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作者: 愛華龍蓮

これは友達から聞いた話を私が少し変えて書いたものです。

和式の部屋。


どこも斬られたような傷が無数に残っている。




中央に布団があり


その上に私の知っている人間が積み重ねられている。


友人。愛人。家族。私の嫌いな人間さえも重なっている。


どの人間にも血がべっとりと塗りたくられている。


よくみると塗られているのではなくて


積み重ねられた人間が生み出していることに気づく。


その前に少女というには発育していて


女生というには幼い女がたっている。




壁には無数の傷。


ふすまは切られ木の骨組みさえも、後ほんの数ミリで貫通してしまう。



畳にも無数の傷。


女は歩いたのか足に細かいわらが付いている。


畳は貫通しているんだろうがその先をみる事はできない。


沢山のわらが邪魔をしている。




女は洋服ではなく和服を来ている。


赤色の和服。


血の色で赤色なのか元から赤だったか・・・


私には分からない。


でも知っている気がする。



女の瞳は狂気に満ちている。


それと同時に動揺があり哀しみがある。



眉はしかめているのに口は笑っている。



女はふと上を見上げる。


天井にも無数の傷、そして刀が刺さっている。


刀に触れようと腕を伸ばすと・・・


刀は拒絶するように天井から離れ


女の腕をかわす。


180ど刀は回り女の頭へと狂気を光らす。



最後に女は笑う。


さっきの笑顔ではなく・・・


何かをやりとげたような幸せそうな笑顔を浮かべ。



女は目の前が真っ暗になるのを感じながら


頭の中が真っ白になるのを感じる。






そして凄まじい電子音とともに現実へと戻る。


体は汗をかいたのかベトベトだ・・・。



「はぁ・・・怖い夢をみた気がするんだけど・・・なんだっけ?」





そして女は目にする。


真っ赤な和服を着た女が自分へと刀を振り下ろすのを。

よく分からない物となりましたね。

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