表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Solanum lyratum  作者: モモンガもどき
番外編(という名の本番)
29/30

8 Tuscheln (鈴花)

どうも、モモンガもどきです。

瀬菜、薫のその後の話を違う小説で書き始めたのでお知らせです!

http://ncode.syosetu.com/n8062cr/

お知らせついでに、書きたかったガールズトーク的なの書いてみよう♪っていうノリで書いたので、今回の内容はとっても薄っぺらいです。(・ω・)

時間軸は鈴花と祥平が初めて会ってから、数ヶ月が過ぎた頃。

鈴花中2、祥平たち高1です。(若い!?)

「えぇ!?好きな人ができた!?」


「しー!瀬菜さん、声大きいです!」


「あっごめん。」


瀬菜さんはそう言うと、気まずそうに辺りを見回してから私にまた視線を戻す。


「…誰?私の知ってる人?」


「………はい。」


「………………祥平?」


「なっなんでわかったんですか!?」


「鈴花!だから声大きい!」


「んっ!?」


私が真っ赤になって口を抑えると、瀬菜さんははぁーとため息をつきながら、呆れたように笑っている。


「なんとなくね…なんていうか。思った以上に2人が仲良くなったなぁーとか思ってたし。」


「そうですか…」


真っ赤になって俯けば、瀬菜さんはニヤニヤしながら私のことを見てくる。


「で、ついでに気になってたんだけど…いつから名前呼びになったの?」


「やっ!それは…」


「祥平は前から鈴花呼びだったけど…記憶が正しければこの間まで『原田先輩』だったわよね?」


なんでそんなこと覚えてるんですかぁー!?

そんな心の叫びは虚しく、逃さないというように瀬菜さんはニコニコと笑っている。

…これ、話さなかったら酷いことになる。

私は小さく息を吐き出すと、歯切れ悪くその時の話を話始めた。






それはつい2週間ほど前のこと。


「なんかすいません、CDショップ一緒に寄ってもらっちゃって…」


「なに言ってんだ?どうせついでだ。俺も少し見たかったから気にすんな。」


祥平さんはそう言うと私の頭をポンポンと撫でた。

そんなスキンシップが最近ちょっとずつ増えてきていて、なんだかとても嬉しい。

とそこに…


「あれぇ?鈴花ちゃん?」


「あっ、原田くん!」


クラスメイトの男子がとたまたま出くわしたのだ。

彼と「珍しいねぇ〜」とか言いながら少し会話をしていたと思う。

するとその時、その男の子が突然私の腕をくいっと引いてそっと耳元でこう聞いてきた。


「ねぇ、あの人って鈴花ちゃんの彼氏?」


「えっ…え!?いや、そんなんじゃ…」


私は真っ赤になって否定すると、彼はなーんだと言って残念そうに笑った。

そのまま手を振って彼とは別れたのだが…


「原田先輩?」


なぜかあの後からだんまりな祥平さんに、私は不安を覚えた。

もしかして、なにか怒らせちゃった!?

しかし、返ってきたのは予想外の言葉だった。


「前から思ってたんだけどさ…祥平でいいよ?」


「…へぇ?」


「俺の呼び方。なんか、俺の周り原田意外と多くてさ…鈴花の学校にも原田いるんだったら名前呼びの方が楽だろ?」


「えっ…え!でも…」


「ってよりも、俺がそっちの方がいいんだけど…ダメか?」


そんなこと…

首を傾げ、覗き込むようにして笑いかけられたら、『はい。』以外の返事はできなかった。






「…ふぅーん。なるほど。…意外とやるわね、祥平。」


「…?なにか言いましたか?」


「いや、何にも〜」


瀬奈さんはそう言うとニコリと笑った。


「そういえば…瀬奈さんって彼氏とかいないんですか?」


「へぇ?」


なんとなしに湧いた疑問。

それを素直にぶつけてみれば、瀬奈さんは不意をつかれたようにキョトンとした顔をした後、慌てたように両手を激しく降った。


「ないないないない!私、そういうのからっきしだし!!」


「そうなんですか?瀬菜さん、絶対モテるのに。」


そう言って不思議そうに聞けば、瀬菜さんは困ったような笑みを作った。


「そうでもないわよ。」


「じゃあ、好きな人とかもいないんですか?」


その言葉に瀬菜さんは少し固まった。そして、なにか考えるようにして、目の前の飲み物のストローをいじっている。


「…そうね。好きな人はいないかなぁ〜。まぁ、放っとけない奴はいるけど。」


そう言って肩をすくめた瀬菜さんはなんだかいつもより可愛い気がした。


「それで?祥平のことだけど…いつから?」


「あっ…えーっとぉ…」


でも、そんなことは一瞬で。

すぐにキラリと目を輝かせた彼女に捕まった私は、ことごとく喋らされることとなった。






-----------------


おまけ。

(ボーイズトーク編)


祥「…ちょっと気になる子できた。」

薫「へぇー…遊び?」

祥「マジ。お前と一緒にするなよ。」

薫「なにそれ?お前だって中学はそれなりだったじゃん?」

祥「お前ほど酷くはなかったよ。…まぁ、荒れてたのは否定しないけど。」

薫「言っとけ。…その女ってどんなの?」

祥「…可愛いよ。」

薫「へぇ〜…じゃあ、お前が飽きたら貰ってやるよ。」

祥「はぁ!?ふざけんな!!絶対ない!!てか、お前にだけは絶対会わせねぇ!!」

薫「彼氏でもない男の独占欲は見苦しいぞぉー」

祥「…わかってるよ。でも…告白しようにも、あの子変な男に絡まれたりすること多いみたいで…そういうの苦手みたいなんだよ。」

薫「…そんなに大事なら長期戦じゃね?」

祥「…やっぱりそうか?」

薫「だって大事なんだろ?」

祥「まぁな…」

薫「じゃあ、焦らずゆっくりいけよ。…俺には死んでも無理だけど。」

祥「お前なぁ〜、珍しくいいこと言ったと思ったのになんで…」

薫「いや、だって俺はそういうめんどいの無理だし。わかんねぇーよ。」

祥「はぁー。(だれかこいつをもらってくれる人が本当に現れるんだろか?)」

薫「…安心しろ。最悪、瀬菜がもらってくれるとよ。」

祥「俺、なんも言ってねぇーよな?」

薫「顔に書いてあった。」

祥「…」


(はい。あまり盛り上がりません。泣)


思った以上にどちらも盛り上がらない…

こら、なんかキャピキャピ感足りないよー!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ