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お嫁募集と叫だアイツはヤバいヤツ  作者: ウドン9191
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嫁さんゲット?


 金髪が風に靡く・・・・

キラキラと輝き・・・・


 青い瞳が美しい・・・・

見目麗しい美女は・・・・


 艶やかなドレス姿・・・・

動きやすさ重視か肌面積が多い・・・・

「メロウ国女王」

「シャミラ・メロウ」

「ご機嫌如何かな」


 俺は前に立ち笑う・・・・

「攻められ」

「ボコられ」

「此の男何がイイタイノー」


 シャミラは頭を抱え悩む・・・・

既に一戦交えた後だ・・・・


 負けた当初は僕は良いから皆をだのと・・・

「君達の救援に来たと言ってるだろう」

「うーうー」

「イキナリ現れるから」

「僕悪くないもん」

「イキナリ攻撃してきたシャミラが悪いと」


 今はどちらが悪いでもめている・・・・


 とぼけた風体の男が・・・

くたびれた服に外套・・・


 「シャミラ様ー」

「状況は」


 「此れでいいか?」


 俺は映像を複数虚空に出す・・・・

「信用しますよキンタの旦那」

「ああ対価はいずれ頂くがな」

「あははお安くしてくださいねー」


 シャミラが・・・

「対価って」

「後で伝える」

「ハァーゴメンね皆」


 シャミラは映像を見つつ・・・・

「やっぱり悪いのは」

「譲らんぞ」


 戦いはメロウ国が優勢・・・・

俺が攻め込んだと・・・・


 士気を高め全軍突撃・・・・

騎馬突撃を防がれ・・・・

 

 逆に歩兵を・・・・

アミラ・メロウ率いる機動部隊<重奏快走>にズタズタに切り裂かれ・・・

 

 騎馬を主体に魔獣、亜人等・・・・

地上を素早く駆けられる者達で編成され・・・・


 赤い具足の<重奏快走>・・・

率いるアミラ・・・・


 小柄な身体・・・・

白い肌金の髪はツインテール・・・・


 赤いマント白いバトルドレス・・・

黒いスパッツにブーツ・・・・


 顔に笑みを浮かべキラキラと汗を輝かせ・・・

黒い二本角・・・・


 今狼の背に飛び乗り・・・・

騎馬に向かう・・・


 緑の瞳が凛々しく輝く・・・

「無視かー」

シャミラの声が・・・・


 俺は其れを能力で見つめる・・・・

言いながらもシャミナも吸い込まれるように見つめている・・

「良い所だからな」

「アミラ輝いてる」

「赤い重旗手」

「赤い重指揮者」

「赤い壊重走者」

「うわファンなの」


 引き気味にシャミナは・・・・

あホントに離れてた・・・・


 狼はアミラの能力で文様を輝かせ・・・・

重奏快走の先頭に躍り出る・・・


 アミラは飛び降り・・・・


 手に槍を呼び出し・・・

地に差し・・・・


 槍は大きく伸び旗と成る・・・・


 赤い旗金の炎牛・・・・

「<炎護縁翔>」


 旗から赤い文様が地に走る・・・・

「皆ー僕と一緒に!」

「「「ディライトチャージ!!!」」」


 豪叫と共に赤い文様が重奏快走に宿る・・・・


 赤く燃え盛り喜び潰走を送る群れ・・・・


 其れを見つめる・・・・

白盾・・・・・


 金の髪は肩まで・・・

可愛い青い二角帽子・・・・


 白と青の可愛いバトルドレス・・・・

顔も可愛い・・・


 ただ今は凛々しく引き締まり・・・

青い瞳は精悍な輝きを・・・・


 忍部隊<無明明快>を率いる・・・・

メイ・メノウは囁くように・・・・


 「網捨て」

「「「ハッ」」」

答える軍服・・・・

白い輝く障壁に棘が生じ・・・・・


 騎馬部隊を突き刺しく足止めする・・・・

「各自適当後退」

「イエスマイマスター」


 素早く走り出す・・・・

メイはただ立ち・・・・


 もう終わったとばかりにフニャンと・・・・


 轟音が迫る場所であくびである・・・


 轟音は重奏快走が奏でたる音・・・・

先頭はアミラ・・・・


 手には赤き槍が握られ・・・・

笑みを浮かべ走る・・


 その笑みは輝き・・・・

見ている俺は熱くする・・・・・


 「<疾風乱撃>」

槍を振り回し槍は赤い閃光となる・・・・


 ぐんと速度上げ敵陣に・・・・

アミラだけで騎馬部隊の殲滅は可能か?


 そう思うほどに鮮やかに騎馬部隊を・・・・

アミラは一走で仕留めた・・・・


 頭を失い・・・・・

そして気勢を切り落とされ・・・・・・


 「「「あははははは」」」

赤い群れに押しつぶされる・・・・・

 

 残りの連合は逃げようと・・・・


 「<ワンレイン>」

シャミラは黒い羽を輝かせ・・・・


 赤い弓から矢を一瞬で大量に撃ちだす・・・

「あれ」


 ふらつくシャミラを支える・・・・

「あははは」

「俺と戦ってさらに全力いや死力か」

「見事だ!」

「国の仲間の為」

「そう・・・・僕偉い?」

「勿論だ」


 俺が作り出した終末より酷いかも・・・・

全ての矢が更に分裂着弾炸裂爆発・・・・


 「ふうーやれやれ」

「誰に気にして欲しくてやったかわかるかい」

「ゴールデンボーイ」


 俺にだけ聞こえる様に・・・

とぼけた男が伝える・・・・


 「分かった」

「え?」

「おい良いのかシャミナ居なくて?」

「ああ何とかするさ」


 俺はシャミナをお姫様抱っこし・・・・

「万能嬢運べ」


 

お読み頂き有難う御座います。

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