不思議家
少年の思い
朝7時、窓の外を見ると母親が子供の嫌がっている手を思いっきり引っ張りながら
屋敷に入ってくる。
ここは、遊園地を買い取った家。
ここの敷地はとても広い。
東京ドーム何個分だろ・・・・・何百個もあるだろう。
ここには、わけアリのやつしか入れない・・・・そいつしか遊べない。
あの子は誰だろう・・・・
背がまあ低い・・・
少し幼い顔だ・・・・丸い目がとてもかわいらしい・・・
髪も印象的だ・・・・
髪は腰まであり胸の下らへんで2つタマがついているゴムでくくっている。
とてもかわいらしい2つぐくりだ。
すると、加水がその女の子を引き取った。
加水もそのわけアリだ。
少女の思い
「いや!いやだ!お母さん離して!!お家に帰る!!」
「ゆうことを聞きなさい!!」
いや・・・家に帰りたい・・・・・お母さんどうして??
私が小学生の身長で止まってるから?
私の体は、6年生で時が止まったから?
頭も止まってしまったから?
どうして?私悪いことしたかな?
だから、私を知らないところに連れて行こうとするの?
誰かが門から出てきた・・・
黒い髪の男の人・・・・
「あら、加水さん丁度よかった!この子を連れて行ってくれません?」
「お母さん!」
「ばいばい・・・みつる・・・・あんたなんかと一緒にいた時は息が苦しかったわ。
やっと開放される!加水さんあとで子のこの服届けますね」
と言って車に乗り見えなくなった。
そうだったの?
いつもため息ばかりしてたのはみつるのせいだったの?
それだったら、ごめんなさい・・・・
お母さんいつも泣いてたね?
みつるのせいだったんだね?
じゃあ、みつるがいた分苦しんだ分幸せに生きてください。
パパと仲直りして幸せになって泣いてください。
心から願っています・・・・
「みつるちゃんだっけ?私は加水と申します」
私にしゃがんでいってくれたのは、あの人だった。
「さあ、なかに入りましょう」
中に入り目の前の光景は、すっごい広い遊園地!!
「すごい!すごいすごい!加水さん!」
「加水で良いですよ」
「みつる遊園地初めて!」
と言って私は、走り出した。
「だめですよ!!1人で行っては!」
(多分聞いていませんね!)
丁度いい所に靖音がいた。
「靖音!その子を捕まえてください!」
「え?」
(あ・・・・あの子だ)
「任せましたよ!」
うわ〜!池があった!周りは、野原でそこに池!
お魚さんもいる!
と池をのぞいてたら綺麗な女の人が池から出てきた。
「あら?誰かしらあなた」
とっても綺麗な方です!
「みつる!」
「あなたが・・・ここの池透き通っててきれいでしょ?」
「うん!」
入ってみたいな〜でも・・・
「あら?入る?」
「いいの?」
「足ぐらいは、つきますわ!」
そして、そっと入った。
「冷たい!」
「慣れるわ」
「あなたの名前はなんていうの?」
「私?華蓮よ」
「華蓮!また一緒に遊んでくれる?」
「もとろんよ」といって別の池にも用があるから帰るわっといって帰っていった。
私も、別の所に遊びにいこ!
と、その時男の子が走ってきた。
「こい!加水が探してる!」
いぎゃ!人を俵みたいにしてかつがないでよ〜!!