9.残された日数 上
読んでいただきありがとうございます!
今後ともお付き合いください。
「ヒラリー」
学園着くとエドに話しかけられた
「おはよう」
「昨日…「エド。よろしくね」」
エドが言いにくそうにしていたので言葉を遮った
「よろしく」
エドは悲しそうな顔をした
「昼食時に紹介するよ。全員学園にいるからさ、」
「え、学生なの!?」
エドは笑顔で
「さあ?」
陛下もなかなかだな、暴走を止めるために私ら学生を使うなんて、、、なんて人だ…
「エドは何人暴走を止めた?」
エドは
「殺した?じゃなく?」
エドからそんな言葉出ると思っていなかった。
「ごめん、、」
「両手では数えられないよ」
十人以上…
私はエドの顔を見れない…
「ヒラリー様!ここにいらして?!」
アーシャ様の声
「見まして?!地学の先生!美形ですの!メガネの隙間からダイヤモンドのような白い瞳…あぁ素敵」
「見てないよ」
待てよ。もしかして…学生だけじゃなく先生も?
「紹介するよ」
エドが昼食時に集めてくれた。
目の前にはメガネの先生。
隣にはアーシャ様、その隣は…レイチェル様…ほぼ知り合いじゃないか!
「初めましてセシル・ルーネです。地学を教えています。」
セシル先生はメガネをくいっとあげる
「ノース・ヒラリーです。よろしくお願いします」
メガネの隙間からはダイヤモンドのような瞳…
確かに…肌も綺麗だ…髪の毛は伸ばしているようだ…
でも、疑問は一つ
「なぜ、アーシャ様がいるのですか?」
「なぜって…私の暴走でしょ?私がいなくて?」
アーシャ様はレイチェル様の方を見て首を傾げる
「アーシャ、ナイトの説明」
レイチェル様が言う
「そうでしたわ。私を知ってもらおうと思って…
私のナイトは…炎ですわ」
となると、火災の災害が暴走時に起きてしまう。
もし、暴走が勝手に止まるとしたら私のお母様のように事故で亡くなるしかない。
「上手く扱えないわけではないのです。力加減が難しくて…」
「彼女は火力がすごい。少し力を強くすると3段階目まで行ってしまう」
レイチェルさまが説明してくれる。
3段階目ということは血が色々なところから出てしまうこと。暴走の手前だ。
すぐに3段階目までいくとなると火力は凄まじい。山一つは燃え上がるのではないだろうか。
「私は…ナイトは効かない…だが、虫達は効く」
王族の血はナイトが効かない…火が燃えていても…焼かれることはない…
アーシャ様を殺す方法しかないのかな…
嬉しいことに手に取ってもらえてるようで…。
嬉しい限りです。
小学校の時にこんな内容考えているなんて…
タイトル物騒すぎる…
でも、その時は漫画にしたなあ。内容は結構変わっているけど、、、
当時は薬で能力を使う話だった笑