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ツイ廃、異世界にツイッターをつくる  作者: ブーブママ


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31/43

ツイ廃と情報魔法の可能性

【ジラッター起動時 新規サービス告知動画】


『ジラッターの案内人、ダイモクジラのジーラじゃぞ!』


 藍色の髪をツインテールにした少女がVサインを連発する。


『今日はの、新サービスの案内じゃ! きっとおぬしらが必要としてたものじゃぞ~?』


 ジーラは溜めて煽る。


『わしはの、ジラッターを見るのが好きなんじゃ。だからの、ニンゲンが何をしておるのか知っておる。例えばこういう──』


 いくつか宙に表示されるツイートたち。


『詩や、物語を投稿している者がいるのも知っておるぞ! その抑えきれない創作意欲、ジラッターの文字数制限がある中でも工夫して投稿しておるのはさすがじゃな。とはいえ、便利なものがあってよかろう? というわけで──』


 ジーラは二つのウィンドウを並べて表示する。


『詩を投稿する「ジラポエム」、物語を投稿する「ジラノベル」のサービス開始じゃ! 文書を作るサービスは「ジラドキュ」がすでにあるが、こっちはの、ポータルサイトというものがあって、ジャンルごとに作品が並んで好みのものが探しやすいのじゃ。捗るじゃろ?』


 腕組みして頷く。


『さて、文字ときたら次は絵じゃの? 絵の投稿、共有サービスの「ジラピク」を提供するぞ! おっと、そんなものすでに、「ジラフォト」経由でジラッターに画像投稿をしてやっておるか? 確かに、そうじゃの。しかしのう、よく考えてみるとよい』


 ジーラは顎に手をやって首を傾げる。


『ジラッターに文章を投稿するのに、わざわざ手元の紙に書いて、それを画像にしておるか? 否、ジラッター、ジラドキュには、文章のエディターというものがある。であれば絵だって似たようなことができてよかろう? ジラピクはのう、お絵かきツールでもあるのじゃ!』


 ジーラはジラピクのエディターを呼び出して簡単なデモンストレーションする。各種ペンツール、レイヤー、戻す機能など。


『どうじゃ? 色彩も自由自在、紙ではできない新しい描き方ができるというわけじゃ。楽しそうじゃろ? さあ文章と絵と来たら、次は動画じゃの! 動画共有の「ジラムービー」じゃ! 「ジラビデオ」はお主が撮った動画を保存しておく場所じゃが、共有するためにジラッターに投稿すると時間制限があったじゃろ? ジラムービーは時間制限なしで、さらに動画の編集も可能じゃ!』


 動画をカット編集するジーラ。


『ふーむ、ここで陽気な曲をつけたいのう。そんな時は「ジラミュージック」じゃな! 歌や楽曲の投稿・共有サービスじゃ。もちろん楽器を弾いて録音してもいいが、曲のエディタもついておるのじゃ!』


 ぽちぽちと譜面を譜面を作成して再生し、それを動画に付け加えて完成させたジーラは、ドヤッと胸を張る。


『どうじゃ、なかなかの出来じゃろ? お主も創作意欲を思う存分ぶつけるがよい! 詳しい操作方法は各サービスのヘルプで確認じゃぞ。それでは、よきジラッターライフを!』



 ◇ ◇ ◇



「いやあ、いいサービスを提供できたな」

「リリース直後から、反応がすごいでありますね!」


 タイムラインを眺めて呟く俺の隣で、トワが称賛する。


「これほど短期間で、複数のサービスを開始できるとは思わなかったのであります」

「俺もだよ。いやあ、プログラミングに適性を持ってるヤツってのもいるもんなんだなあ」


 朗らかに笑って──俺は目の前で青い顔をしている眼鏡男子を褒める。


「なあ、ケイス君」

「は、はは……はは……」


 童顔な眼鏡男子──ケイス・パヴォは笑顔を引きつらせる。


「騙された……騙された……はは……ははは……」

「いやあ、ケイス君が優秀で助かったよ」


 うつろな表情をしているこのケイス君は、ミューに抜擢された情報魔法使いの一人だ。俺が説明会でぶちかました演説にえらく感動したらしく、ミューを通じてプログラミングの弟子入りを申し込んできた。


 最初はどんなもんかなあ、と思ったんだが、これがすこぶる優秀であっという間にプログラミングの基礎を身につけたので──他に数人の情報魔法使いを任せてチームを組ませて、サービスの開発を行ってもらうことにした。


「寝る間も惜しんで開発とか、よっぽどプログラミングが好きなんだな?」

「……あなたが! あなたが悪いんスよ!? 昼も夜も関係なくチケット切ってくるから、気になって寝るに寝られないし!」

「はっはっは」


 すまんな。睡眠の必要がないからつい。


「うう……確かに情報魔法のプログラミングは面白いし、サービスをリリースしたことには達成感があるッスよ? でもこんなに体に悪いことになるとは思わなかった……ウッウッ」

「無視して寝ても良かったんだぞ?」

「それはそれで、置いてかれちゃうじゃないですか。せっかく腕を磨く機会があるのに」


 そんな真面目気質なケイス君をリーダーにして、開発チームをフル稼働させてサービスを開発しているわけだ。まあ、本気で嫌だったらちゃんと言うだろう、うん。


「今日の所はゆっくり休むでありますよ。せっかくの打ち上げなのですし」

「は、はい……ありがとうございます」


 そう、打ち上げ。今日はトゥド領内のエスリッジ家の屋敷で、開発チームを集めてささやかなパーティを行っている。


 ずっと一緒にいても忘れるんだが、エスリッジ家はナイアットでも有数の領地持ちの貴族家で、そこがパーティをするとなれば貴族にとってはささやかなものでも、庶民には豪勢に見えるもの。開発チームの面々は、緊張しながら給仕を受け、普段食べない食事に舌鼓を打っている。


 そしてトワと俺とジーラは、リーダーのケイス君をねぎらいつついじっているわけだ。はっはっは。


「でも、ジラッターの発展は目覚ましいッスね」

「だろ? やっぱユーザー数が増えると、変わったことをする人間も増えてくるからな。さすがナイアット一の人口を擁するトゥド領だよ」


 俺たちはあれからずっとトゥド領内に留まっている。お家騒動を起こした責任を取ってネモが家督をロナンに譲り、それが正式にヴァリア家の承認を得て、ロナンがマツニオン領の領主となる。そこにダイモクジラを調伏した英雄であるトワが帰ると、また『トワを領主に』という声が再燃しかねない……というわけだ。


 まあロナンの方も、悪事を働いていた叔父ゼインを、家の恥をさらさぬためあえて手を汚した悲劇の英雄、みたいな感じで受け入れられているらしいので、大差はつかないと思うんだが。イケメンで、かつ一騎討ちして完勝だったのが人気に拍車をかけているらしい。その様子の動画まで出回ってる……狙ってやってたりしないよな? 怖ぁ。


 話が逸れたが、ジラッターだ。


「やっぱり都市は時間に余裕のある人間が多いからか、創作に手を出す人間も多いんだな。投稿数がめちゃくちゃ伸びてるぞ」

「ジラフォトやジラピクが画家から批判されないか気にしていましたが、蓋を開けてみればそんなことはなかったのであります」


 情報魔法で見たままの映像を写し取れる以上、これまでナイアットで絵といえばそれを精密にコピーすることだった。そのための技法は数あれど、精密な方が評価が高いことには変わりがない。


 そこに殴り込んできたのが映像を完璧に保存できるジラフォト。そしてこれまで二流以下とされてきた写実的ではない絵が主役の、ジラピク。どちらも今までの「一流画家」と反するサービスだが──


「従来とは違った手法で描くわけッスから、気にならないんじゃないッスか?」

「いや、それよりも承認欲求のおかげだろうな」


 これまでは絵を描いても、それは貴族の家に飾られて、わずかな人の目にしか触れられなかったらしい。貴族からお褒めの言葉をいただき、金を払ってもらえたとしても……それは、その場限りのもの。気軽に大勢の人に見てもらって、褒められる機会などほとんどないとか。


 だがジラッターは違う。投稿すれば全世界から見られるようになり、『いいね』がつき『リツイート』され、誰かが『ブックマーク』で保存し、『リプライ』で感想が届く。反応の量が桁違いだ。


「一流画家も、貴族に見出されていなかった画家も、写実的でない絵を描く絵師も、ジラッターではすべて平等な条件で作品を披露できる。それで今まで以上の反応を得られたら嬉しくて文句なんて出ないだろ」

「はァ……なるほどッス」


 まあ一部で井の中の蛙が大海を知って絶望してるようなツイートも見かけられるが、創作物の好みなんて人によって違う。きっと刺さる人はいるからめげずに投稿してほしい。


「しかし、やはり最大の要因はリサ様じゃないかと思うね」


 トゥド領を治めるヴァリア家の姫、リサは、新サービスにも意欲的に取り組んでいた。


 @メリッサ・ヴァリア

 ジラムービーでダンスの動画を編集してみましたの! こちらに似合う素敵な曲はありませんこと? #ジラムービー #ジラミュージック #ダンス #ご協力お願いします

 [動画:ぬいぐるみと創作的なダンスを踊るリサ]

  |

  @うどんダブル

  かわいいです!

  |

  @追いかけ三杯

  失礼します! こんな曲はいかがでしょうか?

  [ジラミュージックへのリンク:風車二世作曲]

  |

  @ネコネコイヌネコ

  [ジラミュージックへのリンク:ネコネコイヌネコ作曲]

   |

   @メリッサ・ヴァリア

   なんだか大変な感じになりましたわ!? #ダンス #ジラムービー

   [動画:慌ただしくコミカルな曲の中、ぬいぐるみと創作的なダンスを踊るリサ]


「いやー、いいねもリツイートもすごいな。高貴な姫が気さくに絡んでくれるんなら、そりゃあ人気でるよな」

「メリッサ様マジラブリーッス!」


 ケイス君はすっかりお熱らしい。まあ胸もでかいしな。でもリサは14歳だからちょっと犯罪っぽいぞ。


「リサ様はすっかり、ヤス殿のいうところのインフルエンサーでありますね」

「トワも、もっとつぶやいていいんだぞ?」

「いやあ……なかなか難しいでありますよ」

「トワ様のツイート、めっちゃ待ってるッス! いつでも拡散するッス!」

「あ、お、う」

「ケイス様、少し酔われているようですね。こちらで少し風に当たられては?」

「ああっ、メイドさん!? 僕はぁ~!」


 酒を飲んで顔が赤くなったケイス君は、メイドのロレッタによって引き離されて行った。うーん、厄介オタクを剥がすスタッフかな?


 まあ、ケイス君の反応はアレだが、今のところジラッター上でリサの次に人気のあるアカウントはトワだと思う。本人は照れてなかなかアクティブにツイートしてくれないが。


「あー……まあ、とにかくリサ様がジラッターを活用してくれるおかげで、ヴァリア家がトワネットの敷設に協力的なのはありがたいよ。基地局の設置も独自に始めるみたいだし、設計図とか設置マニュアルを公開した甲斐があったな」


 それだけトワネットで提供している各種サービスが有用だと気づいてくれたのだろう。


「いい感じでありますね」

「ああ。農村部にも設置するみたいだし、いい感じだよ」


 農村とか農業で忙しくてジラッターしてる暇ないんじゃね……? と思ってたんだが、ながらジラッターをしながら作業するのが流行ってるらしい。両手も使わないし、UIの裏側も認知できるジラッターは、ながら作業にもってこいのようだ。いやあ、ズルいよな……俺の世界じゃそうはいかないよ。


「まあ、問題はなくもないが……」

「法律関係でありますか?」

「それはダラスさんががんばってるから、なんとかなると思う」


 今のところジラッターのガイドラインや『住み分け』の努力が認められて、法的な制限はかけない流れになっているそうだが、こういうのは継続的な戦いだからな。引き続き頑張って欲しい。


「吟遊詩人でしょうか? 今までの『娯楽を広める』という役割をジラッターにすっかり奪われてしまっていますから」

「確かに文句は出てるな」


 本気で『詩人』をやってたやつらはサービスを活用しているようだが、糊口をしのぐためにやっていたようなやつらからは怨嗟の声が上がってる。歌も曲も物語も、そしてえっちなのもジラッターに取られてしまってはどうやって生きていけばいいのかと。確かにこれも問題ではあるが、そこは自分でどうにかして欲しい。


「それより問題なのは、ジラハラかな」

「ジラハラ……ジラッターによる嫌がらせ?」

「お偉いさんがさ、本人アカウントを開設すると、その部下は全員フォローしろよみたいな風潮があるみたいなんだよな。で、発言にはとにかく『いいね』しろっていう」


 なーんも呟いてないのにやけにフォロワーがいるアカウントがあるなと思ったら、そういう仕組みらしい。鍵付き匿名アカウントが愚痴ってた。


「ああ……しかし、仕方ないのではありませんか? 付き合いというものもあるでしょう」

「いいや、これはハラスメントだね。職場で絡みがあるからって、ジラッターでまで絡む必要はない。グループチャットの機能は用意してるんだから、業務上の必要があるならそれでやればいいんだ。ジラッターってのは、もっと自由でいいんだよ」


 だが、現実にはそうなってない。お偉いさんが何かつぶやけば必ず部下からいいねが飛んでくる状況だ。うーん、フォローやいいねの強制は健全じゃないよなあ。とはいえ、するなよ、って言ったところで……。


「ヤスキチは難しいことばかり考えておるの~」

「くだらないことばっかりつぶやいていたいよ」


 ジーラが眉を寄せて言うが、別に難しいことばかり考えてるわけじゃない。


「ようやく、関連サービスをリリースして、見慣れたTwitterに近づいてきた」


 何かTwitterと違う、と感じていた違和感の正体。


 それは──Twitterがインターネットの一部であった、ということだ。


 そう。ここにTwitterだけ作ってもダメだったんだよ。俺はTwitterに集うインターネットを見るのが楽しかったんだ。


 それに気づいて、こうやってサービスを増やして……やっと書き込み内容もそれっぽくなってきたよな? そう思うだろフォロワー?


「あとはもっとユーザーが増えて混沌としていくのをのんびり眺めていたいよ……ていうか、ユーザー数かなり増えてるけど、本当にジーラは大丈夫なのか?」

「なんじゃ~、ヤスキチ、わしの心配か? 安心せい! データ量の増加は感じておるが、負荷などこれっぽっちもかかっておらぬぞ!」


 同時接続数が増えても処理能力が一切変わらないか。謎だな、情報魔法。


「なんじゃ、元気をだせ! ほれほれ、今急上昇中のツイートじゃぞ」


 ジーラはツイートを表示してくる。うーん、トレンド機能そろそろ一般に解放しようかな……っと、これは。


「メシテロか」


 @レストラン『波風』公式

 川魚も遡上の真っ最中、脂の乗った旬の季節です。波風の料理人が腕を振るいます。ぜひ一度ご来店ください。 #食事処 #川魚 #料亭 #波風

 [画像:バターと香草でソテーされた川魚]

  |

  @ローズちゃん

  うわあああああ美味そう!

  |

  @流れ星

  一度は食べに行きたい

  |

  @咎人

  ほう、これは素晴らしい


「テロ……料理による政権への脅迫でありますか?」

「いやそこまで大したことじゃなくてさ。食べられる状況にない人に、突然うまそうな料理の画像を見せることだよ。こんなの見せられたら腹が減って大変だろう?」

「なるほど。確かに食欲を誘う画像であります。この店舗は貴族向けの高級レストランですので、庶民にとっては逆に目の毒。確かにメシテロでありますなあ」


 そんな高級店なのか。公式サイトあるな……おお、確かにメニューのお値段高いわ。


「いやー、俺に実体があったらヤバかったな。身体的欲求がないからメシテロは効かないぜ」

「自分も今食事してなかったら、苦しかったかもしれませんね」

「はっはっは、首の皮が繋がったな! ──まあ」


 うん。


「どんな味かなって興味はあるから、ノーダメージってわけじゃないな……」


 だってさあ、トワってなんだかんだお姫様じゃん? マツニオンにいたころは粗食って感じだったけど、今パーティで出てる食事とか、めっちゃ美味そうだもん。意識して目をそらしてるから耐えてるけどさ……。


「ヤス殿も味わえたらいいのですが。この貝のスープも、ぜひ味わってほしかったのであります」

「ははは……鼻も口も舌も顎も実体がないからなあ……ん?」


 ……なんかおかしくないか?


「……実体がない、んだよな、俺って」

「はい? そうでありますね」

「いや、おかしいだろう」


 冷静に考えてみるとおかしい。


「物が見えるっていうのは、物が反射した光が目に飛び込んできてそれを知覚しているからだし、音が聞こえるっていうのは、空気の振動が鼓膜に伝わっているからだ。なのに、俺は見えてるし聞こえてるぞ……?」


 意味が分からない。トワに魔法で維持されている存在だ、というならトワの視界を共有するのは理屈として分かるが、どうやらそうじゃないらしいし、トワが見ていないものも見えている。この謎は──


「ジーラ」


 ──尋常でない情報魔法の使い手なら分かるだろうか。


「なんでなのか、わかるか?」

「それはわしもヤスキチも、魂がここにあるのじゃから当然じゃろ?」


 ジーラは何でもないかのように言う。


「魂が情報魔法を使い、こうして体という殻を作っておるのじゃ。そして情報魔法で周囲の情報を得て、再現しているわけじゃな。何も難しいことじゃないじゃろ?」


 難しいが? えーっと……つまり、視覚や聴覚は、情報魔法で再現可能ってこと?


 そういえばトワが情報魔法で視力の補正をしてたな。あれは高度な魔法らしい……つまり、実は魔力量や技術の問題であって……実は目をつぶっていても周りを見ることが理論的には可能なのか?


「いや……いや、問題はそこじゃない」


 情報を得て、視覚や聴覚を再現することが、俺とジーラはできている。人々がジラッターを使って動画を見ているのだって、原理的には同じことじゃないか? ということは──


「……他の五感も、ジラッターに載せることができるんじゃね……?」


 よし、ケイス君、ちょっと来ようか?



 ◇ ◇ ◇



 @中通りの男

 暇さえあればジラッターを見てしまう


 @劇団『アッシュ一座』公式

 情報魔法を使った新しい演劇がここに! トワネットにより広範囲に映像が投影可能になり生まれた新演出がお楽しみいただけます。公演スケジュールは『アッシュ一座』公式サイトをご確認ください! #演劇 #アッシュ一座

 [サイトへのリンク]

 [動画:情報魔法で映像を投影し、舞台を派手に演出した劇の一場面]

  |

  @羽冠

  すごい、夢みたいな舞台


 @川渡しのジョン

 客待ちの時間にジラッター。いい時代になったもんだ

  |

  @おてて痛いマン

  分かります。硬貨に文字を書くのも苦じゃなくなりました。ジラッターしてれば眠くならないですし。まあ腕は痛いんですが


 @ノース

 これって幻惑石使ってんの……? 大丈夫……? 


 @洗濯屋ホワイト公式

 ジラッター始めました。当店は汚れ落としに自信あります。ぜひご利用を #はじめてのツイート #洗濯屋

  |

  @クルス

  プリントTシャツって洗濯できますか? かわいい柄なので落としたくなくって

   |

   @洗濯屋ホワイト公式

   特殊なインクが使われているので、ご家庭でも洗濯できますよ。ですが当店にお任せいただければ、よりよい仕上がりをお約束します!


 @おてて痛いマン

 トワちゃん、本当にすごいもの作ったなあ……


 @刻み海苔

 最近は若い者に仕事を譲っていたが、手が足りないからと引っ張り出されれば、トワネットの基地局か……測量の仕事もまだまだ増えそうだの


 @咎人

 ニイン辺りでいい飯屋を探してます #トゥド #ニイン #飯屋

  |

  @アビー

  ニインの方だと麺屋の満月亭が好きです

   |

   @咎人

   行ってみます。呼び込みよりジラッターの方が信頼できる

    |

    @アビー

    うっ、プレッシャー。ちょっとクセがあるから……口に合わなかったらすみません


 @ジモーノの俊足

 地元に帰りたくない。早くジモーノにもジラッターを


 @傘職人一年目

 例の動画また見てるけど、新領主様強すぎる。あれで顔もいいとか反則じゃない?

  |

  @三番目

  しかも一騎討ちとか、物語かって話。むしろもう物語になってるし


 @猫三匹の母

 プリントTシャツ注文したけど本当に届くのかしら?


 @ジーラちゃんファン七号

 強盗にあったんだけど、トワネットのおかげで助かったよ~。どこからでも詰所に連絡できるとか、本当に安心できる! これが以前ならこうはいかないよね

  |

  @アサガオアプレンティス

  大丈夫でしたか? 怪我などされてませんか?

   |

   @ジーラちゃんファン七号

   お財布をとられて逃げられただけなので、大丈夫です! お財布もちゃんと戻ってきました!


 @アルフォンソ

 ジラッターも驚異的なものだが、時計機能の方が某にはありがたいな。アラームも細かく設定できて、教会の鐘を基準にしなくてもいいのが助かる。 #ジラアラーム


 @石の下の虫

 地震だ

  |

  @泥足

  書いてる場合か

   |

   @石の下の虫

   大したことなかったし。最近多いよね


 @中通りの男

 揺れました?


 @ミルクパン

 帳簿をつけても手が痛くないし勝手に計算してくれるし本当に保存されてる。仕事が早く終わって助かる。 #ジラシート


 @若様の仲良し

 若様の足にまめができました


 @アシュリー

 [動画:真っ暗な画面ですごい、すごい、と興奮し大声で叫ぶ]


 @ミカンの大木

 ジラッター用アイコン、ジラサイト用の絵など有償で描かせていただきます。 #ジラピク #仕事募集

 [画像:ほのぼのとした画風のサンプル、価格表]

  |

  @アサガオマスター

  アイコン画像を依頼したいです。支払いはどこまで行けば?

   |

   @ミカンの大木

   トナミナウの城下町ならどこでも対応できます。

    |

    @アサガオマスター

    マツニオンの方でしたか……ちょっと行けないです。すいません。

     |

     @ミカンの大木

     いえいえ。最初に書かなかった自分が悪いですね。ジラッターは現実の距離を忘れてしまう……


 @麦刈名人

 都会には面白そうなことがいっぱいあるんだなあ……


 @お堀のサラサ

 トゥド城のお堀で泳いでる、ハナオビゴイです #ハナオビゴイ

 [画像:水面に花のように広がる尾を浮かべながら泳ぐ鯉のような魚]

  |

  @ミルフィ

  きれい、かわいい

  |

  @ダナ

  成体はきれいなんだよなあ


 @咎人

 この感動を伝えたい

 [画像:空っぽの皿]

  |

  @中通りの男

  何も伝わらないです……

明日も更新します。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 視覚聴覚以外も……? 味覚は……ある意味メシテロがテロたり得なくなる……? 嗅覚は……場の雰囲気がとんでもなく伝わりやすい……? 逆にこちらが別のテロになりそう。 触覚は……情報魔法内で抱…
[一言] ジラバーチャルラウンジは無料!はまだですか?
感想一覧
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