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第一ウキ
1589年‥。名胡桃城でトラブル発生。
上野北部をめぐっては、かねてより真田と北条の間で領有権争いが続いていた。
名胡桃城は、事実上は真田方の拠点であったが、北条の家臣・猪俣邦憲が独断で名胡桃城を奪取。
無血開城させたとも、強襲したとも伝わる。
いずれにせよこの行為は、豊臣秀吉が出した惣無事令つまり大名同士の私戦禁止に真っ向から違反するものである。
秀吉はこの事件を大いに利用させてもらうことにした。
惣無事令に背いた北条は天下の敵と断じ、小田原征伐を開始することに。
群馬。つまり上野の小さな支城をめぐるローカルな奪い合いが原因でこんなことになるとは思っていなかったが、北条家はとりま、猪俣邦憲は死刑にした。
しかし、今さら猪俣ひとり殺した所でどうにもならない。
押し寄せてくる秀吉の軍勢。
小田原城はソワソワしていたが、ウキウキしてるやつが1人‥。
「ここでオサルの背中叩き斬ったら‥‥おもろいやろなぁ‥w」




