ないわな」

ぼやきながら自分のデスクに戻り、作業を再開する。作業と言っても前回の実験の後、装置の不具合、不都合を改善する為の装置の改修だ。

作業を開始してしばらくすると、ふと実験室が写っている監視カメラのモニターに、見知らぬ、計器を弄っている赤髪の女性が写っていた。


「ん? 誰だ?」


「どうした?」


「ああ、知らない女性がワームホール発生装置のコンソールを弄ってやがるだが、あれうちの研究員にいたか?」

すると突然、実験開始の警報音が鳴り響いた。

すぐにオペレーターや研究職員の皆が慌てながら各々の持ち場にかけより、ジョシュアがメインコンソールの前のキーボードで緊急停止シーケンスを開始しようとした。

セキュリティールームからコール鳴り、直ぐに取ると、警備主任が

「今日実験予定ないでしょうどういうことです? 実験室内に女性研究員がいてるんですよ、直ぐ止めてください!!」と電話が来た。


俺は慌てながら、

「今日に予定はないよ、それより今実験室にいるのは誰だ? セキュリティータグから直ぐ確認してくれ」


「シンディー・ローズになってる、どう見ても別人だと思うがな!」と数秒してから返事が帰ってきた。


「ああ、別人だな。どう見てもあんなにはスリムじゃない、第一彼女、今日子供が風邪ひいたって有給取ってる。直ぐに取り押さえてくれ、俺も行く」


「ジョシュアどれくらいで、って止まらないのか?」


「ああ、こっちからの指示を受け付けやがらない、エネルギーは順調に供給されてるし、不味いぞ後よくて臨界まで5分もない」


「送電線切っちまえってのは、無茶か?」


「無茶苦茶だ」


「とりあえず行ってくる」


「ああ、気をつけてな」部屋から飛び出そうとするや、

教授がコントロールルームに駆け込んできて、

「どう言うことだ、何があった?」


と言いながらチーフデスクに行き、ヘッドフォンをつけ、ジョシュアに状況の確認と指示を飛ばし始めるのだろう。


俺も急いで実験室に走りながら無線通信に耳を傾ける、1分もしないうちに実験室前の放射線ロック扉前に到着し、セキュリティーと合流、扉をIDカードで開ける。


クリーンルームを無視して、次のエアロック室に気圧差がないことを確認して入り実験室内にはいると、セキュリティーが拳銃を抜きながら

「手を頭の上に上げて装置から離れろ」と怒鳴る。


が、女性は警告を無視。


セキュリティーは舌打ちしながら、トリガーにかけた指に力を込めようとするので、慌てて、おいおい後ろの機器に当たったらどうすんの、と思いながら、


「後ろの機器を壊さないように、テイザーを使ってくれ」と言うと、セキュリティーは左のホルスターからテイザーを取り出して即座に打った、この距離を外すはずもない。

女性は、身体の自由を失い崩れ落ちる。


直ちにセキュリティーは女性に手錠をかけて拘束した。


俺は、装置とその横にあるコンソールにかけより現在の状況の確認をしはじめるとすると、


「すぐに実験室から出るんだ」

上のスピーカから教授が叫ぶのが聞こえた。


セキュリティーが女性を担ぎながらエアロックに飛び込むを確認してコンソールから離れようとしたら急に体が重くなり始めた。


「教授、体が重いです、しかも前が歪んでる、空間が傾いて見えます」


しかし教授からの反応がない。


固定されてない物が浮き始めるた。

振りかえると、装置が起動している、

しかも装置の前の空間に黒い穴まで開いて、そこに向け部屋にある物や、紙が翔んでいっている。


この装置はワームホール発生装置で空間に重力で孔を開け空間を繋ぐ!!

なんてことはない。


ただの重力を使った推進装置

(重力を人為的に発生させ空間をねじ曲げその反動で推力を得る)の研究装置で、重力子だと考えられるものの発生装置だ。

これだけでも十分すごいのだがついでに予算確保のために推進装置をもれなく付けてしまったある意味ゲテモノでって、

そんな事はさておき、

確かにワームホールは理論上可能かもしれないが、

それを開けるためのエネルギーは膨大だ。


第一そんなエネルギー、この装置群に流れる訳もない、その前にショートするのが落ちだ。


しかもワームホールを維持するってのはさらに難解だ。


って、だめだ、吸い込まれないように装置横のコンソールに腕絡ませてたけどそろそろ げ、 ん、 か、


あ、吸い込まれ…………


 読みにくい箇所の訂正(2月27日)

 御指摘ありがとうございました。

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