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お嫁募集と叫だアイツはヤバいヤツ  作者: ウドン9191
6/7

我入浴



 二人泡塗れに・・・・・

勿論体も顔さえ泡で隠れている・・・

「じゃあ洗い流すぞ」

「いいよー」


 水でシャミナを頭から優しく・・・・・


 シャミナの金の髪が・・・・

俺を真っすぐ頬染め見つめ・・・・・


 表情は緩み輝く笑みを・・・・

体はタオル衣装・・・・


 足まで洗い流し・・・・


「ハフゥー」

「もうほぐれすぎだよ♪」


 「今度は僕が」

ザバ-ンと俺は洗い流される・・・・


 俺はびくともしないがな・・・・

「風呂はもう良いと」

「うんうん♪」

「食事しよう」


 「分かった」


 俺はシャミナの肩を抱き・・・・

「もう待ちきれない?」

「どうだろうな?」


 シャミナは笑い・・・

「僕は待ちきれないよ♪」

 

 脱衣所で着替え・・・・

俺達は温泉浴衣姿に・・・・・・


 シャミナは素足で廊下を歩く・・・・

スリッパは苦手だそうだ・・・

「さて次は?」

「和寝室で食事で」

「寝ると」

「そうだ」


 俺は再びシャミナの肩を抱き・・・・

温泉旅館を模した・・・・


 休憩施設を二人歩いていく・・・・


 布団が敷かれた部屋の隣で・・・・

台に用意された食事を食べる・・・



 シャミラは箸を持ち・・・

悪戦苦闘後バキッと箸を折る・・・・

「箸が・・・・」

知識は万能城から来るが・・・・


 受けられても使えるかは別問題・・・・・

「何時もの食べ方で食べれば?」

「良いの?」

「引かない?」

「些細な事は気にしない」

「言ったろ」


 俺は笑い・・・・

「ワーイ」

とシャミナは手づかみで食べていく・・・・


 「海鮮料理美味しい♪」

ばりばりと骨もお構いなしに豪快に・・・・・


 シャミナは威勢よく・・・

食べつくしお代わりを何度もする・・・・


 食べ終わりの綺麗な器が消え・・・

瞬時に置かれる・・・・


 俺も食べ切りシャミナは倒れている・・・・

俺はシャミナの脇に立つ・・・・

「き・・んた」

「信頼しろ」


 シャミナをお姫様抱っこし・・・・

「無理か?」


 眠らせて・・・・

その間に・・・・


 シャミナはふにゃと笑い

「り・ゆうは?」

「治療だ」

「・・・・なおる・・・」

「キン・・タと」

「と・・むにいきら・・・れる」

「ああ」

「ただつらいぞ」

「それを・・だまって」

「ああそれは」

「いいよ・・・」

「しんじる・・・・」

「だから・・」


 シャミナは目を閉じ・・・

「おやすみのキス・・」


 俺は口づけと・・・

「また明日」

「シャミラ」


 シャミラは安心して寝ている・・・・

「オヤジと一緒か・・・・」


 俺は都合の良い・・・・

「いやだからなんだ!」


 俺の想いは本物だ!!!!




 


お読み頂き有難う御座います。

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