登場人物一覧(追記あり)
備忘録として。名前と色を確認するために造りました。
*()はカサンドラの心のあだ名*
カサンドラ・グランシア(橋本 真梨香)
享年22歳。現在 (カサンドラ)17歳。現代に生きていた元ホテルのサービス。
固有スキル・怪力。髪は薄赤、瞳は空色。特技はヘルト仕込みの護身術とどこでも寝ること。パラメータ画面を呼び出してラヴィたちを呼びだすことが可能。今いる場所は半分ゲーム、半分異世界の気分。大体の物事は力押しでどうにかなると本気で思っていて、考えるのが苦手。
ヴィヴィアン・ブラウナー(崎本 結奈 ・ 茶髪赤目)
現在16歳。現代ではヘヴンス・ゲートのハードユーザー。
固有スキル・浄化。アロンダイト神殿の巫女(聖女)、髪は茶色、瞳は緋色。今いる場所を、完全にゲームの世界と認識しており、大胆な手を使うことをいとわない。
元は真梨香と同じ世界からの来訪者で、学生だったらしい。
ヘルト・グランシア(お兄様)
23歳。
ハルベルン王国騎士団・第二師団副団長。髪は藍色に黒い瞳。
性格 面倒見がよくて、真面目。血のつながりはないが、カサンドラの兄(グランシア家養子)だが、グランシア家は継がないと決めている(父しか知らない)。
ノエルとは仕事の付き合いで知り合い、以後仲が良い。ユリウスと良くも悪くも相性がいい。父からもらった懐中時計を大切にしている。重度のワーカ・ホリック。
ノエル・シュヴァル(紫男)
21歳。
ギルト・シュヴァル(弱きものの盾)の棟梁、髪瞳共に紫。
性格 女性の友達(自称)が多く、クレバーな性格。瞳を見つめれれば、心の声が聞こえるが、カサンドラの心は読めないらしい。フェイリーに懐かれており、クレインの師匠。最近はカサンドラのダンスの先生。趣味が実は料理。
ユリウス・フォスターチ(橙色司祭)
19歳。
アロンダイト神殿司祭(元)。現在は騎士団に所属を変更した。名門フォスターチ家の四男。髪は橙色に、瞳は緑。
性格 おっとり(フェイク)、決断力や判断力に優れる(打算的で賢い)。実は戦闘能力が高い。カサンドラに婚約を持ちかけ、まんまと二年間の契約婚約まで持っていった。欲にまみれた人間を見ると異形の被り物をしているように見える。女神神話に懐疑的。
毒薬や薬に詳しく、知識として理解が深い。
バルク・ベルヴォン(緑髪職人)
17歳。
マダム・ベルヴォンの弟子兼助手。髪は緑、瞳は水色。
性格 やや利己的、喧嘩に弱く、運動音痴。基本的に草食系男子。最近はデザイナーの仕事と真剣に向き合うようになってきた。カサンドラが少し苦手。
レアルド・ルべリアム・ハルベルン(赤髪王子)
18歳。
ハルベルン帝国皇太子。髪は赤、瞳は朱色。
性格 苛烈、強気。正義感が強い。カサンドラのことを異常な程敵視していおり、それはヘルトにも波及している。幼少の頃とある事故が原因で兄を死なせてしまった経緯がある。
レイヴン・クロム(青髪騎士)
18歳。
ハルベルン聖騎士団所属。髪は青、瞳はアイスブルー。
性格 生真面目で、固く融通が利かない。カシルとはよき友人であり、相談相手である。基本的に誰かを非難したり、悪口を言うのを嫌う傾向があるはずだが。盲目的に女神神話を崇拝しており、ヴィヴィアンに対しても同様の敬意を払っている。
カシル・フラムベルグ(お坊ちゃま)
15歳。
高名な伯爵家の嫡男。髪は黄色、瞳は紺色。
性格 計算高く計画魔。チェスが得意。少し妄想癖があり、レイヴンとは幼馴染。再三カサンドラに求婚を申し込むが、断れ続けている。ゲーム脳。
ヘヴンス・ゲートの登場人物
ラヴィ(うさぎ)
白い髪、赤い瞳のウサギの帽子に白の燕尾服のサポート・システム。
年齢不詳、出自不明。現実世界ではウサギの姿になる。魔法が使えるが、あまり使うことを好まない。アードラに対して劣等感と嫉妬が入り混じった複雑な感情を持っている。
マッド・ハッター(帽子屋)改めアードラ
黒い髪、紺碧の瞳(帽子屋時は瞳が赤かった)。元バックアップ・システム。
年齢不詳。出自不明。元もと名をもなたない存在だったが、カサンドラに名前をもらって以来は能力と外見もやや変化し、瞳の色が赤から紺碧に変わった。
カサンドラをご主人様と慕う自称ペット兼使い魔。
大いなる意志
カサンドラ(真梨香)をこちらの世界に招いた存在。
全ての根源であり、全ての情報を握っている。詳細は現在不明。
片眼鏡の紳士 (ファルケン・ビショップ)
自らの影から魔物を出現させることが出来る、謎の存在。
自らを「バグを修正するアップデータシステム」と名乗り、カサンドラを襲う。ヴィヴィアンの力を使って影を操ったり、影糸で人を操作できる力を持っている。
*
その他の人物たち
マダム・ベルヴォン
大人気ドレスデザイナー。ベルヴォン商会のオーナー。美しい女性が好きな、プライドの高い職人。実は印税で結構儲かっている。
メイド・ギネリー
ヴィヴィアンの専属の年配侍女。彼女を娘のように面倒を見ている。
夜空の色の瞳のヴィヴィアン
詳細不明、『今の世界』と『前の世界』という言い方をする、夢の中で出会った不思議な少女。過去愛する人を失ったらしい。真梨香をいつも見守っている。
ヒューベルト・ルベリアム・アスク・ハルベルン
享年?
レアルドの実の兄。不幸な事故で命を落としたハルベルン第一王子。
フィサーリ・エイリアス
エイリアス王家の最後の一人。公式にはわずかな記録しか残っていない。
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グランシア公爵家
ハルベルンにおいて、ファスターチと共に力を持つ公爵家。特に武門のおいて強力な知識と経験を持つので、王国騎士団の統括を担っている。
クレイン・グランシア
11歳。金髪に青い瞳。
カサンドラとは異母兄弟、ヘルトとは異父兄弟。家族が全員仲良くお茶会をするのが夢。
フェイリー・グランシア
9歳、赤い髪に青い瞳。
クレインの妹(両親が同じ)、母の言いつけをしっかり守っている。やや食いしん坊。最近の夢はノエルとデートに行くこと。
グランシア公爵
カサンドラの実父にあたるが、年頃の娘とどう接したらいいのかわからない。妻のタリアの顔色を窺っているので、それ以外はおざなりになりがち。元妻似のカサンドラの幸せを求めすぎて、時々強硬手段を取ることもあるが、うまくいかない。
タリア公爵夫人
ヘルトの実母、元劇団のエトワール。グランシア公爵と大恋愛の末、婦人の座に収まる、カサンドラが公爵の亡き妻に酷似しているため、敵愾心を抱いている。
が、基本的には真っすぐで、面倒見がよい。
メイドのアリー
カサンドラの専属侍女。歴は長く、二人は仲が良い。
ノリも良いしっかり者だが、やや落ち着きがないところがある。カサンドラを輝かせることに一生懸命になる。休日にはメイドサロンに通い、他家の様々な情報に精通している。
メイド長のアデイラ
専属侍女長。歴も長く、幼いころからカサンドラの世話をしている。
はっきりものを言いい、グランシアに努めることに誇りを持っている。
執事長トーマス
執事。グランシアの家族をとても大事にしていて、空気を読んで仕事もできるベテラン。
*
フォスターチ公爵家
グランシアと並んで名高い、ハルベルン帝国において公爵の身分を持つ家紋。
女神神殿に強力なコネクションを持つ(出資者の一門)。また、昔から歴史が古く、毒薬や薬物に精通しており、暗殺術にたけている。
リカルド・フォスターチ
29歳。
フォスターチ家の後継で、妻子持ち。次男シグマとの中が劣悪に悪く、互いの足を引っ張り合う。ユリウスにはヤギの頭の悪魔に見えるらしい。
シグマ・フォスターチ
25歳。
フォスターチ家次男。リカルド程知恵に優れておらず、ユリウスよりも武も乏しい。強い劣等感を抱えており、力でなんでも解決しようとしたため、失脚する。
リオン・フォスターチ
享年?
とても優秀でできた人物だったが、病気により他界。ユリウスと仲が良かった。
カサンドラと交流があったらしい。
ゲオルギウス・フォスターチ
現公爵。常に黒い服を着用し、公式の場にはあまり出ない。
亡き妻を大事に思っており、彼女の骨を砕いたものを、ペンダントにして持ち歩いている。ユリウスを買っているが、あまり表情に出さない。
執事のアラン
ユリウス専属侍従長兼街にある邸の統括執事。
まだ若く、経験が浅いが、本家に努める執事長にしっかりと仕事をたたきこまれたので有能。とはいえ、感情の起伏がわかりやすく、感動しい。猫が好き。
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用語について
来訪者
外部からやってきた、力を持つ者の総称。
エイリアス王家
元々ハルベルンにあった王族の一つ。女神神殿に強い影響力を持っていたが、『毒公爵ファルケン』によって滅亡してしまった。
血の清算
ハルベルンには王家が二つ存在していたが、およそ10数年前、ひとりの王族の暗殺事件をきっかけに両家が争う形となる。結果、エイリアス王家はとある目的の為にファルケンによって滅亡させられた。それを受けてルベリアムの後継者が皇帝と名乗り出たという経緯がある、
女神アロンダイト
創生の神話の女神。元は戦いと愛の女神。
その為、右手には剣を、左手には天秤を持ち歩いている。昔は目に白い布はかぶされていなかったが、ある時期から『物理の瞳よりも、正しきものを見極めるために』その瞳は布で隠されてしまった。