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出撃! ウィルベル精霊軍!!

「やった……ウィル様がやってくだされた……」

「マジかよ……あんな小さな子が……」

「ははっ……すっげぇ……」


 ウィルの戦いを目の当たりにした人々が呆然と呟き、それがざわめきとなって、いつしか歓声へと変わっていった。


 グラムとその取り巻き達は全て空の向こうに消えた。

 魔獣の姿もなく、トルキス邸の庭に訪れた脅威は完全に排除された。

 散発的な魔獣の襲撃はあるかもしれないが、グラムの目論見が阻止された今、謀反達成の優先度を考えるとさらなる襲撃を受ける可能性は低い。


 ともあれ――


「ウィルッ!」


 安全を確認したセシリアや使用人達、【大地の巨人】のメンバーがウィル達の下へ駆け寄った。


「心配したわ、ウィル……」


 我が子を抱き締めるセシリア。

 が、その腕の中でウィルは不満そうな顔をした。


「えー……?」

「何が『えー?』なの? ウィル?」


 セシリアが不思議そうに聞き返す。


「だって、かーさまいったもん」


 拗ねたように唇を尖らせるウィルにセシリアの疑問は深まった。

 前線に出て戦闘しろとは間違っても言ってない。


「なんの事?」

「だって、『だったらどーするか』っていったもん」


 言った。それは間違いなく言った。

 皆を笑顔にできないと嘆くウィルに、どうするか考え続ける事が大切なのだと諭したのだ。


「だから、うぃるがわるいやつをやっつけました!」


 でん、と胸を張るウィル。



 皆を笑顔に出来なかった。

 悪い奴が魔獣で皆を苦しめてるせいだ。

 だったらウィルがやっつけてやる。



 周りにいた者達はウィルの思考をなんとなく解釈した。


(((実行できるんかいっ!?)))


 そして、心の中で思わずツッコんだ。

 小さな子供では、そう思ったとしてもできる事などない。

 ウィルにしても、魔法を扱う才能はあれど、戦闘となれば難しいだろう。

 だが、精霊の力を借りれば、さして難しい事ではないのかもしれない。


 ウィルにしてみれば、自分の方が強いんだからセシリアが心配する事はないと思っているのだ。

 しかし、親が子を心配するのは当然の事である。

 年端も行かなければ、尚更だ。

 その辺を理解するには、ウィルはまだまだ子供なのだった。


 セシリアがウィルの召喚したゴーレムを見上げる。

 避難してきた住民達の関心もこのゴーレムに寄せられていた。

 先日、学舎での事件で見たゴーレムよりも遥かに大きい。

 大き過ぎて同じ魔法なのかと疑ってしまう程だ。

 ところどころ覆っている岩が、より力強さを感じさせる。


 隣で同じように見上げているモーガンは呆然としているが、同時に興奮しているようだ。

 このゴーレムは彼にとって目指すべき一つの形なのである。


「これはウィルの魔法……?」


 セシリアがウィルに視線を戻すと、ウィルが首を傾げた。


「うーん。うぃるがつくったけど、しゃーくてぃにてつだってもらったー」

「シャークティというのは……」


 全員の視線が土の精霊の方を向く。

 土の精霊は少し頬を赤く染めていたが、しっかりとセシリアを見返していた。


「私がシャークティです……」


 深々とお辞儀する土の精霊。

 続いて、その横でモジモジしていた風の精霊が勢いよく頭を下げた。


「あ、あ、アジャンタと申します!」

「そう……シャークティ様とアジャンタ様、ですね」

「「は、はい!」」


 確認するセシリアに対する精霊達の反応が硬い。

 ガチガチに緊張していた。

 その様子にセシリアだけでなく、使用人達やモーガン達も表情を和らげた。


「細かい話は全て終わってからに致しましょう」

「「は、はい」」


 ピンと背筋を伸ばす精霊達に、セシリアが頷いて返す。


「シャークティ様……このゴーレムはウィルの魔法という認識でいいのかしら?」


 セシリアの質問にシャークティは少し考えてから首を縦に振った。


「私の貸した魔力を使ってウィルが発動したものです……そこに私が手を貸して魔力を誘導しました……ゴーレムの主導権はウィルにあります。ただ、ウィル個人の力ではまだ魔力量が足りなくて、このゴーレムは作れないと思いますが……」

「そのうちできるようになるもん!」

「そうね……」


 シャークティの横で、ウィルがやる気を漲らせる。

 その頭をシャークティが優しく撫でた。


「かーさま! かーさま!」


 ウィルがやる気を漲らせたままの勢いで話を続ける。

 セシリアは屈んでウィルと視線を合わせた。


「なに? ウィル?」

「まだわるいやつがいるの! うぃる、ごーれむさんとやっつけてくる!」

「うーん……待ってね、ウィル」


 セシリアは答えに窮した。

 とりあえず、回れ右してゴーレムに向かおうとするウィルの襟首を摘んで動きを止める。


 精霊の助けを得たウィルの強さが申し分ない事はセシリアにも分かっていた。

 だからといってウィルを前線に立たせるなど、親としてできる筈もない。


 セシリアが立ち上がって周りを見回すと使用人達やモーガン達も同意見なのか、難しい顔をしていた。


「いーやー! はなしてー! ごーれむさんと、わるいひと、めってするのー!」


 ウィルがまた駄々をこね始めた。

 今回のゴーレムで致したら洒落にならない。


 まず、死ぬ。それから死んで、最後に死ぬだろう。


 カルディが死ぬ未来しか見えない。

 だが、誰かがカルディを止めなければならない。

 今この時も、命の危機に瀕している者がいるかもしれないのだ。

 その状況を打開できる最速は間違いなくウィルとゴーレムである。

 だからといって避難してきた人々を置いて、ウィルと一緒に攻勢をかける選択肢はない。


 セシリアが迷っていると、ニーナが進み出てきた。


「お母様、私が付いていきます!」

「ニーナ……」


 ニーナまで駄々をこねるのかと、セシリアがため息を吐きそうになった時、ニーナが両手を差し出した。

 ニーナの掌に小さな鳥の雛がいる。

 先程、グラムに蹴り飛ばされた雛だ。

 今は目を覚ましたのか、首を持ち上げてセシリアを見上げていた。


「こんな小さな子が傷つくの、もう嫌です! 私もウィルと一緒に行きます!」


 ニーナはニーナで怒っていたのだ。

 弱者を平気で踏みにじるような、カルディ家のやり方に。

 ますます困り果ててしまうセシリア達にセレナがダメ押しした。


「お母様、私も危険は承知しています。でも、今すぐ行動できるのは私達だけです。私はウィルとニーナに賛成です」

「セレナまで……」


 セシリアは今度こそため息をついた。

 その場にいた全員が気付いた。

 カルディ家はトルキス家の子供達を完全に怒らせたのだと。


「考えはあるの?」


 怒ったから無計画に突っ込む、は容認できない。

 セシリアは子供達を見回した。

 何も考えていなかったウィルとニーナが顔を見合わせる。


「「まっすぐいって、ごちんとする」」

「子供かっ!? ……あ、いや、失礼」


 声を揃えるウィルとニーナに、モーガンが思わず突っ込んで咳払いをした。

 言うまでもなく子供だろう、と使用人達や部下の視線が刺さる。

 取り繕うようにモーガンが続けた。


「ただ単に突撃しただけじゃ、効果は薄いし、孤立する。孤立すれば、敵に囲まれて最悪やられてしまう。どうすれば戦略的に相手を追い込めるか、考えないとだな……」


 どれくらい魔獣が残っているかも分からない。

 無策で攻める危険性をウィルとニーナは分かっていなかった。


「お母様……」


 顎に手を当てて考えていたセレナが小さく手を上げた。


「まず、ウィルとゴーレムを中通りまで移動させます」

「どうして?」

「そこに爺やとジョンさんがいるからです」


 聞き返すセシリアにセレナは詰まらずに返した。


 【フィルファリアの雷光】と【フィルファリアの紅い牙】。


 その二人と合流するというのだ。


「続けて?」


 セシリアに促されてセレナが続ける。


「爺やとジョンさんを戦列に加えて中通りを直進、中央通りとの交差点でウィルに【ゴーレムの咆哮】を使ってもらいます」

「えっ……ど真ん中で?」


 聞き返すアイカにセレナは頷いた。


「敵は城に向かう門と市街区に向かう門の前で、交戦していると聞きました。

 どちらも中央通りにしか門はありません。

 そこにはお父様とレンさんがいる筈です。

 それに、第一騎士団と第二第三騎士団も。

 守備側は門を背にして戦っているでしょう。

 中通りと中央通りの交差点は確かにど真ん中ですが、敵の進行方向からすれば背後という事になります」

「あっ……」


 セレナの説明を聞いて、アイカは納得した。

 聞いてみれば、それしかないという戦略である。


「相手は魔獣をけしかける事で門を破ろうとしています。そうですよね? アジャンタ様?」

「あ、あのウィルのお姉様なら、呼び捨てで……は、はい、そうです」


 まだ恥ずかしそうにモジモジしていたアジャンタがそんな風に呟いて頷き返した。


「【ゴーレムの咆哮】で魔獣の注意を引ければ、門に対する圧力は減るでしょう。

 お父様やレンさん、騎士達も動き易くなる筈です。

 そこで主導権を奪い返せれば、カルディ邸へ攻勢に出られます」


 自分の意見を述べたセレナがセシリアを見上げる。

 その顔は自信に満ちていた。

 セシリアは笑みを浮かべて頷いた。


「部隊を二つに分けましょう」


 ここまで考えての行動であれば、指揮をセレナに任せてもいいだろう。

 問題は安全面だが。


 セシリアが見回すと使用人達が頷き返した。


「ラッツさんとマイナはウィル達の周辺の護衛を。エリスは後方支援と回復のサポートを」

「「「はいっ!」」」


 背筋を伸ばして返事をする三人。

 他のメンバーは引き続き、トルキス邸に避難してきた住民達の護衛だ。

 セシリアが改めて精霊達に向き直る。


「精霊様……ウィル達をお願いできますか?」

「はい……!」

「この存在の全てを賭けて!」


 胸を張る土の精霊と風の精霊。

 その足元で、ウィルが元気よく手を上げた。


「よーし、しゅっぱつだー!」

「ウィル、お姉ちゃん達や精霊様の言う事をよく聞くのよ?」

「わかったー」


 セシリアの言葉に返事すると同時に、ウィルはゴーレムの元まで駆けていった。


「ごーれむさーん、のせてくださいなー」


 ウィルの指示に従って向き直ったゴーレムが片膝をつき、ウィルを掌に乗せる。

 よく見ると、ゴーレムの頭頂部には窪みがあり、そこに人が乗れるようである。

 セレナ、ニーナ、シャークティ、アジャンタ、エリスと順次ゴーレムの頭に乗り込んでいく。


「マイナ、一応連絡を」

「分かってるわよ……」


 ラッツの指示に、少しむくれたマイナが投げやりな返事を返す。

 その態度にラッツは首を傾げた。

 マイナはマーダーグリズリーの件をまだ引っ張っているのだが、ラッツがその事に気付く様子はない。

 そんなやり取りを傍から見ていたセシリアや使用人達は思わず苦笑していた。


「よっ……」


 マイナが胸の谷間に手を入れて、何かを取り出した。

 小さな笛の形をした魔道具である。

 同じ物を持つ者に連絡を取ることができる、連絡用の魔道具である。


「どこに入れてんだよ……」


 苦言を呈するラッツを無視してマイナが笛を吹く。

 音はならない。

 魔力の波長だけが伝播していく。


「おっ?」


 魔力の波を感じたウィルが周りを見回すと、何者かが屋敷の屋根に降り立った。


「おめんー♪」

「どうしたの? ウィル?」


 手を振るウィルの視線の先を追ってニーナ達も気付いた。

 屋敷の屋根の上に人が立っていた。

 簡素な黒いローブに身を包み、フードを目深に被っている。

 顔は白塗りの仮面に覆われていて素顔は見えなかった。


「あれは御庭番ですね……王家直属の諜報機関に所属しており、情報を集めたり、陰ながら皆の生活を守る仕事をしています」


 エリスが説明するとウィル達が感心したように「はー」と声をもらした。


「なんでお面を被っているの?」

「潜入任務もあるそうですし、素性がバレると都合が悪いのでしょう」


 国内外問わず、である。

 しかし、そこまで子供達に説明することはないだろう。

 仮面の人物は手を振るウィルを見上げていたが、視線をマイナに向けて、また何処かへ飛び去って行った。

 少し離れてから、仮面の人物がマイナと同じように魔力の波を発していた。


「いっちゃった……」


 むう、とウィルが頬を膨らます。

 手を振り返して貰えなかったのが不満らしい。

 だが、そんなウィルの不満はすぐさま吹っ飛んだ。


《おおーい、ウィルー!》


 上空から舞い降りて来る男の子達にウィルが顔を輝かせた。


「せーれーさーん!」

《よぉ、なんだよ。また、面白そうな事、やってんのか?》


 先日、ウィルに呼び出されたツンツン頭の風の精霊である。

 遅れて優しそうな顔をした精霊も降りてきた。


「楽しそうじゃないわよ! 大変なんだからねー!」


 アジャンタが腰に手を当てて状況を説明する。

 話を聞いていたツンツン頭の精霊の表情が段々と輝いていく様子に、優しそうな精霊の男の子が苦笑いを浮かべた。


「うぃる、わるいやつやっつけにいくのー」


 ウィルの宣言に、ツンツン頭の精霊は一つ頷いた。


《そーかそーか。じゃあ心配だからよ、俺達も一緒に行ってやるぜ!》

「ほんとー!? わーい!」


 精霊が増えて守ってくれれば心強い。

 両手を上げて喜ぶウィルに皆が安堵した。

 精霊の男の子がウンウンと頷いて、後ろを振り返った。


《おーい、みんなー! ウィルがこれから悪者懲らしめに行くってよー!》


 精霊がそう、大きな声で叫んだ時――大気が揺れた。


《えー!? なにそれー!?》

《キャハハ! 面白そー!》

《はーい! いくいくー!》

《ぼくもー! ぼくもー!》


 風の精霊達が何もない空間からワーッと、一気に飛び出した。

 セシリア達の頭を飛び越え、ゴーレムの周りをくるくる回り出す。

 どんどん増えていく風の精霊達に、子供達の目がキラキラと輝き、大人達はポカンと口を開けた。


「これはいったい……?」


 セシリアが驚きを隠せない様子で呟く。

 同属性の精霊達の大量出現に、アジャンタが口をパクパクさせた。


「ちょっと、小さい子まで! なにやってんのよ!?」

《まぁまぁ……》


 ツンツン頭の精霊に食ってかかろうとしたアジャンタが優しそうな精霊に押し留められる。


《これは君のせいでもあるんだからさ……君が帰ってないもんだから、小さい子達が心配して……》

「うう……」


 自分にも非があると言われて、アジャンタが押し黙る。

 その横でシャークティが小さく咳払いした。


「とりあえず、お、お母様に説明を……」


 シャークティのわざとらしいお母様発言に、アジャンタがジト目を向ける。

 シャークティは素知らぬフリをして、ゴーレムから身を乗り出した。

 何か起きたのか分からず、見上げているセシリア達に説明しようとしたところで、ふとシャークティが固まった。


「えっ……?」


 土からひょっこりと誰かが出てきた。

 小さな女の子である。

 シャークティがそれを見間違えるわけがない。

 土の精霊だ。


《わ、わたしもー!》

《あ、こら、待ちなさい!》


 続けて少し大きな子供が女の子の精霊を追いかける。

 それを皮切りに土の中から次々と精霊が溢れ出した。


《どこ行くのー?》

《でかーい! ゴーレムだー!》

《風の精霊ばっかり、ずるーい! 私達も連れてってー!》

《悪者退治するんでしょ! 力になるよー!》


 今度は土の精霊達がワーッと、庭を駆けていく。

 大人達は足元を駆け抜けていく土の精霊達に、あんぐりと口を開けた。

 トルキス邸の庭を風の精霊と土の精霊が埋めていく。


「き……奇跡じゃ……」


 老人がその光景に、震える声で呟いた。

 魔法が生活に根差している為、この世界は一般的に精霊や幻獣を信仰している。

 滅多に姿を現さない精霊達が大挙して人々の前に押し寄せたのである。

 老人が奇跡と信じても、誰もおかしいとは思わなかった。

 むしろ、同じ思いでその光景に見入っていた。


「あ、あなた達まで……」


 シャークティの呆れた声に土の精霊達がいい笑顔を返す。

 何名かの土の精霊は頭を抱えていたが。

 それらを見回して、優しげな風の精霊がパンパンと手を鳴らした。


《みんなー! 付いてくるのはいいケド、自己責任だからねー? 魔素切らして結晶化して、悪い人に捕まっても知らないからねー?》

《《《はーい!》》》


 風の精霊からも、土の精霊からも、いい返事が返ってくる。

 優しげな風の精霊はウンウンと笑顔で頷いてから、ウィルを手招きした。

 この精霊の騒ぎの中心にいるのは、間違いなくウィルである。

 ウィルはゴーレムの頭の上で誰よりも前に立った。


「うぃるは、うぃるべる・とるきすです。さんさいです!」


 ウィルの自己紹介に精霊達が拍手を送る。

 間を置いて、優しげな風の精霊が手を上げ、拍手を鎮めた。


「うぃるはこれからわるいやつをこらしめにいきます。そいつがみんなのえがおのじゃまをするんです!」


 悔しそうに俯くウィルに精霊から《頑張れー》と声援が飛んだ。


「まちにはぴんちのひともいるかもしれません! うぃるはみんなみんなたすけたい!」


 ウィルの声に熱が篭っていく。


「みんなー! うぃるにちからをかして、くれるかなー?」

《《《いいともー!》》》


 精霊達はウィルの言葉に拍手喝采で応えた。

 ウィルが不思議な高揚感を覚えて強く頷く。

 精霊達が力を貸してくれる。

 その事が、ウィルにさらなる力を与えた。

 ウィルは自然と杖を空へと掲げた。


「しゅっぱーつ!」


 ゴーレムが立ち上がり、精霊達が声を上げる。

 戦場と化した王都レティスを救うべく、ウィルベル精霊軍は進撃を開始した。


いつもサブタイトルで悩む……

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[一言] ウィル君よ、そのゴーレムで悪い奴メッしたら滅しちゃうから… ぶん投げられた五人が生きてたのがミラクルなくらい普通ミンチ案件なんだよなぁ(遠い目
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