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第二ウキ
とはいえ秀吉の軍は進軍速度が尋常ではなく今から追い越すのはほぼ不可能。
「‥やめるしかないかぁ‥」
諦めかける秀家。
そこにとんでもない報せが届く。
「申し上げます!おサル!戦死しましたァ!」
「え‥嘘やろお前‥」
秀吉は今回の小田原征伐で、九鬼嘉隆らに命じて海上からの包囲と砲撃を行っていたが、
敵方の火矢が軍船に命中、火薬庫が誘爆。
秀吉が乗る御座船が相模湾沖で大爆発。
炎の中に消えたのである。
これで情勢は乱世な雰囲気に変わった。
岡家利や牧国信らは有名人になるため生駒家領土の十河城を攻めに行く。
「勝手なことを‥ワシも混ぜんかい!」
秀家も後を追おうとするが、明石全登に止められる。
「生駒ごときあいつらで十分。今は隣のモーリーに注意ですぞ。花房たちを差し向ければ良いのです」
「ウキィ‥しゃーないのぅ‥」
数日後、生駒家は降伏し宇喜多家に吸収された。




