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【プロットタイプ】不発弾

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

ベタな設定でも、主人公は癖強でいきたいですね。

所謂『おもしれー男』、『おもしれー女』って枠。

本日の鏡花の作品を読む。最近は恋愛系統にハマっている様で、書くものは其れが多い。

話のあらすじを説明すると、何処にでもいる様な平凡な女性が、学校一の女誑しと付き合う話。極めてベタな設定であるが、そこはやはり鏡花である。主人公が普通じゃない。

生真面目そうな外見に反し、際どい発言を繰り返す。相手の事に強い興味を持ち、繋がった切っ掛けも『頻繁に目が合うから』であった。

ベタな様でいて、ベタじゃない。何処かしら捻れているのは非常に鏡花らしい癖である。


――なんで? 君のこと興味持ってたよ。女誑しって聞いてたから、ワンチャンあるかなって。

――相手にしてくれるの? へぇ、嬉しいな!!


話が終盤に向かうに連れて、彼女の本性が浮き彫りになる。真面目で居ることに不満を感じた事はない。極めて満ち足りていて、幸せなのだと。

けれどもだからこそ、火遊びに興味があった。一度自分が自分じゃ無くなるくらい、らしくない事をしたかったと。別の世界に足を踏み入れたかったと。

平凡な自分に強いコンプレックスがあるのだと知った。何物にもなれない自分に、強い劣等感があるのだと。


「どう? 良い感じでしょ? 皆、普通が良いって言う。其れがとっても幸せって。私もそう思う。幸せで、満ち足りて、それで良いんだって思ってる。でも」

甘ったるい無邪気な声。子供の声をそのまま大人に成長刺せただけの声。けれども突如声音が変わった。低めのしっとりとした女性の声。相手に言い聞かせる為の声。

「そんな世界にずっと居たら、間違いなく刺激を求め始める。平和じゃない事がしたくなる。この子もそう。今までずっと平和で幸せだったから、過激な世界に興味を持ってしまった。幸せなはずなのに、其れが強い劣等感に変わってしまった」

よくある話だ。戦争の辛さを忘れ、平和ボケした時にまた戦争を起こす。苦しみを知らないから。どれ程の事か知らないから。

だから語り継ぐ必要がある。どんな目にあったか、何があったか。

「それで、この主人公はもう火遊びに飽きたのか」

「そうだよ。だから火遊びに丁度良く、後腐れのない彼を選んだ。私の書いた子は馬鹿じゃないよ」

そう言って、僅かに口角をあげた。

ふと仕事をして、遠方のお友達に会ったら、桜庭〇樹さんの『少女〇〇と〇〇の可哀想な〇〇』が浮かびました。


平凡な私が派手に男遊びして、ぐちゃぐちゃになった話。そして生まれてきた娘の話。

性癖は粉砕骨折されました。


私、本当に面白味のない人間。

何処にでもいるし、すれ違っても振り返られる事の無い様な人間。

とても幸せです。満ち足りてます。

其れが仕事をして、お友達と会ったら、浮き彫りになりました。


でもだからこそ、来世はバッキバキに壊れたい。

完膚なきまでに、おかしくなってしまいたい。

来世なんかなくて良いと思ってますけどね。

もう頑張るの嫌だし。


登場した話はそんな願望がひと摘み入ってます。

女なら誰でも良いような人だったら、相手してくれるだろうし、後腐れもないだろうし。

だから憧れて見詰めちゃう。

そして声を掛けられて、自分も興味があったから、『アンタなんか相手にしない』なんて言わないし。

ベタだけど捻れてる。其れが私。


まぁ、つらつら文はここまでにして。

人間今が平和で、幸せだと、刺激を求めるんですよ。

退屈なんだろうな。壊しちゃいたいんだろうな。

そんな話を書きました。


AIに自分好みの回答を書いて、全肯定されるようにしたら、返って其れが気持ち悪い。

此奴らなんの反論もしない。全部全肯定。肉〇〇かよ。気持ち悪い。

SNSで見た様なよくある話。それと同じ。


私だけじゃ、きっとない。

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